☆~Carefree Life~☆

HPの管理人 Sugaryが、日々の出来事から、趣味や宣伝まで勝手気ままに綴ります。

何か、聞こえるんですか?

2008-03-25 08:59:56 | ニュースを斬る!?
学生の時、初めて研修旅行で海外旅行へ行くことになりました。
場所はロンドン。
メインはナイチンゲールが働いていたという、セント・トーマス病院に行く事だったので、“研修”という名がついてますが、本人たちはもう、半分以上はただの旅行ですよね(笑)
大英博物館や、ロウ人形で有名なマダム・タッソー館(千代の富士の前で写真を取りました(笑))、ウィンザー城にロンドンブリッジなど、有名どころがツアーに組み込まれています。

そんな楽しみな旅行の説明を、旅行会社の人(A)が学校に来ていろいろと説明してくれたのですが、ほら、やっぱり飛行機が怖い人もいるので、その不安も取り除くわけですよ。
その時に説明していたのが、どれだけ飛行機が安全か…ということ。

A  「飛行機事故での死亡者数と自動車事故での死亡者数だったら、圧倒的に自動車事
   故での死亡者数の方が多いんですよ。確かに、1回の死亡者数は飛行機の方が多い
   ですけど…でも、その事故も滅多に起きないんです。危ないといえば、自動車の方が
   よっぽど危ないですよ」

──と。
確かに、そうですよね。
まぁ…99%安全でも、その残り1パーセントに自分が乗った飛行機が含まれる可能性もあるのかもしれませんが、人間、勝手ですから(笑)
“自分だけは大丈夫”という前向きな思い込みで、安心しちゃうんですよね。

そんな学生の時期、当然の事ですが精神科の授業も受けました。
その講習の先生が、初めての授業で言ったのは、「精神患者さんを怖いと思わないでください」ということ。

先生 「精神に病を持っていると、どうしても怖がる人が多いんですけど…。でも考えてみて
    ください。殺人を起こした犯人のうち、精神患者さんがどれだいるか。圧倒的に普通
    だといわれている人のほうが多いでしょう?」

──と。
パーセンテージにしたらどうなのかは分かりませんが、きっとそれでも普通だと言われている人が誰かを傷つけたり人を殺してしまう数の方が多いんでしょう。
そう言われ、なるほど…と思いました。

ただ怖いと思うのは、何が相手にとって怒らす原因になるのか分からない、ということですよね。
知らないうちに恨まれてるかもしれませんし。ひょっとしたら、キッカケなんてない場合もあるかもしれません。


昨日、スーパーで買い物をしていたら、別のレジから男性の声が聞こえてきました。

男性  「いい加減にしてください

何かトラブルでもあったのかと、みんなの視線がそこに行きます。
当然、私の視線もそこに…。
見れば、片耳を手でふさいでいる男性が1人。
そして更に大きな声で叫びます。

男性  「いい加減にしてください ………………ア○タの中ですけど…


まるで、“今、どこにいるんだ?”と聞かれたような答え。
まさかと思うけど…天の声が聞こえてる…?

なんか、そんな事を考え、ちょっと引きました…


茨城県の8人殺傷の事件も、犯人の感情は私たちには分かりません。
誰でもいいから殺したかった…なんていう感情を持たれたら、殺される理由なんてないんですから、防ぎようがないですよね。
人を殺したいと思うこと自体がもう既に精神を病んでいるのかもしれませんが、裁判で、それを理由に刑が軽くなるという戦略は使って欲しくないです。
精神を病んでいたとしても、責任能力がなかったとしても、犯した犯罪に対しての罪は償ってもらいたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする