世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

台風に潰された土日

2014年08月10日 | Weblog
この土日は台風にやられた感、半端ねえ…。
別にどこに行こうとか計画はなかったのだが、洗濯も布団干しもできなかったのが痛い。
窓の外でゴーゴーと風雨が狂ったように吹きすさんでいるのを見ると気分が萎える。

各地で開催予定の祭りもこの台風で中止になったとのこと。
台風、空気読めよという感じである。


昼、大久野島の毒ガス資料館がテレビで特集されている、と母から電話をもらったので観た。
10年ぐらい前に一人旅で行った。
忠海港から出る船に乗り、大久野島に降り立つとまずは愛らしいウサギが出迎えてくれ、一緒に船に乗り込んだ人々(家族連れ)は国民休暇村を目指していた。
私は真っ直ぐ毒ガス資料館へ。作業服の異様さに目が釘付けだった。

毒ガスを作っていた人の中には後遺症に苦しむ人や「自分は(毒ガスを作ったので)犯罪者だ」と自らを責めて苦しんでいる人もいる。まだ戦争は終わっていないのだなと思う。
また番組では731部隊についても触れていて、今年読んだ五木寛之著「凍河」を思い出した。
マルタと呼ばれていた人体実験の被験者のこととか、観ていて辛くなる番組だった。


テレビを消して旅行の準備をしようと、化粧水や乳液を小瓶に詰め替える。

あれれ、シャンプーがない・・・。

私が使っているのはアロマシャンプー(プルメリアの香り)
縮毛矯正をかけたとき、ポイントが溜まって美容室でもらったのがきっかけ。
ノンシリコン信者ではないのだが、3ヶ月使用してて縮毛矯正のもちが良いなと実感したので使用し続けている。
香りも良い。


仕方がないので、夜、隣町のドラッグストアまで買いに行くことに。


雨は止んでいたのだが風が強くて、ストレスが溜まる。
きっちり固めたまとめ髪も横の部分がテロテロと乱れてくるし!!
吸う空気も埃っぽく、まとわりつく空気もじめじめしてて不快指数MAX。
台風って良いことないよな。本当。


シャンプー、ゲッチュ。



また、マキアージュのアイシャドー(RS721)ももうそろそろ切れるのでご購入。




あっという間に土日が過ぎ去っていきそう・・・。
まあ、のんびりできたからいいか。



歌を道連れに

2014年08月10日 | Weblog
二日酔いで昼過ぎまで熟睡。ああ、よく寝た。
起きてブログ書いて、昨日の画像を昨日の飲みメンバーにLINEで送信。
コンビニのカレーうどんを食べ、一服しながらネット三昧♪


外は雨。
布団も干せないので、一日中ゴロゴロしていた。


台風11号の影響で三重県全域に大雨特別警報が出ているとのこと。
三重に住んでいる元同期にメールを送った。彼女が住む地域ではそんなに影響が出ていないらしくて安心。



来週の木曜日から東北一人旅に出る私。
アメリカ生まれの台風13号の接近が気になる。


こっちに来るなと、台風に向かってフゥーフゥーと息を吹きかけたい。

旅行の準備については着々と行っている。
現地の気温をチェックしたり。
脳内BGMを選んだり。



花巻で思い浮かべる歌。
井上ヒロコ 「one night」
プラネタリウム「銀河鉄道の夜」の挿入歌。




花巻から北上するときはこれ。
薬師丸ひろ子「潮騒のメモリー」
ジョニーに伝えて 千円返して~♪
去年の今頃はあまちゃんで盛り上がっていたな。




弘前ではこれ。
Rin'「サクラサクラ」
今は桜の時期ではないのだが。
弘前城の桜を観に行った時とこの歌を知った時期が重なってて、以来、弘前といったらこの歌がリンクするようになった。恐るべし、刷り込み。




五能線ではこれ。
Bell & accordions「潮騒のうた」
海岸線を行くときは個人的に必須アイテムの歌。




男鹿半島ではこれ。PVの桜井さんのように海と向き合いたい。
Mr.Children「Tomorrow never knows」
昔、妹と伊東に行ったとき、絶壁でこのPVを再現して大爆笑だった。




宿泊は全てビジネスホテルなのだが、旅行中、一度は温泉に入りたいと思う。
そのときはこれ。のんきの国実現。
ポカリスエット 一色紗英『のんきの国篇』




ずっと脳内で流れてるであろう歌はこれ。
毎年夏休みの旅行では必ず脳内に流れる。
尾道だろうが、ニューヨークだろうが。
必ずついてくる。
毎日のニュースや仕事から解き放たれる私の内面とリンクするからだろうか。
華原朋美「daily news」


あとはポルノグラフィティの「サウダージ」一青窈「かざぐるま」も似合いそう。


楽しみ♪


煙草が切れたので、薄化粧をしてコンビニへ。
夜に母ヨーコたんから電話があり、1時間ほど話した。

明日はお出かけしましょう。


ビールとともに飲み干す

2014年08月09日 | Weblog
8/8(金)

東証に書類の投げ込みに行く。
少し早めに到着してのでアローズを徘徊。


オバマ大統領の発言で日経平均株価が前日比450円安になっていた市場。
不安視した投資家が一斉に売ったらしい。
影響力、すげー。


投げ込みとは、字の如く、リリースする書類を箱に投げ入れるのである。
会社のIR担当者が担っているっぽい。
日経新聞6部、ロイター1部、時事通信1部・・・といったように、箱には入れるべき部数が記載されている。
その通りに入れて、最後、一覧表に自分の会社の社名にペンでチェックを入れて終了。
吉熊上司にLINEで報告し、帰社。

が、会社のある駅に近づくにつれて、電車の窓の外はどしゃぶりの様相を呈し、自らの雨女ぶりを憎んだ。
吉熊上司に相談をして、仕方なく雨宿りをして、小雨になったところで歩き出す。
帰社したら
「雨、大丈夫でしたか?」
とみんなに案じられた。
幸い、雨は歩き出してすぐに止んだのでそんなにずぶ濡れにはならなかったが。


さっさと仕事をこなし、定時に「お先に失礼します」と華麗に退社。
今日は会社近くで祭りが開催されている。

「今年も金魚すくうの?」
と男性社員に言われ
「ええ、大漁になること間違いないです」
とドヤ顔で返答。

同僚女子6人で待ち合わせをして祭りに向かう。
夜の帳が落ち始める頃、色とりどりの出店が、キラキラと揺らめき始める。



妖怪ウォッチ、今年は大ブームだな。


吉熊も浴衣で日本の夏を堪能。


金魚は店チョイスが悪かったらしく、惨敗。
私は1匹。
店主のおじさんがかわいそうに思ったのか、大きな出目金をくれた(返したが)。


「金魚、煮付けにしたら美味しいよ。ケッケッケ」
とおじさん。
いや、それ、怖いし。女子一同ドン引き。

たこ焼きを買い、空き地で食べていると見慣れた顔が。
うちの社員じゃないか。
皆さん御揃いで。




大混雑と暑さでヘトヘトになり、居酒屋で乾杯。





オニオンリングタワー。



夏休みの計画を述べ合い、夢が膨らむ。



恋愛事情の話は振られるとちょっと困惑。


「いや~、どこでどうなるかわかりませんよ」
と言われるとムキになって
「どこでどうなられたら困る」
と声高に返答しちゃうあたりとか、本当、大人気なかった。

私は一人で生きたいのである。
結婚したくないし彼氏とかいらない。
いられたら困るのである。


飲み仲間歴10年のO主任は
「亮子さんみたいな生き方も、それはそれでアリだと思う」
と言ってくれて全俺が泣いた。

飲み会で必須の恋愛話。
それらが出る度に私のせいで気まずくなる、そんな人材にはなりたくないのだけれども。
他人の恋愛を否定する気はサラサラない。楽しくて幸せならOKだと思うし、何か自分に手伝えることがあればそれも厭わない。

私の幸せはちょっと特異な性質のものだ。一人でないと確立できない。別に理解してほしいという気持ちはない。ただ、押し付けられるのはいや。生活圏内にクマ以外の誰かがいるのはホント耐えられない。したくねーもんはねたくねーんだよ。興味がないものはできない。
もはや「結婚したくない」という信念は強迫性障害に似たものに昇華しつつある。結婚や恋愛を勧められるたびに、精神が、心身が全力で拒否反応を示すようになってしまった。


三十路って大変だ・・・。

そんな気持ちをビールとともに飲み干して、最後に笑顔で記念撮影。

会計時。
N係長が小銭をテーブルに撒き散らしていた。
「N係長、びんぼっちゃまじゃないですか」
と指摘してみんなで爆笑。
おぼっちゃまくんのOPを大熱唱。
リッチなあいさつ~そう、ともだちん・・・。


ハードな一日だった。

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脳内 夏休みに突入

2014年08月08日 | Weblog
今朝の「花子とアン」・・・伝助が元妻の蓮子のおでこにチューするシーンに見入ってしまい、出勤時間が遅れそうになった。
世間を騒がせて離婚、再会して屋台で一杯。酒を飲みながら、互いを認め合う。
好きな人には幸せになってもらいたいという伝助の気持ちがビンビンと伝わってきて、泣きそうだった。

別れ際、
「ごきげんよう。さようなら」
と蓮子が言うと、伝助は蓮子に近づいてその肩に両手をやる。
そしてその額に自らの唇を・・・。


あのおでこにチューは伝助役の吉田鋼太郎氏のアドリブだったらしい。
くぅぅ~!名シーンだぜ。
成熟した大人の愛を見事に表現している。華原朋美が去年の歌番組で小室さんと握手したことを彷彿させた。もしくは「東京ラブストーリー」の最終回の最後。

さっそく去年退職された花アン大好きっこI江姐さんからメールがキタ。「観た?すごかったね」って。それぐらいセンセーショナルだった。

初めはなんて野蛮な成金なんだろう。きめぇ~!って思っていたが、今や伝助が出ないと寂しくなってしまった。
今後出番は少なくなるんだろうなあ。
伝助ロス症候群なう。
屋台で見守る花子の妹かよちゃんの演技もよかった。
19日からは、私の大好きな壇蜜も出るとのこと。これはこぴっと観なければ。


そんなこんなで心療内科デー。
今日の待ち時間は5時間。途中一度だけ煙草を吸いに屋外に出たのだが、そのときの「俺は自由だ!」感が半端なかった。

そしてまたひたすら旅行の計画を練り、飽きたら「庭の桜、隣の犬」(角田光代)を半分まで読む。角田光代、巧いよなー・・・。マイノリティとマジョリティについて書かれてある部分は秀逸なので、あとで親友わた(「マイノリティは迫害される」という名言の主)に教えてあげよう。

名前を呼ばれて診察室へ。

今日は時間が時間だったので、確認程度。
夏休みの企画を聞かれたので答えた。
五能線の話をしたら
「鉄道好きなのですか?」
と聞かれた。
別に好きじゃないが
「ええ、まあ」
と嘘を吐いてしまった。ノリで。

あと
「あそこらへんですと温泉がありますよ」
と言われた。
クマ医師、旅行の話になると食いついてくるよな。

前回の診察で「評価を受けるには」について助言をいただいていた。
「その後、上司とはその辺をきちんと話す機会がありましたか?」
と言われたのだが、すっかり忘れていた私。
クマ医師、ごめん。


だ っ て 私 の 脳 内 、既 に 夏 休 み だ か ら。


「リフレッシュしてきてください」
と笑顔で言われておしまい。

処方変更なし
ゾルピデム酒石酸塩、防風通聖散、カームダン、当帰芍薬散

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被爆から69年

2014年08月06日 | Weblog
首筋や腕を触るとザラつく。汗が乾いて塩が残ったもよう。
以前、夏休みに尾道に行った際、あまりの暑さに全身塩だらけになり、まるで伯方の塩製造機になったかと錯覚したことを思い出す。
そう、以前は夏休みは毎回広島に行っていた。尾道が大好きなので。

今日8月6日は広島の原爆投下の日。
69回目の追悼式が執り行われた。

原爆資料館へは何度か行っていて、たしか2007年に行ったのが最後だ。
展示物の遺品一つ一つが悲しかったのを覚えている。


よく覚えているのは滋くんの弁当。
県立広島第二中学校1年の折免滋くん(当時13歳)は、建物疎開作業現場で被爆した。
母親のシゲコさんは、破壊された街を必死で捜索したのだが、なかなか発見できず、知人からの情報でようやく8月9日早朝、滋くんの遺体と、遺体に抱かかえられた真っ黒に焼けたお弁当箱と水筒を発見した。
滋くんは、出征中の父と兄に代わって、シゲコさんのために山や竹やぶを開墾して畑を作っていた。その日のお弁当の中身は、その畑から初めて収穫した作物でつくったおかずで、喜んで持っていったものだった。

爆心地から約600メートルで見つかったお弁当箱は中が炭になっていた。
滋くんはどんなにこのお弁当を食べたかったのだろう。
無念だ。
天国での滋くんがお腹いっぱいになっていますように・・・祈る。


広島に原爆が投下されたときのことを父方の祖母が語ってくれたことがある。
栃木にいた彼女は当然被爆していないのだが「広島に何かがピカっと光ってドンって落ちた」と彼女の周囲でも大騒ぎになったと言っていた。

また、高校時代、修学旅行先の宮島で、被爆者のお話を聞いたことがあった。
被爆して全身大やけどを負った人が手ぬぐいを持って逃げ込んできたのだが、よく見たら手ぬぐいではなくて、落ちかけた皮膚だった・・・と。


36歳の私。
両親は戦後生まれ。

私は戦後30年ちょっとで生まれたのだと、今日初めて強く感じた。
36年生きていて今までの人生を振り返ると「あっという間」だった。
戦争というと遠い中にあると思いがちなのだが、今の子に比べると私は時間的に戦争に近いところで育ったのだということを今日は強く感じた。


また、時折思い出す「夕凪の街 桜の国」
原爆資料館でこの漫画を買い、尾道に行く際、電車内で読んで涙が止まらなかった。
原爆投下から13年の広島で、前を向いて生きていこうとしていた皆実はある日を境にして寝込んでしまう。
床に伏した皆実の視線からの描写は静かなのに壮絶だ。目が見えなくなってからは、真白のコマが多く、薄れていく意識と身体の崩壊がつらかった。



映画化もされた。




昼すぎ、自身に塩を発生させながら、そして「暑い・・・」とうわ言のように言いながら、副社長がいる建物へ。
「おい、よう」
と副社長に引き止められた。
エクセルの使い方を教えてくれと言われたので、教えて差し上げた。
印刷範囲の設定、改ページプレビューのやり方を述べたら感動された。
「こんなこともできるんだねえ」
とその表情が少年のようだった。

滋くんが生きていればきっとこのぐらいの歳になっていたはずだ。

毎年この日は色々と考えさせられる。

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命について

2014年08月05日 | Weblog
朝から30度で、出勤するだけでヘロヘロである。
そして夏の日差しの強さにビックリ。コンクリートからの照り返しが半端なくて、しかめっ面で歩かなくてはならない。


理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長の自殺のニュースを知ったのはお昼休みだった。
つい先日、STAP細胞についてのNHKスペシャルを観たばかりだったので大変驚いた。
彼の立場を考えると自殺ってどうなの?と思う反面、自らその命を絶つほど追い詰められていたのかなと考えると、胸が痛い。


先月の伯父の逝去、佐世保の事件、一昨日のNHKスペシャル(ヒグマ)・・・最近、命について考えることが多い。
考えるのだけれども、考えれば考えるほど、命が分からなくなる。そして命の最期を考えると怖くなる。
忘れたふりをして、目先のことに集中しようとするのだけれども、何かの折に、ふと「命ってなんだろう」と浮かんできてしまう。

瀬戸内寂聴先生が「これからの人生で、『今の自分』が一番若い」と仰っていた。
命を想うとき、その言葉も一緒に反芻するようにして、なんとか命を悲観的に考えないようにしている。


暑い・・・暑い・・・。
昼過ぎ、他の建物から日傘をさして帰って来る際、蝉の死骸を3つ見た。
焼けそうなぐらい熱いであろうアスファルトの上にそれらは点在していて、容赦なく八月の日差しが注がれていた。


蝉は七日間のあいだに何を思うのだろう。

歩調が弛む私にも日差しは照りつけてて、一瞬、蝉時雨が遠く聞こえた。






イボではありません

2014年08月04日 | Weblog
脇の上に大きな吹き出物ができた。
赤みを帯びていて、先っぽが白っぽく、鋭利なもので突っつけば何かがドロっとでてきそうなやつ。
後輩女子Cちゃんに見せたところ
「それ絶対痛いやつですよ」
と言われた。

うん。ほんのり痛い・・・。

帰り際、吉熊上司に
「早くイボなおせよ」
と言われた。
「イボじゃありません。ニキビ、もしくは吹き出物です」
と、いくら否定しようと、Cちゃんまで
「イボ!!!イボ!!!」
とか言い出す始末。
しまいには
「揖保の糸~!」
と言うCちゃん。


ヒドイわ、ヒドイわ。
お母さん、そんな子に育てた覚えはありません。
遠巻きにニヤニヤする後輩男子ししゃもくんもな!



Cちゃんも今日は腕が痛そう。
昨日は旦那さんと友達とで葉山まで泳ぎに行ったそうだ。
日に焼けた肌が赤みを持っていて痛そうだったのである。
でも海はとても楽しかったそうで、波の上下運動を再現するCちゃんは可愛かった。

今日は7月分経費の締め日だったので忙しかった。
月曜から爆走。
すんなりと経理部に提出できて安心。


帰宅後、その吹き出物を見たらついでにゴマの如く伸びた腋毛も目に入り、サラリーマンの髭を彷彿としてしまった。
新橋駅のガード下で一杯引っ掛けていきたくなる勢いである。・・・無精髭ならぬ無精腋毛。



今週の会社の花(ロビー)。
ピンクの薔薇。


かわいいなあ。

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ヒグマの母子

2014年08月03日 | Weblog
カーテンを開けた途端、二日酔いの眼に飛び込む葉月の光。眩しい。
布団を干して、掃除機をかけ、顔剃りに出かけた。

私は、一ヵ月半に一度、顔剃りをしてもらっている。
マリコさんという逞しいオバチャンが経営している近所の理容店での産毛と角質の除去である。
顔剃りをするようになり、ニキビができにくくなった。化粧水の浸透もよいらしく、肌だけは誉められる。
先々月、マリコさんに「お中元」を差し上げたので、今日は彼女の気合の入れっぷりが違かった。
いつも丁寧なのだが今日はいつも以上に丁寧にやってもらえた気がする。

マリコさんの長女の話をしていたら彼女が帰ってきた。
パックが乾くまで、三人でコーヒーをすすりながらガールズトーク。
「豪快にお金を使っていたら、引き落としの額が相当な数値になり、心がざわつきました」
とお嬢さん。
淡々としているのだが、言葉の端々が面白い。
「まったく嫌だよ、この子ったら、もう」
と文句たらたらのマリコさん。
家族の数だけ物語はあるということをこの店に来ると感じさせられる。


仕上がった肌はモチモチすべすべ。
ボーボーだった首の毛もすっきりしたので明日からポニーテールが堂々とできる。



21時からNHKスペシャル「知床 ヒグマ運命の旅」を観る。

イチコという母熊の元で育ち、独り立ちしていった二匹のヒグマ・クロとシロ。
生後二年でクロは独り立ちし、シロも少し遅れて母の元を去った。
しかし待ち受けていたのは過酷な運命。
やがて人が住む場所に下りてきてしまい、二匹ともそれぞれ駆除されてしまう。
そして2014年春。イチコの足元に新たにきらめく子熊の命があった。

クロとシロの運命がかわいそうで流涕していたのだが、でも泣きながらそれは違う、とも思った。
これは繰り返される命の一つだと自分に言い聞かせた。

クマとの共存の為に働く方(知床博物館 増田泰氏)やハンターの方たちの苦悩を知った。
地元の人の不安もリアルに取り上げられていた。
「かわいそう」という言葉だけでは処理できない現実がそこにはある。

胸が張り裂けそうなほど後味が悪かったが、でもとても考えさせられる番組だった。
4年間も特定のクマを追い続けたスタッフの力も凄い。



さて、明日からまた新しい一週間が始まる。
週末にリフレッシュできたので乗り越えられそうな気がする。
暑いけど頑張ろう!!

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花火と宇宙と

2014年08月02日 | Weblog
科学技術館に上陸。


皇居の北側に位置する科学技術館は存在は知っていたのだがまだ行ったことがなかった。
夏休みと言うこともあり、館内は子供たちがいっぱいいた。
展示物はけっこう高度な知識を要するものが多く、それらに熱心に見入る子供を「すげー」と思いながらチラ見。


今日の目的は、科学ライブショー「ユニバース」


亀谷和久先生が宇宙について子供でも分かりやすいように説明してくださった。
頭上に映し出される銀河が入場時に渡されるメガネで見ると浮き出て見えて、その度に、子共たちは歓喜。
またこの装置はシュミレーションができ、もし太陽と同じ重力を持った星が太陽系の惑星の軌道圏内に4つやってきたら、という想定を立てて行った結果、太陽系の惑星が大混乱をしてカオスな状況になることに、ちょっと笑ってしまった。

ゲストは、はやぶさ2ミッションマネージャーの吉川真先生による「『はやぶさ2』打ち上げに向けて最終準備中」。
時間にして僅か10分程度のものだったが、現場に携わる方の声で説明を受け、興奮。
初号機との大きな違いは、はやぶさ2は人工クレータを作り、その中を観察することで、小惑星の表面 だけでなく内部の情報を得るということだ。前回のサンプル採取の際、弾丸が打ち放たれなかった要因も解決済みなので次回は大丈夫だと語っていた。
はやぶさ2の打ち上げ(種子島)は今年の12月。日にちはまだ決まっていないらしい。
先週行ったJAXA相模原キャンパス内ではやぶさ2は作られている。その写真も見られて胸熱。

最後、退場するときに吉川先生に「私も栃木県出身なんです。はやぶさ2、応援しています」ということをお話できた。
「そうですか」とお答えくださった。

はやぶさ2、楽しみだ。
私の新たなる生きる糧になるに違いない。

ステッカーをいただいた。


竹橋駅に向かう。
皇居ランナーがたくさんいた。
そういえば私の妹も前の会社にいたときはよく皇居の周囲を走っていた。


今日はこれから親友わたと花火を鑑賞。
わたとは小学校3年生のときからの仲である。
例年、某ショッピングセンターの屋上で花火鑑賞をしている。(前回は秘書検定の面接受検のため断念)

「やっと会えたね(By辻仁成)」を果たし、今年は「始まるすべて(Byポコリン)」が加算されちゃったことから、んもう、カオスな再会になった。

19時少しすぎ、一発目が上がった。


今年は大きめに見える。綺麗。これぞ日本の夏。





毎年毎年
「一発いくらぐらいなんだろう」
という話で盛り上がる。
わたとはそういう会話が自然とできる。

暑いし立ってるのが疲れたので居酒屋へGO!

今日はわたの「友達」もやってきた。


「女子っぽいメニューって高カロリーじゃね?」
ということで、対極にあるしゃしゃもとか枝豆とかをチョイス。

マイルドヤンキーのこととか、わたの甥っ子くんのこと、我々が小学生だった頃の話で盛り上がった。

わたにエスティローダーの「パーフェクショニスト」をもらった。
これ、気になっていた。
ちょっと手の甲につけてみたら、超つるつるで使用感が良い。ありがとう。


わたとは彼女が転校した小学生のときから文通をしていて、半年前にそれらを読み返したのだが、内容が素晴らしかった。
そのことを話したら、わた動揺。
「恥ずかしいから捨ててーーーーーーー!遺品整理後にそれらが発掘されたら困るので私より先に死なないでーーーー!」
となっていて面白かった。

今宵もたくさん話した。終電ギリギリまで、話しても話し足りない。
きっとおばあちゃんになってもしゃがれた声で「やっと会えたね」って言っているのに3000点。


★今夜21:00~のNHKスペシャルが熱い。
「知床 ヒグマ運命の旅」
これは観るしかない!!
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2014/0803/index.html

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クマライフ

2014年08月01日 | Weblog
今週の日曜から翌日にかけて、吉熊上司の息子さんと奥さんは町内会のイベントで旅行に出かけるらしい。
「会社休んで、一緒に行こ?」
と息子さんに言われたらしい。

「休めるわけないじゃんな」
と笑って言った。

息子さん、か・・・かわいい。
それにしても、休めない会社が辛い。
彼のように会社の数字全体を把握していて存在意義のある人はなかなか休めないのが実情。



先日帰省したときに、母から洗剤をお土産にもらったので、クマたちを一人一人洗ってあげた。



まずは、帰国子女組。
母親が海外旅行に行った際に買ってきてくれたインターナショナルな子たち。



右から、チェジュちゃん(済州島)
ロッキー(カナダのナイアガラの土産屋)
マック(マチュピチュに行った際、乗り継ぎのNYの空港)
ウィリー(ロンドン)

私のクマ好きをなかなか理解してくれない父だが、ロッキーにだけは反応した。
「この子の顔はいいね」って。



我が家のPerfumeです。



右から、クマ先生(池袋東武)
さくらちゃん(那須のテディベアミュージアム)
クローバー(池袋東武)
いずれもサンアローという会社のクマ。



イケメンたち。



右から、キャメル(銀座にあったテディベアミュージアム)
吉熊
ムーン(栃木県立博物館)



ちびっこ


右から、ダッフィー(ディズニーシー。妹のお土産)
横ちゃん(横浜。掃除担当の方のお土産)
シロくん(下北沢のヴィレッジバンガード。アイピロー)


他にもたくさんいる。
少しずつきれいにしてあげよう。


先日、妹に会った際、もし私が死んだらクマたちは・・・という話になった。
妹は
「ぜ~んぶ棺に入れてやっからよ」
と。
そして、
「クマたちに埋もれて、亮ちゃんの顔、見えないんじゃね?掻き分けてもクマ、みたいな。ぎゃははは」
と爆笑。
・・・ひどい妹である。
でも遺されても困るよな、たしかに。


毎晩寝るときはみんなと一緒。私は夜な夜なクマに埋もれながら寝ている。
朝起きると、最初に吉熊をバッグに入れて(同伴出勤)、睡眠中に尻や背中の下に移動した他のクマを定位置に戻して点呼。
これは私の朝が忙しい理由の一つである。

大変だけど充実したクマライフ♪


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