世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

バレッタコレクション

2015年07月08日 23時55分48秒 | Weblog
夏は髪をハーフテールにしている。
その際、活躍してくれるのがバレッタ(髪留め)。
今日はそれを一つ一つ手入れをした。


☆クララビジュー
アンティーク調の色使いが特徴的。
宝石のようにきらきらと美しく輝く。
最近ではあまりお店などで見かけないのだが、どうしてだろう。



☆十三や
2008年に京都旅行で購入した。ローマ留め。
ゴムで髪を結んだ上に設置する。
つげが醸しだす独特の艶感がお気に入り。



☆なんちゃって平戸銀細工
雑貨店で購入したもの。平戸銀細工に似ている。
蝶とリボンの2種類を保有。



☆樺細工
秋田に旅行に行った際、母がお土産で買ってきてくれたもの。
春の桜の時期に乱用する。桜の絵柄が愛らしい。



☆クマ
これはゴムで結ぶタイプのものでバレッタとは異なるのだが載せてみた。
キラキラ光ってなかなかインパクトが大きい。



☆キラキラ
キラキラといえばこちらもキラキラ。
昨日後輩女子Cちゃんに贈呈したものと色違いのバレッタ。



☆ヴィトン
2011年に香港で購入。現在では売っていないもよう。
清水の舞台から投身自殺を図る勢いで購入しておいて良かった。



☆エトロ
イタリア旅行に旅行に行った際、母がお土産で買ってきてくれたもの。
歳を重ねるごとに、艶が出てきた。
多毛な私の髪でもしっかりと留まる。



☆フェラガモ
これも母がスペインに旅行に行った際に買ってきてくれたもの。
上品なボルドーがたまらない。初秋の時期に乱用する。



他にも色々あるのだが割愛。
その日の気分や服装に合わせて選んでいるのだが、毎朝けっこう楽しい。


明日も髪を振り乱して労働するわよ!!
おりゃー!!


っていうか、なんですか?
あの台風三兄弟。









七夕の心療内科デー

2015年07月08日 02時58分18秒 | Weblog
後輩女子Cちゃんの誕生日。
散々悩んだ挙句、プレゼントは髪留めにした。
私とお揃い。(手前が私の)


しっかりめのシュシュもプレゼント。
早速使ってくれていた。


心療内科デー。
待ち時間5時間。この時期はこんなもん。

今日は七夕。
待たされることを想定して持参した「宙の名前」を読みながら自分の名前が呼ばれるのを待つ。



万葉集より。

ひさかたの 天の河瀬に 船浮けて
今夜か君が 我許(ワガリ)来まさむ

訳:天の川瀬に船を浮かべて、今夜あなたが私のところにいらっしゃるのでしょうか。
詠み人:山上億良



う~ん。素敵。ロマンチック。

というか、待ち時間、やっぱり長い。
吉熊もくましゃんも、もうオネムのお時間。



23時半、ようやく名前を呼ばれた。

昇進できなかったことについては、クマ医師、凄く落胆していた。私より落ち込んでいたかもしれない。
彼をここまでガッカリさせてしまったこと、この一年、上司のようにアドバイスをくれていたことを思い出し、思わず泣いてしまった。
クマ医師も涙ぐんでいて、もう通夜のような様相を呈していた。
どんなに頑張っても女性に昇進の機会がない当社に就いては早く見切りをつけるように、転職を進められた。
実際に転職をしなくても、自分を見つめなおす良い機会になりますよ、とのこと。
転職のマッチングをしてくれ、働きながらも転職をサポートしてくれるシステムもあるらしい。

これをバネにして、人生の転換期になるよう、全力でアシストするとクマ医師に言われた。
今回の昇進に就いては本当に納得していないし、絶望もした。
この先、雑用ばかりを押し付けられて昇進もせず、貧乏な老後を暮らすのだけはマジで勘弁。

「あなたがあなたらしく生きられるようにするのが私の勤めですから」
とクマ医師。
クマ医師の言葉を信じて、転職も視野に入れるのも悪くはないと思う。
自分を見つめ直すきっかけになればいい。
もちろん慎重に。

日中、ソラナックスをボリボリしていることに就いては特にお咎めなし。
在庫過多なので増薬はしなかった。


今日は診察時間が長く、薬局からの駅前の駅前で一服。そして1時前に帰宅。
私の後ろに2名の患者さんが居たので、クマ医師、今日は深夜業確定だな。大丈夫かな。


っていうか、家のパソコンが猛烈に遅くて、イライラする。
それでもこうしてブログをアップする自分って何なんだろう・・・。

処方変更なし
ゾルピデム酒石酸塩、防風通聖散、カームダン、当帰芍薬散

コメント (6)

つらい梅雨

2015年07月06日 22時32分40秒 | Weblog
毎日よく降るなあ、雨。
日照不足でセロトニンが不活性、からの情緒不安定・・・非常に困る。
ちょっとしたことが癇に障る。イライラする。

梅雨の時期って毎年こんなんだったっけ?
安定剤ソラナックスをボリボリ貪りながら仕事をしている。
カッとなるとボリボリ。我ながら不健康だと思いつつ。



そんな私の内面と裏腹に、会社のロビーの花はとても華やかだ。



お弁当は、仕出し弁当(日替わり)。
ここのハンバーグが美味しい。


睡眠と食欲は問題ないのでまだ大丈夫なのだけれども。
早く梅雨が明けないかな・・・。つらい。


「この入金伝票、どう記入するんだっけ」と、昔のノート(仕事用メモ)を取り出してペラペラめくる。
それは個人的に付けている日記も兼ねている。15年で5冊になった。

汚い字で「非課税は1.05割」とだけ殴り書きされてて、今読んでも「何のこっちゃい?」とイミフなものもあったりして失笑。

8年ぐらい前にミスして落ち込んできたときに、喫煙所で
「ミスは消えないけど、修正はできる」
と人事課長からもらった言葉も書いてあった。懐かしい。


当時はこんなことを考えていたのだということを改めて感じた。
また当時メモして覚えたことも、やり方が変わっていたり、不要になったりしてて、会社は流動的なのだということを実感した。

あの頃の方が良かったと思うこともあるし、今の方がやりやすいって思うこともある。
ベストなのは、あの頃と今の「いいとこ取り」なのだけれども、不思議とそれは叶わない。


退社後、後輩女子Cちゃんの誕生日プレゼントを買いに行った。
私とお揃いの・・・ムフフ。

気付かないようにしていたのだけれども、喉が腫れている。
午前中から変な咳が出てて嫌な予感がしていたのだけれども・・・。
今夜は早く寝よう。






明治の女

2015年07月05日 23時05分59秒 | Weblog
午前中に起きたものの、体が動かず。
布団でまどろむ。・・・嗚呼、至福。

昼に起きて、剥げかけのマニキュアを塗りなおす。
ペリドットのリングを着用する季節なので、色合いを考慮し、真っ赤なものはやめて淡いピンクにした。



後輩女子Cちゃんの誕生日が迫っている。
「何がいいかなあ」と、夕方、買い物ついでに散策。
コスメ売り場で香水を眺める。
エリザベスアーデンから「グリーンティー バンブー」という香りが出てて嗅いでみる。

グリーンティは有名だが、バンブー、つまり「竹」の要素が混ざったって、どうなの?
嗅いでみると、なんだか竹林の香りがした・・・。パンダだったら歓喜するんだろうが、私、人だし。う~ん、微妙。
ちなみに私はニナリッチのNINAをここ10年弱ほど愛用している。
ほんのりとりんごの香りがする。


そういえば、今日は父方の祖母の誕生日だ。
明治の最後に生まれ、7年前に亡くなった彼女の名は「タケさん」。
生きていれば104歳。
竹のようによく撓る、粘り強さを秘めた明治の女だった。
この時期に生まれるってことは、蟹座だったのね、おばちゃん。
彼女から聞く戦争の話はけっこう印象に残っている。
空襲が来て、家で子供たち(私の伯母伯父)を抱きしめながら「死ぬのならば一緒に(孤児にさせたくない)」と思っていたことなど。
あの世で元気にしているかな。


生前、吉熊を見て
「あら、可愛らしいこと」
と褒めてくれたタケさん。





買い物帰りに、駅そばを食べた。


ちょっとカロリーオーバーだろうか。

今はちょうどダイエットの時期。
この時期に痩せないと、体重は月ごとに加算されて右肩上がりを呈する。
妹も然り。
しかも彼女の場合、秋に結婚式を控えているので、私とは気合が違う。
昨日は5キロ走っただの、今日はインド式エステを受けてきただの、痩身に余念がない。
昨晩、妹とLINEで「お腹空いた」を連呼しあった。
この飽食の時代、「火垂るの墓」の清太・節子状態の空腹を覚えるとは。

清太:腹減ったなぁ…。何食べたい?

節子:天ぷらにな…おつくりにな…ところてん。

清太:もう無いか?

節子:アイスクリーム…それから…またドロップ舐めたい…。

と台詞を覚えている我々。
深夜3時の飯テロ勃発。
ちなみに、おつくりがお刺身だと知ったのは中学生の時。

そんなやり取りを思い出しながら、啜った蕎麦。
気持ち的に、まるでラマダン明けのイスラム教徒のよう。

結局、後輩女子Cちゃんのプレゼントは選べず。
毎年バスタオルを送っているのだが、タオルばかり貰っても困るよな。
リラックス用品かなー。それとも図書券?う~ん。

さて、明日からまた仕事。
・・・いやや~。

コメント (4)

ビバ☆水瓶座

2015年07月05日 20時55分33秒 | Weblog
12星座【恋人いらない】ランキング 水瓶座は恋よりも1人のほうが楽しい!

というものをハケーン!!
予感を胸にクリック!!



第1位 水瓶座……1人でいるほうが気楽

 水瓶座の人は、熱中できる趣味を持っている場合が多く、恋愛よりも趣味に時間もお金も費やしたいのです。趣味の合わない恋人ができても、会話が弾まないし、つまらない。それなら、趣味仲間とつるんでいるほうが楽しい。そう思っています。1人のほうが気楽で遊ぶ予定も立てやすく、自由を満喫できるため、恋人などいらないのでしょう。

第2位 双子座……恋人に縛られるのは苦手

 気軽な付き合いの友達は多いものの、濃密な付き合いは苦手な双子座にとって、恋愛は面倒なことだらけ。恋人ができても、うざいと思ってしまうのです。

第3位 山羊座……夢や目標をかなえるのに恋人は邪魔

 山羊座の人は、大志を抱いています。一度切りの人生なのだから、大きな夢を持ち、それをかなえることにエネルギーを注ぎたいのです。夢をかなえるのに、恋人は必要ない。むしろ邪魔かも。そう思っています。とはいえ、結婚しないで一生独身も、将来が不安。そのため、夢をかなえることができたら、その時は恋人を探すでしょう。





キタ――♪ o(゜∀゜o) (o゜∀゜o) (o゜∀゜)o キタ――♪




ほらね。やっぱりね。
水瓶座っていつもこういう扱いだよね。大方、っていうかほぼ合致してるんだけど。
幼少期、おもちゃを与えていれば何時間でも一人で遊んでいたとは母の談。
放課後ぐらい一人でいたいと中高時代は担任の説得も空しく帰宅部を選択(学年で数人)。
友人や職場の水瓶座の人たちも家族を持っても一人でふらりと出かけていくような人々ばかりだ。


第2位の双子座、これ、妹が該当する。
彼氏がいても、土日は比較的フリーダムに生きているようなので、納得(今日は世界堂・インド式エステ)。

第3位山羊座、これは母ヨーコたん。
あ、けっこう大志を抱いているかも。家の建て替えのときなど、あの直向さは本当にすごかった。父がアシスタントのようだったし。



ビバ☆水瓶座!!


七夕スペシャルウィーク

2015年07月04日 23時07分39秒 | Weblog
さいたま市宇宙劇場へ。
駅前にプラネタリウムがあるなんてなんて素晴らしいのでしょう、大宮。


七夕スペシャルウィークの星空散歩。




入口のKAGAYAさんの絵に癒される。
水瓶座と吉熊。



解説は大谷さん。
上品で滑らかな解説が心地よい。
いて座の解説に思わず笑ってしまった。

七夕に因んだ伝説も分かりやすく面白く解説してくださった。


琴座のベガ(織姫)と鷲座のアルタイル(彦星)の壮大な遠距離婚。
彼らに子供と飼い犬がいたとは知らなかった。
紙芝居のようなイラストもかわいい。

あと七夕に素麺を食べる風習・・・知らなかった!
切ったおくらを星に見立てるなど、なんて風流なのだろうか。


梅雨の時期は星があまり見えないのだが、こうしているあいだにも暑い雲の上には満天の星が輝いていることを再確認。
ちなみに夏の大三角を覚えたのは小学校5年生のとき。
担任の福田先生に「はこわデベア」と覚えろと言われた。
は・・・白鳥座
こ・・・琴座
わ・・・鷲座
デ・・・デネブ(白鳥座の最も明るい恒星)
べ・・・ベガ(琴座の最も明るい恒星)
ア・・・アルタイル(鷲座の最も明るい恒星)

福田先生、元気かな。


帰る際に大谷さんと挨拶ができた。



ロビーにて、帰りに短冊に願いを・・・!


嗚呼、勉強しないとなあ・・・。

今日の吉熊は七夕ということで浴衣を着せた。
かわいい。


大宮に来ると必ずファーストキッチンで食事をする私。
今日もそちらの方に向おうとすると、男子に声を掛けられた。
新潟から遠路遥々友達の結婚式に来たのだが、二次会の会場が分からないらしい。
トイレから出たら仲間はみんな移動してしまい、彼だけが残されたとのこと。
バームクーヘンが入っていると思しき大きな紙袋と雨で濡れた正装が痛々しい。
生憎スマホの充電も尽き、困っていたらしい。

仕方がないなあと思い、自分のスマホでその会場とやらを調べて差し上げた。
「なんだか駅の向こうらしいっすね。じゃ!」
とそそくさとファッキンに向う私に泣きつく男子。
なんだよおおおおおおお!!私はファッキンの焦がしバター醤油のポテトが食べたいんだよ!!!

・・・二次会の会場とやらを一緒に探す羽目に。
その間、「僕、年上が好きなんです」とか言ってくる男子。
聞けば25歳とのこと。つい口を滑らせて「僕はおばさんが好きなんです」とNGワードを発するところとか、だいぶ若いよな。

「っていうか、あんたの二次会会場を探してるんでしょ?そんなに非協力的ならば私、帰りますけどっ?」
と切れたら、しゅんとするではないか。
結局見つからず、飲み屋の呼び込みをしている若人に聞いたら「あ、その店近いので僕が案内します」とのことだったので、彼を託した。
あー疲れた。
若い子に養分を吸い取られた気がする。

大宮東口でクマ発見。



今日の星空解説では登場しなかったおおぐま座だが、星座のイラストが一斉に出るところで首を北側に向けて必死で眺めた。
くましゃん!!
こんなことに幸せを感じる私をあの25歳の男子は受け止められるわけがない。




コメント (2)

Where the Hell is Matt? 2012

2015年07月04日 14時18分34秒 | Weblog
この夏、念願だったベトナムに行く予定。
渡航歴は、ヨーロッパ(ドイツ、フランス、スイス)、グアム(3回)、サイパン、北京、香港、台湾、ニューヨーク。


ここ最近では、海外旅行はだいたい2年に1度ぐらいのペースで行くのだが、その際、よく観る動画がある。


Where the Hell is Matt? 2008




殺人系ゲームを作っていたのだが虚しくなって退社をし、有り金をはたいて世界中を旅したマットさんの動画だ。
彼のダンスと言語という枠を越えた世界中の人々の笑顔に釘付けになる。



2008年バージョンは一人だったマットさんだが、2012年バージョンでは妻子らしき人物が映っていて、ちょっと感動。
日本のロケ地で私の大好きな伏見稲荷大社が出てて嬉しい。


Where the Hell is Matt? 2012



へんてこなダンスはちょっとだけバージョンアップしてる。
集団でのダンスってあまり好きではないのだが、微妙にズレてて、そこがいい。


世界は広い。
小さなことでイライラしている自分が情けなくなる。
生きている間に、色々な場所に行きたい。


田舎の盆

2015年07月04日 03時57分58秒 | Weblog
おはようございます。先ほど起きますた。今週は心身を磨耗したせいか、お昼に飲んだソラナックスのせいか、帰宅後に布団になだれ込み、そのまま寝てしまったもよう。
楽しみにしていた「サマーウォーズ」も見逃してしまった。
「よろしくお願いしまぁぁぁぁぁぁぁす!」祭りに参戦できなかったことが悔やまれる。嗚呼。

「サマーウォーズ」 劇場用予告


私が高校生、いや大学生のときぐらいまで、我が実家でもこのような賑やかなお盆が開催されていた。

父が5人兄弟の末っ子で、訳があって家を継いだので、各兄弟の家族およびその姑まで我が家にやってきて、しかもみんな宵っ張りの飲兵衛なので、嫁だった母の苦労は相当なものだった。
「盆と正月は嫁泣かせ」という言い回しを母の弁で知ったのはそんなお盆が活況を呈していた私が中学2年生のときだったように記憶している。
その頃から、親戚の集まりは嫌なものだとインプットされた。無邪気に従兄弟と騒いでいた私が大人の世界を垣間見た13歳の夏だった。
中学3年生のお盆のとき、酔っ払った父が親戚に私の志望校を口を滑らせて言ってしまい、多感な時期だった私は「なんで言っちゃうの?」という父への怒りと、受験のプレッシャーに部屋で泣いた。
それに大体、子供が苦手な私には従兄弟の子供の存在が疎ましかった。うるさくて神経に障る。

仏壇に供えた成績表を父の姉(小学校教師)が見て感想を言うとか、本当に変なことが罷り通っていた。
成績どころか、進学先、就職先、結婚をも気になる模様。これぞプライバシーとは対極にあるような田舎の因習。
そんなのが嫌で上京した。


2008年に祖母が他界し、お盆も簡素なものになったっぽい。
毎年夏は一人旅に出てしまい、実家には帰省しないので状況はよく分からないのだが。
祖母という重鎮というか扇の要がいなくなったせいもあるとは思うが、歳を取って、互いが程よい距離感を学んだ結果だと思う。
親戚付き合いが苦手だった母も、今では兄弟会と称されている鬼怒川への温泉へ参加し、なんだか楽しそうである。
宴会のカラオケで義理の姉と熱唱するなんて、20年前では考えられないことだ。


今年の秋に結婚をする妹の結婚式に親戚が大集合する。
親戚に「妹に先を越されちゃって」的なことを言われてメンタル大打撃を恐れてしまうのは、かつてのお盆のトラウマか。
・・・「オータムウォーズ」になりませんように。「よろしくお願いしまぁぁぁぁぁぁぁす!」

さて、お風呂に入ってくるか。ハ~ビバノンノ♪







コメント (2)

馬にニンジン

2015年07月02日 22時22分19秒 | Weblog
支払いの締めが締らない。
経理部にお願いして提出を明日にしてもらった。
今日は一日中気分が落ち着かず、ソラナックスを投入。眠くなるかな?と思ったが、神経が尖がっていたらしく、眠くはならなかった。

発端は脳内会議だ。
伝票をまとめていたのだが、突如として脳の片隅で「どうせ一生懸命やったって誰も評価してもらえないし」と声がしたのである。
・・・やはり昨日の人事通達の「後から来たのに追い越され♪」(「水戸黄門」OP)状態が私に暗い影を落としているもよう。

すると「評価されるから働いてるの?」ともう一人の自分が囁く。
「じゃあ何で働いているの?」「食うためじゃん?」「それだけ?」「突き詰めれば・・・」と、脳内会議は、私という主を置いてどんどん進行する。その状態にイライラし、今日はソラナックスを投入したわけである。


嗚呼、疲れた。
今日一日、開くことがなかった日傘を片手に持ちながら帰宅。
寄り道して餃子二人前をダイソンの掃除機か?っつーぐらいの勢いで吸引。
少し、元気になった。


帰宅してポストを開けると、・・・!!DMに紛れて封書が投函されている(しかも綺麗な手書き)。
先日申し込んだコンサートのチケットだ!!!!



SNG Concert@sonorium

S.N.G.とは、Sakai Nanigashi Gassoudanの略。
作曲家 酒井義久氏によるピアノ+弦楽四重奏。

酒井義久氏は私の大好きな、というか、人生を変えた「HAYABUSA-BACK TO THE EARTH-」の音楽を作られた方だ。
エンディングの「宙よ」は聴いていると、目からキセノンガスが出てくる・・・。


先日、ネットを徘徊中、「HAYABUSA-BACK TO THE EARTH-」、「MUSICA〜宇宙はなぜ美しい?〜」「HAYABUSA2-RETURN TO THE UNIVERSE-」の演奏が生で聴けることを知り、手が勝手にポチってた。

先月、相模原市立博物館で「HAYABUSA-BACK TO THE EARTH-」「HAYABUSA2-RETURN TO THE UNIVERSE-」を観たばかり。
帰還から5年が経過しても、私の中のはやぶさ熱は冷めやらず。
はやぶさは燃え尽きてしまったけれども、あの四散する瞬間、私の細胞に吸収されたのかもしれない。

HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- 【Trailer】




その翌日7/19は華原朋美のコンサート♪
コンサート三昧。


どんなに辛くても、「楽しいこと」を前の方に撒いておこう、というのが私のポリシー。
「楽しいこと」が、前進する糧になることを学んできた。
馬にニンジン、亮子に「楽しいこと」

とりあえず、明日一日を乗り越えれば休みだ。
頑張ろう。




コメント (2)

「月と雷」

2015年07月01日 22時40分46秒 | Weblog
帰りに喫茶店に寄った。超久しぶり。


読みかけの小説「月と雷」(角田光代)を読了できるか?と思っていたのだが、あと数ページのところで閉店時間になって読みきれず。
寸止め状態で帰宅し、ストッキングを脱ぐや否や、布団へ。足をルの字にして座り、鞄から本を取り出して一気にフィニッシュ。
いや~~~~~~、面白かった!!
何が面白いって、ダメ人間の自覚がある人間が、まともな生活をしている人間に対して感じるマイノリティというか、つい線引きをしてしまう心理が克明に描かれているところ。

直子→ダメ母
智→直子の息子。やはりダメ素質満載。
泰子→幼少期のころ、一時期、直子と智と一緒に暮らしていた。彼らの出現により、まっとうな生活を奪われたと思っている。

直子も最初からダメ人間ではなく、若い頃は貿易会社に勤務し、アフターファイブは銀ブラなんかをし、働きながら学校に通って簿記検定2級をも取得した。まっとうな人生を直子なりに生きていた。
しかし、不倫して身ごもって「妻とは別れる」という男の言葉を信じた頃から、堕落していった直子。

その時の胸中を、終盤、彼女は独白する。私が作中で一番衝撃を受けた部分である。
「あなたの赤ん坊だと言われて渡されたとき、泣きたいくらい戸惑ったことを直子は思い出す。
母親になりたいなんて一度も思ったことはなかった。
好きな男といっしょにいられたらいいなと、ただそれだけを思った。
その気持がどうしてこんな生きものに姿を変えるのか、直子には分からなかった。
ただだれかがなんとかしてくれるだろうと思うしかなかった。」

幼い息子の手を握り、慈悲深い男達の手から手へ、街から街へと渡っていくにつれ、ダメ度が上がっていく直子。

泰子の父が直子と智を拾ったことから、実母は家を出ていく。
一時期ダメ母子と堕落した生活をしていた泰子にもダメ要素は感染し、やがて大人になり、ようやくまっとうな人生を歩んでいたにも関わらず、そして逃げようとしつつも、かつての甘美なダメ生活(歯を磨かなくてもOK、学校に行かなくてもOK,食事はお菓子だけでOK)が忘れられずに、自らまっとうな道から外れていく。婚約者に対し、上記のようなマイノリティを、窮屈さを感じながら。泰子は結局あの母子のダメっぷりからは逃げられなかった。

直子は家事をまったくしない。たまに作るカレーも野菜が生煮えで、なぜか厚揚げが入っている。
作ったら放置をするので腐敗する。仕方なく息子の智が腐ったカレーを始末する。一日中テレビの前に座り焼酎を飲んでいる直子。
カレーすらまともに作れない直子の描写がこれまた上手で、きっと他の人ならば笑えるんだろうけれども、私は笑えなかった。笑えないばかりか、きっと将来の自分の何割かは直子的な要素で構築されているのだろうと読みながらぼんやりと思った。



直子が起こす小波程度の出来事が、波紋が広がるように周囲に影響を来たし、次第に他の人々を巻き込んで行く過程が凄く巧妙に書かれていた。
さすが角田光代。うまい、うますぎる。

映画化して欲しい。直子役は樹木希林しか思い浮かばない。





今日から文月。
仕事も月初で忙しかった。
人事通達を見て「後から来たのに 追い越され~」(水戸黄門)状態を味わい、凹んだ。
しかし、如何せん、月初である。忙しいのが幸いし、然程落ち込まないで済んだ。
ソラナックスを飲みながら「泣くのが嫌ならさあ歩け」と自らを励ます。
残りの鬱憤は次回女子会でスパークリングワインを飲みながらダイナミックに発散する予定。
スパーキング!!


コメント (6)