何やら今頃になって必修科目の世界史を勉強してなかったから、全員揃って卒業が危ぶまれている…という高校があるらしい。
学生からの要望で、「受験に必要のない科目は勉強したくない」とか言われて、その要望に答えるべく、社会3教科(世界史と地理と日本史、かな?)のうち、1教科を選択すればいいということになったそうだが…。
実は世界史は必修科目だという事が判明。
ンな事今更いわれても…とも思うが、もともと、「受験に必要のない科目は勉強したくない」という学生の要望に答えること自体、間違ってると思うんですがっ
どうなんでしょう、そこら辺。
そりゃね、音楽・美術・社会の3教科は、私の中ではまるでセンスがないモノですよ。
前世も守護神もそれが得意な人は絶対についていないと確信できるほど。
過去なんか振り返ってどうーすんの…なんて冗談で苦手な事を正当化(?)するような事を言ってた事もありましたけどね。
でもさ、“必要ないから勉強しなくていいもの”ということは教えられてこなかったよ。
ドラマ「踊る大捜査線」の中で、イマドキの若者がパソコンを使って犯人像を分析するような話がありましたよね、確か。
これさえあれば、地面にはいつくばって捜査するよな所轄はいらないとかなんとか、豪語する若者。
でも結局、地道な捜査と長年のカン、そして取り調べ方なんかは、パソコンに向かってる若者より所轄の人間のほうが上手だった。
何が言いたいかというとですね…。
色んなことを学ぶ学生のうちに、“必要ないから勉強しなくていい”ということを教育の中で教えたら、「踊る…」のような若者が増えるって事ですよ。
受験には必要なくても、学ばなければならないという説明をできるくらいの先生になって欲しいものです。