食事の後片付けをしていると、珍しく白い紙を広げて悩んでいる旦那を目にした。
「珍しいねぇ~、勉強?」なんて声を掛けると、「いいや」と返ってくる。
“じゃぁ、何だ?”と考えて思いつくのは、友達同士でやる賭け事表。
「あれか? 賭け事か?」と聞けば、これも「いいや」と答え、私を手招きした。
近寄ってその紙を見て、即、体を翻しましたよ。
だって、そこに書いてあったのは、下記の図の赤い線と青い線だけが描かれた図。
空間能力のない女性としては、図面を見てもさっぱり分からない。
平面ならまだしも……。
旦那 「おいおい、なんで帰ってく?」
私 「だって、3Dは苦手だもん」
──そう。
紙に書いた図を頭の中で立体的に想像するのは苦手なんです、女性はね。
でも、目の前に問題があると、負けず嫌いな私の闘志がフツフツと湧いてきて、結局、食器を片付けたら、その図面に向かってました。
とにもかくにも、仕事で作る配管の図面のようで、立体的に分かるように針金を使って説明してもらいましたが、やっぱり、全く分からない。
そこで、「IQサプリ」のように爪楊枝を使って、立体的に再現。
そこでようやく、下記の図の線BGの値(mm)を求めるという事が判明。
AE=75㎜。
∠ABC=45度で、それを下方に45度…つまり、∠CBG=45度にしなければならず、更に、辺AB、辺EGの長さが分からないという。
さて、ここからがまた難しかった。
三角形の一番長い辺の求め方は、1個の角が90度で、2辺の長さが分かれば求められるというのは分かっていたのですが、辺BGは空間なんですよね。
それでも一生懸命考えて、分かったというか思い出したのは、三角形ABCの∠BACが90度で、∠ABCが45度になるのは、辺ABも辺ACも同じ長さという事なんですよね。
それが分かった途端、正四角形を立体的に作ろう。
──となりました(笑)
旦那はダンボールを持ってきて、私は確か正四角形のメモ用紙があったはずだと思い出し、それで作ろうと思いました。
が、そのメモ用紙が丁度ブロック状になっていて、まだ1枚も使ってないので正四角形のブロックになっていたんですよ。
そこで、高校時代以来使ってない数学分野の脳細胞をフルに使い、頭の中でBCの線で切断する映像を作り出しました。
ここで、ハッとしたんです。
そうか、対角線上(BC)のところで垂直に切断すると、四角形BCFGが出来上がる。
更にその対角線、つまり辺BGは、三角形BCGの一番長いところじゃないか、と。
∠BCGは90度ですから、辺CG、辺BCの長さが分かれば、辺BGが分かるんですよね。
──で、辺CGは75㎜ということは、辺ACも75㎜。ということは、辺ABも75㎜なので、辺BCは…106㎜(上記の図、緑色の計算式)となる。
これで、2辺の長さも出たわけだ。
となると、辺BGの長さは…130㎜じゃないか(上記の図、青色の計算式)、となったわけですな。
あとはそれを旦那に説明して、理解を得られれば完璧だ。
時間は掛かりましたが、学生の時に使う三角定規を使って、丁寧に説明しましたよ。
終わったあとは、かなり満足感がありましたが、メチャメチャ脳みそを使ったという感覚が脳内に充満しました。
でもね、なんか脳の中が気持ちいいんですよ。
きっと、数十秒で画像の一部が変わり、それが分かった時の脳内と同じです。
確かあれも、なんかのホルモンだったが出てるですよね。
ちょっとは脳年齢も改善されたかな(笑)?
──って、怖くて脳年齢のゲームはしてないので、実際、脳年齢がいくつなのか分かりませんが、かなり衰えているのは間違いないです、はい
「珍しいねぇ~、勉強?」なんて声を掛けると、「いいや」と返ってくる。
“じゃぁ、何だ?”と考えて思いつくのは、友達同士でやる賭け事表。
「あれか? 賭け事か?」と聞けば、これも「いいや」と答え、私を手招きした。
近寄ってその紙を見て、即、体を翻しましたよ。
だって、そこに書いてあったのは、下記の図の赤い線と青い線だけが描かれた図。
空間能力のない女性としては、図面を見てもさっぱり分からない。
平面ならまだしも……。
旦那 「おいおい、なんで帰ってく?」
私 「だって、3Dは苦手だもん」
──そう。
紙に書いた図を頭の中で立体的に想像するのは苦手なんです、女性はね。
でも、目の前に問題があると、負けず嫌いな私の闘志がフツフツと湧いてきて、結局、食器を片付けたら、その図面に向かってました。
とにもかくにも、仕事で作る配管の図面のようで、立体的に分かるように針金を使って説明してもらいましたが、やっぱり、全く分からない。
そこで、「IQサプリ」のように爪楊枝を使って、立体的に再現。
そこでようやく、下記の図の線BGの値(mm)を求めるという事が判明。
AE=75㎜。
∠ABC=45度で、それを下方に45度…つまり、∠CBG=45度にしなければならず、更に、辺AB、辺EGの長さが分からないという。
さて、ここからがまた難しかった。
三角形の一番長い辺の求め方は、1個の角が90度で、2辺の長さが分かれば求められるというのは分かっていたのですが、辺BGは空間なんですよね。
それでも一生懸命考えて、分かったというか思い出したのは、三角形ABCの∠BACが90度で、∠ABCが45度になるのは、辺ABも辺ACも同じ長さという事なんですよね。
それが分かった途端、正四角形を立体的に作ろう。
──となりました(笑)
旦那はダンボールを持ってきて、私は確か正四角形のメモ用紙があったはずだと思い出し、それで作ろうと思いました。
が、そのメモ用紙が丁度ブロック状になっていて、まだ1枚も使ってないので正四角形のブロックになっていたんですよ。
そこで、高校時代以来使ってない数学分野の脳細胞をフルに使い、頭の中でBCの線で切断する映像を作り出しました。
ここで、ハッとしたんです。
そうか、対角線上(BC)のところで垂直に切断すると、四角形BCFGが出来上がる。
更にその対角線、つまり辺BGは、三角形BCGの一番長いところじゃないか、と。
∠BCGは90度ですから、辺CG、辺BCの長さが分かれば、辺BGが分かるんですよね。
──で、辺CGは75㎜ということは、辺ACも75㎜。ということは、辺ABも75㎜なので、辺BCは…106㎜(上記の図、緑色の計算式)となる。
これで、2辺の長さも出たわけだ。
となると、辺BGの長さは…130㎜じゃないか(上記の図、青色の計算式)、となったわけですな。
あとはそれを旦那に説明して、理解を得られれば完璧だ。
時間は掛かりましたが、学生の時に使う三角定規を使って、丁寧に説明しましたよ。
終わったあとは、かなり満足感がありましたが、メチャメチャ脳みそを使ったという感覚が脳内に充満しました。
でもね、なんか脳の中が気持ちいいんですよ。
きっと、数十秒で画像の一部が変わり、それが分かった時の脳内と同じです。
確かあれも、なんかのホルモンだったが出てるですよね。
ちょっとは脳年齢も改善されたかな(笑)?
──って、怖くて脳年齢のゲームはしてないので、実際、脳年齢がいくつなのか分かりませんが、かなり衰えているのは間違いないです、はい