世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

日常の欠片

2013年11月20日 | Weblog
今日も恙無く終わった。



今日のお昼も会社に隣接する公園へ。
紅葉が見頃。













吉熊もご満悦。







桜の時期、はらはらと舞う花弁も良いが、澄んだ空気の中でカサカサと音を立てながら舞う葉っぱも風情があっていい。
リフレッシュ。


夕方、社長に「あの表を出してください」と言われた。
あの表とは、彼が入社して私の部長になったときに一度だけ見せたことがあるものだ。
作った私本人ですらその存在は忘れていた。

あの表…組織表の英語版である。ここ数年の組織改変にも対応していない。
直すように指示を受けたので、直す。
てか、よく覚えているよな。
彼の脳みそってどうなってるんだろうか。


定時までエクセルの表の枠ずらしをする。正直、楽しい。超集中。
楽しい気持ちのまま、給湯室に行くと先日の熱海旅行で一緒だった叶姐さんに遭遇。
思わず思い出話に花が咲く。
「また行きましょう」という話に漂着。本当、楽しい旅だった。




数年後、2013年11月20日のこと思い出せと言われてもきっと私は思い出せないだろう。
社長のように記憶力もないので、きっと忘れてしまう。

公園の紅葉を見たことも、同僚と笑ったことも、英語版組織表のことも。
忘れてしまってもどうってことない些事だが、どんな一瞬でも私の人生の一部分だ。
こうしてブログに書き留めて、あとで、こんなことあったなあと思い出し、そして次の瞬間からその思い出から学んだことを生かせればと思う。


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それが大事

2013年11月19日 | Weblog
朝から人身事故に巻き込まれる。今年は人身事故に遭遇する回数が多いのは気のせいだろうか。
LINEで吉熊上司に連絡しようとしたが、間違えてカメラ電話のボタンを押してしまった!
呼び出し音のあと、画面いっぱいに広がる吉熊上司のお顔。
「…もしもし???」
端に彼が見ているだろう私の顔が。
騒がしいホームでスマホ越しに見つめあってしまった。

LINEと言えば、先日、他部署の女子あかねちゃんからブラウンのマスコットをもらった。
クマ好きの私に、と。かわいいなあ、ブラウン。
「ようこそ、我が家へ」






最近、勉強が捗らない。
後輩男子ししゃも君は既に中小企業診断士の資格を持っている。最近は簿記検定2級の勉強をしているそうだ。…独学で。
そういえば始業前も昼休みも節電で暗いフロアの中、彼はひたすら勉強をしている。ちょっとした二宮金次郎!?そのうち薪でも背負って出社しそうである。どっかの小学校の片隅で銅像になってっかも。

そんな彼に、上記の悩みを打ち明けてみた。
彼は
「なかなか働きながらですと大変ですよね」
と困ったように笑っていた。まあ8歳も年上の私から問われたのだから困惑しても当然である。


秘書検定1級の受験前、一度だけ、心療内科医クマ医師に弱音を吐いたことがある。
仕事、家事(掃除、洗濯など)をして時間的にも体力的にも限界なんですが…と。
別に秘書検定1級は、誰から強制されたわけじゃなく、自分で受けようと思ってチャレンジした。
だから「じゃあ来年また受ければ良いじゃないですか」とクマ医師が言ったら私はもしかしたら逃げていたかもしれない。
しかし、クマ医師は「う~ん。そうですよね。じゃあ、僅かな時間に集中して勉強しましょう」と、ドSな発言をし、私を奮い立たせたのである。7年間の付き合いがなせる技。


もう一つ、自分を奮い立たせてくれたのは歌。
受験前や検定前によく聴くのが「それが大事」。思えば中学三年生の受験の時からこの歌にはお世話になっている。

それが大事~完全版~ / 大事MANブラザーズオーケストラ




中学二年生のとき。
友達C子ちゃんがこのCDを貸してくれた。
Cちゃんは11年前、ちょうどこの時期にガンで他界した。
最後に会ったのはたしか同窓会のとき。笑顔で「またね」と言っていた。その後、会うこともなく彼女は天国へと旅立ってしまった。葬式のあと、母とお線香をあげに行った。

この歌は自分を奮い立たせると同時に、聴いていると、C子ちゃんが2013年のこの世で出来なかったことを私にはできるチャンスがあるんだから頑張ろうと思う。いつも思う。

弱音を吐いたり逃げ出したくなる時もあるけど、やはり生きているって素晴らしいことに違いない。


「負けないこと 投げ出さないこと 逃げ出さないこと 信じ抜くこと 駄目になりそうな時 それが一番」
「負けないこと 投げ出さないこと 逃げ出さないこと 信じ抜くこと 涙見せてもいいよ それを忘れなければ」

さあ頑張ろう。

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傷跡

2013年11月19日 | Weblog
あの忌まわしき怪我から一年が経過した。


2012年11月17日 プチツイていない現象の果て






傷跡はこの通り。
だいぶ目立たなくなっている。
しかし、たくさん歩いたり冷えたりすると少しだけ痛む。


会社の階段で転倒。
応急手当をしてくれた後輩女子Y子ちゃん。
急患を受け入れてくれる病院を探してくれた後輩女子Cちゃん。
車で病院まで連れていってくれた吉熊上司。

抜糸後に見たときはショックだったが、これは、みんなの優しさが詰まった傷跡でもある。


これからの人生。
この傷と共に私は生きる。

大丈夫。
これ以上の深い傷を私は心に負ってきたけど、今、ほとんど癒えたもの。

会社の石造りの階段にはまだ私の血痕が残っていて、見る度に手すりを触っての階段の昇り降りを心掛けている。


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プチ師走 ~光の速さで明日へ ダッシュさ~

2013年11月18日 | Weblog
疲れていたので、今朝起きられるか心配だったのだが、超目覚めが良かった。温泉効果だろうか。

出勤後。
一昨日、昨日を熱海旅行で一緒に過ごし、すっぴんや裸や心の内面を晒し、そして秘宝館であんなモノやこんなモノを共に見た叶姐さんや圭子ちゃんと顔を合せるのが…嬉しくもあり恥ずかしもある、そんな朝だった。

深夜の語らいでの叶姐さんの話。

昔、経理に居たイタサカさんという女子がいた。
私が覚えている限りでは、ちょっと天然な子である。
ある日、外線電話に出たイタサカ。
「株式会社イタサカです!」
と元気いっぱい自分の名前を言い放ったそうだ。
いつの間に会社、乗っ取ったの?

そんなことを思い出して笑いを堪えるのに必死な午前中。


吉熊上司に熱海旅行のあれこれを報告。
旅行中、彼が「ホテルの近くに胡麻饅頭のお店があるよ」とLINEで教えてくれたので、買ってきた!
源楽の胡麻饅頭。
見た目はグロだけど、上品な甘さが口内に広がる。香ばしい胡麻の風味も豊かだ。

店内で試食として一人1個配布される。美味しかったので皆さんへのお土産に即決。



今日は仕事が捗った。
10月分の販売管理費の経費分析。
稟議書を見たり、各部に電話をして「これは来期の予算に盛り込むべきか」などを考える。
残業をしたが、苦手な運賃搬送費と修繕費だけ終えることができなかった。

合間を縫って、店に制服の件で電話をし、お偉いさん達に書類を渡す。
月曜日から大忙しだった。


昼休み。
会社隣の公園へ。
銀杏の木が、黄色の大きな物体と化し、青空の下で冴え冴えと黄金に輝いていた。
こういうのを見ると心が躍る。




気付けば、11月も半ばを過ぎている。
年の瀬を迎える前に、やる事いっぱい。
当社は12月、公休が激減する。ちょっとした女工哀史っつーか蟹工船…。
ブログがプロレタリア文学になっちゃったらどうしよう。
吉熊が「おい、地獄さ行ぐんだで!」と耳元で囁いてしまうかも。



やるべき事は前倒しでやらないといけない。
忘年会の幹事とか年賀状の作成とか。

既に気分はプチ師走。

光の速さで明日へ ダッシュさ~♪


宇宙刑事ギャバン - 串田アキラ.mpg







熱海旅行~潮騒のメモリー~1

2013年11月17日 | Weblog
11/16(土)
同僚3人と熱海旅行へ。
上野からバスに乗って熱海へGO!

8時半上野駅公園口の改札集合。
今年の夏に退職したI江姐さん発見!会うのは4ヶ月ぶり!!
続いて経理部…俺たちの叶姐さん、圭子ちゃん。

会った瞬間「うわ~~~~~」となる。テンションアゲアゲ。
そのままバスに乗る。
このバスに乗ってしまえばあとは伊東園グループが経営しているホテルに連れていってくれる。
素敵なシステムだ。
お客さんはご老人が多かった。


叶姐さんが、韓国風太巻きとビールを用意してくださった。おいち~。


久々にI江姐と話をする。
が、私…酔い止めが効き、1時間ほど熟睡。

サービスエリア2ヵ所に寄る。

昼、熱海に到着。
海だ~。


ホテルに荷物を預け、秘宝館へ。


ロープウェイ。


秘宝館…エロスの殿堂である。
「浦島太郎裏物語」とかね、ちょっとしたトラウマレヴェル(でも構成がしっかりしていた)。
ハイテク機器を駆使した一寸法師の話とか、どこがハイテクなのか小一時間問い詰めたくなる。
ホログラフを使ったナントカとかね、ホント、脱帽。


ノリノリの叶姐さん。
私と圭子ちゃんはやや前傾姿勢で見入る。
シャイでクールなI江姐さんは引き攣り笑い。

あまりにも我々がはしゃぐので、隣に居た殿方たちが引いていた。


秘宝館の上へ。
熱海城。
「シェ―」


ご機嫌な吉熊。


熱海の人は聞いていないのに地元を案内してくれる人が多い。昔から観光地だったからだろうか。
熱海城で休憩していたら、おじさんが
「泉ピン子ちゃんのマンションはあそこですよ」
と教えてくれた。


若干紅葉してる川沿いの木。


さてホテルへ。
我々が泊ったホテルは「ホテルニューフジヤ

浴衣に着替えてまったり。
経理部の実情を聴く。
そして温泉♪

普段一緒に仕事している人に裸を見られるのって恥ずかしいと思っていたのだが、もうね
「歩く秘宝館です~」
って露天風呂へ登場!!

うっへ~!!温泉、最高!!

マッサージ機。
マッサージ機も卓球もカラオケも全て無料。


本館へと続く廊下。
若干勾配がある。
転がっていく叶姐さんを皆で想像し、爆笑。


夕御飯。
それぞれの好みや性格が出ていて面白い。
私は好きなものを好きなだけ盛るタイプ。
飲み放題なのでサワーをごくごく飲んだ。


それから展望温泉にも入り、凍えながら洗髪。
夜風が気持ちいい。
ひゃっほ~。

夜は「三十代・四十代しゃべり場」
恋愛の事、仕事の事をマジ激白。
あとI江姐さんのこれからを語り倒す。


「亮子ちゃんの生き甲斐って?」
と叶姐さん。

仕事で、吉熊上司に「お!ありがとう」と言われること・・・と即答。

「亮子ちゃん、上司に恵まれてるもんね」
と言われた。



「じゃ寝ようか」と寝たのは0時。
暗くしても誰かが爆笑し、つられて爆笑。

「眠気さめちゃった」
「てか、寝屁したらごめん」
…爆笑。

こんなの高校時代以来だわ。






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熱海旅行~潮騒のメモリー~2

2013年11月17日 | Weblog
二日目。
7時50分起床。
よく寝た。

まずは朝風呂。
気持ちいい~!!!!!!!!

朝食。
ライチ大好物!!
「亮子ちゃん、盛り過ぎじゃね?」
と皆に爆笑された。
だって好きなんだもん。


1階のカラオケで。
個室ではなく、他の曲の前で歌うシステム。
幸い、私たちが行った時は貸切状態。
圭子ちゃんが東方神起、叶姐さんが中原めいこ「君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね。」を振付つきで熱唱。
その動きがモジモジくんみたくて爆笑。
モジモジさせながら広い所に歩いて熱唱する叶姐さん!
どこ行くのー!?

「君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね
 咲かせましょうか 果実大恋愛(フルーツ・スキャンダル)」


恥ずかしがり屋のI江姐さん。
「歌えないもん」
と、なかなか歌を入れない。

私は、
「これだったら歌えますでしょ?」
と言って、「潮騒のメモリー」を入れた。

私たちが大好きだったドラマ「あまちゃん」の劇中歌。


出だし…

私  「来てよ その火を 飛び越えて 砂に書いた…」
I江姐「アイ ミス ユー」




嗚呼、このドラマが放送開始された今年の春。
あの時、I江姐さんが退職することなんて思ってもみなかった。
夏にいきなり退職を決め、I江姐さんは会社を去った。

まさか、あまちゃんの最終回を離れ離れで観るだなんて想像していなかった。
そう思ったら胸がツンとした。

姉のようなI江姐さんと離れていた4ヶ月。私は寂しかったのだということを改めて自覚した。
ちょっち、涙をこらえながら「ジョニーに伝えて 千円返して~♪」



1時間ほど熱唱。


朝風呂2。
展望温泉から初島を眺めながらまったりんこ。


チェックアウトして温泉街を歩く。
お土産をゲット。
吉熊上司が教えてくださった源楽の胡麻饅頭。




貫一…I江さん
お宮…私
仕事中、よくこんなシチュエーションがありましたよね?



台湾料理「昇龍」で台湾ラーメンを堪能。
お値段480円。美味しい。



海を散歩。


I江姐さんと…あまちゃんのOPっぽくジャンプする当社の「潮騒のメモリーズ」



14時。
バスに乗り、熱海を出発。
寂しい。




鈴廣のかまぼこ店。
訪れたのは小学6年生以来。
レジの数が少なくてお客さんがたくさん並んでいた。
それを見たら買う気が失せた。時間がなかった。



海老名サービスエリアに寄り、トイレ休憩。
上野駅が近づくのが厭だった。
I江姐さんに聞いておきたいことがたくさんあるのに言葉が出ない。


18時、上野駅に到着。
皆と笑顔でバイバイ。
「また行きましょう!!」

一泊二日飲み放題食べ放題、上野駅からの往復で12,500円って安いよな。
いろいろ手配してくださった叶姐さん、GJ!!

明日からまた頑張ろう!!



朝から元気

2013年11月17日 | Weblog
朝風呂入って、ご飯食べて、カラオケ。
叶姐さん、朝からハッスル。

これから朝風呂2ラウンドめ!
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いい湯だな♪

2013年11月16日 | Weblog
飲み放題食べ放題、温泉三昧♪
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熱海なう

2013年11月16日 | Weblog
温泉最高!

いざ熱海へ!

2013年11月16日 | Weblog
行ってきます!
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今週も・・・

2013年11月15日 | Weblog
朝イチでお偉いさんたちに渡す書類があったので、他の建物に行った。
本社に戻るとき、会社に隣接している公園の紅葉が綺麗で見とれながら、ぼんやりと歩いていた。
背後に気配を感じ、振り返ったら社長が丁度私を追い抜くところだった。

うっわーーーー!

と雄叫びをあげてしまう私。

ちょービビった。っつーか、今、マジで素だったよ!
青空に映える黄金の銀杏を見上げながら、完全にイッてたから。

「驚かないでくださいよー、こういう可能性だってあるんですからね」
とエレガントに言いながら、彼は本社のドアを開けた。
こうやってレディーファーストが自然にできる殿方って珍しい。
仕事中なのに、マイワールドにイッててごめんなさい、社長。


夕方、吉熊上司と一緒に一階に行く。
今週のロビーの花は、「フォックスフェイス」というらしい(はな殿のコメントで知りました)。
きつねの顔に見えるこの黄色い実には毒がある。



そのことを吉熊上司に言うと、
「すりおろして嫌いなやつに飲ませようかな」
と嫌なことを企てているじゃないか。

大丈夫?私、盛られない?
来週あたり、火サスの殺害者にキャスティングされてない?

「クマクマ殺人事件。殺戮のロビーに狂い咲く狐の呪い!」とかそんなタイトルで。




残業後、ロビーでコートを着ているとき、経理部のまーすけ先輩と遭遇。
花瓶を指さして、
「この黄色い実、毒があるみたいですよ」
と言った。

「でも○○さん(私)はもっと強い毒じゃないと効かないような気がするなぁ。ふふふ…」
と、静かな毒舌を撒き散らし、にこやかに彼は去っていった。



…とまあ、今週も平和に過ぎた。


明日は女子旅で熱海に出没。
飲み放題食い放題、温泉三昧!
女だらけの紅葉狩り!ポロリもあるよ!

叶姐さんのLINEのメッセージ。
「みんなの持ち物はパンツだけ!
私はパンツと老眼鏡!」

キテるね、叶姐さん!

朝早いので、早めに寝るざます。

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工場、商品部、本社 女子会

2013年11月15日 | Weblog
工場、商品部女子で女子会!
すげー楽しかった!
平日なのにまさかの終電。
今日が金曜日ならばよかったのに。



会場は会社の近くの居酒屋。今年の決算発表の打ち上げで使った居酒屋である。
いつも混んでいて座れないのだが、今日はたまたま空いていたので吸い込まれるように5人組入店。
料理が美味しい。



商品部の女子まるちゃんとは初めて飲んだ。いつも挨拶だけを交わす仲だ。眼鏡をかけた大人しい子。
いつも商品部を訪れるときの私の様子と今日のヘラヘラしている私の姿のギャップに驚いていた。

もう一人の商品部女子はかわちゃん。こないだの合コンにも来ていた子。にこにこしていてカワユス。

工場チームはもう何度も飲んでいるくみちゃん。社長曰く杉田かおる似。

そして、もう一人の工場チームは、俺たちの大越姐さん!彼女は15歳で岩手から上京し、ホステスをやり、19歳で結婚して二十歳で出産し、離婚して…当社に入社。波乱万丈な人生を歩んできた。工場であの部品を作れるのは彼女しかいないらしい。師匠!!前回の合コンの時、吐いた私を介抱してくれた優しい人。


5人で仕事の話などで盛り上がった!
部署は違えど同じ会社の人間。楽しい!


大越姐さんが大切にしている猫ちゃんと吉熊の2ショット。



お料理もおいしかった。
馬刺し、そして鮫の軟骨と梅肉をあえた梅水晶が特にグ~。


ボイルした牡蠣も美味。


13時間煮込んだミートボールも味が染みていてほっぺたが落ちそうだった。



商品部の2名が去り、大越姐さんも去り、くみちゃんと二人きり。
くみちゃんは酔ってしまい、そのままテーブルにてダウン。
コンビニでウコンの力を買ってきて飲ませたが、ウンともスンとも言わぬ。
放置プレイ。


一人で飲んでいると、カウンター席のカップルに話しかけられた。
彼らは広島県出身らしい。
うわああああ!
私が大好きな広島県!!47都道府県で一番好きな県である。
憧憬の眼差しを彼らに向けてしまう。

特に尾道が大好きで、7回ほど尾道を一人旅している私。
もしも人生が二度あればそのうち一回は尾道で過ごす人生を歩んでみたいと思っている旨を力説。


「くやしいのう!くやしいのう!」
と、はだしのゲンの物真似をしたら爆笑された。
また、その隣で一人で飲んでいたオバサンも中に入って来て、なんだかカオス。超楽しかった!


酒処の人情っつー奴に酔いしれたところで、くみちゃん、お目覚め。おっは~。
すっかりリフレッシュできた♪

来月、店舗のスタッフを含め、三十人ぐらいで忘年会を開く予定。楽しみである。



書類を届けに来ました

2013年11月13日 | Weblog
午前中、仕事をしていると、前に座っている吉熊上司が
「くっくっく」
と笑うではないか?
ん?どした?鼻くそでも付いたまんまかもしくは鼻毛でも出したまんまだったかなー?と思って
「なんですか?」
と訊ねた。

どうやら私の目の下のクマが凄かったらしい。

そういえば昨日は心療内科で帰宅が遅くなり、寝たのが深夜2時だった。
昔はこんなんでクマなどできなかったのに。きっと歳のせいね。

でもなんか嬉しい。
クマという甘美な響きが…なんか、こうね、胸キュン。
KUMA。
嗚呼…。

「え~。そんな~。ふふふ」
と照れている私を吉熊上司はやや不思議そうに観ていた。


今日は10月の経費がまだ締まらなかったのでちょっち時間的に余裕があった。
エクセルで某書類の枠ずらしをした。

会長に渡すべき書類がリリースされたのは夕方。
社内のどこを探しても会長の気配は無し。
携帯電話に電話を掛けたら、奥様が出た。
会長は携帯を持たずにどっかに行ってしまったらしい。

暫くすると、私の内線電話機が鳴った。

「俺に電話を掛けたか?」

俺…俺俺詐欺?

てかその言いっぷり!!彼氏かYO!?

声とか息遣いとか紛れもなく会長なんだけど!


自宅の玄関先で待っているので書類を持ってきてほしいとのこと。
ダッシュで会長宅に向かうと、晩秋の冷たい空気が立ちこめた暗闇の中、トトロのようなシルエットが会長宅の玄関でひっそりと佇んでいるのが見えた。
夢だけど夢じゃなかった!

「忘れ物を届けに来ました」とは「となりのトトロ」のレビュータイトルだが、もうね、会長ったらリアルトトロの風貌で、忘れ物…じゃなくて書類を全身全霊で待ち構えているわけ。暗闇で。

つーか、彼はどこをうろついていたのだろう…謎。

森の巣?




定時前、見慣れた顔が社長と共に応接室に入っていった。
同期の子たち三人だ。
こっそり手を振りあった。
店長の彼女達は今日の新卒研修で講師をしていた。
来ていたのは知っていたが会えるとは思わなかったので嬉しい。

やっぱり同期って良い。
特に私たちの世代(2000年入社)は人数が少なくて有名だ。
こうして会えることはあまりないのでテンションが上がる。

同期たちに
「亮子ちゃんっていつも何やってんの?仕事とか」
と訊かれる。

上記のような仕事を彼女達にどう説明したらよいのだろうか。
一言では言えない。
バルス。



明日は経費が締まる予定。
終わったら工場の女子たちと女子会♪

…その前にクマをなくさなければ。
今日は早く寝よう。



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できれば私は、ロココ時代のおフランスに生まれたかった・・・

2013年11月12日 | Weblog
心療内科デー。

待ち時間4時間。角田光代の「かなたの子」を読む。不気味な短編集。うち3作品読んだが、どれも後味がMAXに悪い。文章が巧妙なので読み終わった後、背筋が凍る。特に「同窓会」が。

さて診察。

今日はクマ医師とマジトークを展開させてしまったので彼の風貌などは記憶にない。ベストを着用していたような…。

いつもマジトークをしているつもりなのだが、今日は彼の風貌などを気にする余裕すらなく、ただただ必死だった。
沈黙が怖い…。私が黙ると、彼がじっと私を観察しているのがよく分かる。
挙動不審になっちゃうYO!



世間一般の人とは違った人生を送るであろう私。
それが当り前だと思うこともあるし、やけに不安だと思う時がある。
不安のドツボにハマると眠れなくなるし、「嗚呼、パキシル飲んでいれば楽なんだろうな」と思うこともある。
「またパキシルを飲みたいなとは思いませんが」
と言い添えたが時すでに遅し。

クマ医師の表情が豹変。
やや困惑していた。…すまん。




映画「下妻物語」




「人間は一人なの。一人で生まれて一人で考えて、一人で死んでいくの。人は一人でいきられないなんて・・。だったら私は人じゃなくていい。ミジンコでいい。寄り添わなければいけない人間よりもずっと自立してるもの」
という主人公・桃子のセリフは私のモットーである。


基本的にそのポリシーは今後も揺ぎ無いものとして自分自身の中心に鎮座していくだろう。
(この言葉を紡ぎだされた嶽本野ばら先生、凄い)



今宵、クマ医師に言われた言葉は…


「それがどんなに非常識な生き方だとしても幸せならいいじゃん!気持ちよければOKじゃん。
ロココの精神は私にそう教えてくれました。だけど・・私・・マジで心根が腐っています」

という、私が2番目に好きな桃子のセリフに近いものがあった。


クマ医師、素敵。

期待に応えられない→罪悪感を持つ→鬱
ではなく、
期待に応えられない→てへぺろ
で、いいんじゃね?
ということをクマ医師は仰っていた。
たとえ相手が親であっても、仕事の相手であっても。

期待に応えようとして自分自身が破滅するより、どんな生き方であろうとも、自分が「これだ!」と思った道を歩んで結果的に自分自身が幸せだったら、いい。

クマ医師はきっぱりそう述べた。


「いい歳してこんなことで悩むなんて…」
と言ったら、
「いえいえ…まだお若いじゃないですか」
とカルテを見ながらクマ医師。

35歳。
何かを始めるのも、方向転換するのも最後の時期なのかもしれない。
選択肢があるからこそ悩む。
岐路なう。




処方変更なし
ゾルピデム酒石酸塩、防風通聖散、ラベプラゾール


「いつもと同じお薬で良いですよね?」
と念を押された。
まあ、だいじだべ。


マクドナルドでデミグラスチーズグラコロ(単品)を購入し、家に帰る23時。
夜空には木星をはじめとする冬の星座がてらてらと輝いている。

幸せって何だろう。
今が一番幸せなはずなのに、もっと幸せにならなければいけないのかな。
幸せにならなきゃって一種のプレッシャーだよな。


星を仰ぎ見ながら、私は自分の幸せを考え、そしてまた桃子のセリフをつぶやくのだった。

できれば私は、ロココ時代のおフランスに生まれたかった・・・





とりあえず今年も吉熊とグラコロが食べられて幸せ。
パンがなければグラコロを食べれば食べればいいんじゃね?



下妻物語



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時空の歪み 

2013年11月11日 | Weblog
夕方、木枯らし一号が吹いた。
午後のにわか雨が過ぎたあと、どうも寒いとは思っていたが。
いよいよ冬か。てか、もう年末も射程距離なのな。早いぜ。

最近、LINEが面白い。
大学時代の哲学ゼミのハナちゃんと潤一くんと色々盛り上がっている。
潤一くんは海外にいるので時差があるのだが、テンションは我々が出逢った1996年のまま。
ブレーンストーミングとかKJ法とかSIハヤカワ『思考と行動における言語』とか一般意味論とか思い出してしまう@土曜朝イチのゼミ←きつかった。

てか、ハナちゃんのスタンプがシュールすぎていつも爆笑なんだが。


潤一くんのベルばらも、気高き彼を象徴している。


時空を超え、あの時の空気を共有できるって素晴らしい。
楽しい。

さて2013年、35歳の私が生きる世界。
今週の会社の花は…なんじゃこりゃ!!!(花の名前が記してある伝票を今日はパートさんが処理したので分からない)
なんだか美味しそうではないか。残業でお腹が減ったら思わず食いついちゃいそう。


仕事も順調。
IR取材用の決算書類を吉熊上司にチェックしていただいた。
いっつも何かミスがあるのだが今回は無かった…!!
定時になり、喫煙所へGO!

喫煙所に居ても外の風の音は聞こえている。
しんと静まり返った喫煙所は冷えた空気が目に見えるかのようだ。
そんな中、いつものようにシステム室の某殿方(同世代)と隣の部署の次長とお喋り。
今日は寒くなると天気予報で言っていたので、私はコートを着用していたのだが、次長はまだ夏用のスーツなのだそう。
「寒そうですね…帰るのが怖いです…」
と次長。
クマのように大柄な彼が身を縮めるかのようにそう発したので思わず笑ってしまった。

ノー残業で退社。
レンジでチンする御飯、納豆がまだ残っているのが気になったが、今日はどうしてもラーメンを食べたくて、寄り路。
吉熊も「ラーメン大好き 小池さん、小池さん、すきすき~♪」モードだったので二人で食した。


1996年から17年が経過した今。
あの頃の私と今の私は基本的に何も変わっていないような、だいぶ変わっていないような。
1年後には思い出したくても思い出せないような些事の集積が最近の私の人生になりつつあるが、でも17年前の事はけっこうよく覚えている。
不思議。
時空の歪みなのだろうか。

今日は月曜日。
時空の歪みを利用して、金曜日にワープしたい。

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