錆鉄人と天女の感動人生

幸福度日本一の福井で一番幸せな夫婦の登山や温泉旅行、ガーデニング・Doit等の楽しい日々の記録です。

極寒の厳冬期本沢温泉宿泊計画 その2

2022-02-04 08:47:36 | 極寒の厳冬期本沢温泉雲上の湯

数年前の「極寒の厳冬期本沢温泉雲上の湯」の日帰りをした時

ビックリしたのはウィンドーウォッシャー液が凍り付いてしまっていて出ず・・・

その日は道の駅蔦宿で車中泊して翌日午後に帰宅したのですが、

福井県に入ったころにやっとウオッシャー液が出るようになりました。

 

記憶力の良い錆鉄人はそれを思い出し、

今回は凍り付かないようにウォッシャー液の濃度を濃くしておく事にしました。

 

久しぶりにボンネットを開けると・・・

 

ウォッシャー液は思った以上にありました。

補充したのは・・・

何年前に買ったか忘れたほど昔に買ったものですが・・・

元の液が結構残っていたので、1:2程度でやはり凍結してしまうかもしれません・・・

福井県んお方言で「ツルツル一杯}です。

 

ずーっとチェックしていなかったラジエター液

リザーブタンクのHとLの中間辺り、まだ余裕ですが・・・

 

これもちゃんとラジエター補充液を補充

ちょっと固いキャップを外し、チューブも抜き取って・・・

じょうごを使って補充しました。

 

これで車の準備はOKぜよ!

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極寒の厳冬期本沢温泉宿泊計画 その1

2022-02-03 13:36:56 | 極寒の厳冬期本沢温泉雲上の湯

「極寒の厳冬期本沢温泉雲上の湯の勧め」を書いてから数年、

人には「本沢温泉に泊まってアシストしましょう」と勧めていながら、

その後一度も本沢温泉に宿泊していない事に、

ちょっぴり後ろめたさを感じていた錆鉄人でありました。

 

という事で、

超寒がりの錆鉄人ではありますが・・・

(ホッカイロをたくさん持って行こうっと!)

体力も落ち切った気もする錆鉄人と天女でありますが・・・

(ゆっくり歩けば大丈夫!)

ブースターショットを打ち終えて、天下(コロナ)無敵?の抗体を持った錆鉄人は

無謀にも極寒の厳冬期本沢温泉宿泊計画を打ち立てたのでありました。

下山後は、かねてから一度泊まってみたいと思っていた渋温泉「金具屋」に宿泊する

という「豪華絢爛・贅沢三昧」の遠征計画です。

 ​  
  渋温泉 歴史の宿 金具屋


「おかあさん、極寒の厳冬期本沢温泉に泊まりに行こうよ!

 次の日は渋温泉の金具屋に泊まろうと思うんだけど!」

天女は例によって

「はい」

天女の辛い人生は何時まで続くのでありましょうか?

もちろん、金無し錆鉄人なので行く時は途中で車中泊する3泊4日の計画です。

 

本沢温泉のHPを見ると・・・

以前にはあった雪上車による送迎が書いてありません。

(送迎は本沢入口からゲートまでの約1.5km位だけだったのですが)

宿泊は完全予約制で大部屋は使用せず、全員「個室」との事で

本館個室は11,000円、新館個室は12,000円でした。

ちなみに本沢温泉小屋には雲上の湯以外に「内湯」と「シャクナゲの湯」があり、

当然、宿泊者は全て無料で入浴出来ます。

日帰り入浴の場合は、何処でも1か所に付き1,000円

(数年間に日帰りした時は、確か600円だったと思うのですが・・・)

 

問題は天気ですが・・・

一般的に本沢温泉小屋に限らず山小屋は、

今の所キャンセル料は取らず、キャンセルの場合は必ず連絡下さいというスタンスなので

予約はしても天気が悪ければキャンセルの連絡をして、

もう1泊車中泊して金具屋に泊まりに行こうと思っています。

 

良い天気でありますように!

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続々 極寒の厳冬期本沢温泉雲上の湯入湯のすすめ

2020-02-09 10:04:37 | 極寒の厳冬期本沢温泉雲上の湯
昨日は何故か「極寒の厳冬期本沢温泉雲上の湯」カテゴリーへのアクセスが多く

錆鉄人もどんなことを書いていたっけ?と思いながら見てみました。

勿論、白根館を出てから雲上の湯に入って車中泊するまでの事は全て覚えていましたが

書いた内容は覚えていなかったものですから・・・


我ながら力作だと思いました。

こんな楽しい事(おバカな事)をぜひブログを読まれた方にもやって欲しくて

(本沢温泉旅館の営業継続のためにも)

「続々 極寒の厳冬期本沢温泉雲上の湯入湯のすすめ」です。


そういえば、去年もこんな時期にアクセスが多かったのですが、

実際に行った(おバカな)人はいるのでしょうか?


これ面白い、いいな!

と思ったらやってしまうのが錆鉄人ですが、

分別のある人はチャレンジしないのかなぁ・・・


錆鉄人は、それってつまらない人生のように思うのですが・・・

(ようやく左手人差し指だけでもキーを押せるようになったので、うれしくて次々とアップしてしまいました)
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続 厳冬期雲上の湯入湯の勧め

2019-02-19 06:20:26 | 極寒の厳冬期本沢温泉雲上の湯
「チャレンジする意欲を失くす事が老いだと思う」

錆鉄人の今年の年賀状に書いたフレーズです。


錆鉄人にとってチャレンジとは普通の人間がやらない(おバカな)事をやろうとする事ですが、

それまでの自分の経験や常識、体力や精神力の壁を超えるワクワクする行為です。

それがどれだけの意味があるかというと・・・単なる自己満足ですが・・・


最近のこのブログの閲覧ページアクセスランキングを見ると

「厳冬季雲上の湯入湯の勧め」のアクセスが上位に入っている事が多いので続編を書くことにしました。

アクセス多いという事は、その何パーセントか、あるいはもっと多くの人が

「厳冬季雲上の湯入湯」を目的に本沢温泉小屋に泊まって

雲上の湯にも入っているのではないかと思われます。

「厳冬季雲上の湯入湯の勧め」にも書いたように、

本沢温泉小屋の冬季営業継続のために本沢温泉小屋の宿泊者を増やそうという崇高な目的で書いているのですが

本沢温泉小屋から感謝の無料宿泊券はまだ送られてきていません。


この冬一番のおバカな体験をするなら「厳冬季雲上の湯の入湯」しかありません!


3月になれば「厳冬期」とは言えなくなるので残された時間は少しです!


常識外れの行為をするには常識ある準備・装備を忘れずに!

(本沢温泉位で遭難する事は考えられませんが・・・自己責任でお願いします)


若者よ スマホを捨てて雲上の湯に行こう

   錆 修司

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本日はエブリイで車中泊

2017-03-15 08:02:23 | 極寒の厳冬期本沢温泉雲上の湯
本日は〇多知のままさんのご招待でごちそうを食べます。
(もちろん、飲みます!)

ご招待と言っても、
京都まで行って、何処かで車中泊して、帰って来なければならないので
辞退してしまうのが普通と思われますが・・・

若い時は祇園で一番の売れっ子だったというママさん(今は60代後半)の
キップが良くてそれでいて思いやりのある言葉を聞きながら
おいしいご馳走を食べながらひと時を過ごすのは
田舎者の我々にとってはとても貴重な時間だと思うし、
最近体力が落ちて弱気になったママさんを元気付けてあげたいと思っています。

という事で、後片付けやその他やらなければならない事はたくさんあるのですが
明日できる事は明後日に回し、今日は飲みに行ってきます。
(って、本音が出てしまった!)

錆鉄人はママさんと飲みまくる予定なので
終わったら天女に運転してもらう必要があるので今回の京都行きはエブリイです。

13インチのスタッドレスから
標準装着の6プライの12インチタイヤに代えたので、
(13インチのアルミは2本パンクしているのです)
結構乗り心地が固くなったのですが
天女は北海道遠征もそのままのタイヤでいいと言っています。

温泉泊まりを1回抜けば買えてしまうので
そんなに我慢しなくてもいいのに・・・
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極寒の厳冬期雲上の湯 入湯のすすめ

2017-02-11 15:06:51 | 極寒の厳冬期本沢温泉雲上の湯

天は極寒の山の中に温泉を造れりと云へり

      錆 諭吉

まずは本沢温泉「雲上の湯」についての説明です。
長野県の八ヶ岳の(北のほうの)硫黄岳の北方に位置し
標高は2150mで「日本一標高が高い露天風呂」として知られています。
pH2.3の硫化水素泉で浴槽の底から湧き出しています。(白い濁り湯)

混浴ですが脱衣場はなく、登山道から覗く事も出来る位置なので女性の入浴は困難です。
近く(徒歩5分ほど)に通年営業の本沢温泉小屋があり、宿泊者は無料で入浴出来ます。
錆鉄人は硫黄岳に日帰り登山をした時に天女と一緒に雲上の湯に入浴しましたが、
この時は運良く誰もいなくて貸し切りでした。
(実際は雲上の湯が目的で硫黄岳はおまけでした。)
日帰り入浴は600円、本沢温泉にはほかに石楠花の湯などがあり、これも日帰り入浴出来ます。

本沢温泉への最も近い登山口は、稲子湯から少し下って林道を車で4kmあまり走った所の本沢入口です。
(徒歩なら約1時間)
無料駐車場がありますが、シーズンの土日は満杯の可能性があります。
なお、四輪駆動車はさらに先のゲートまで走行可能ですが、
デコボコ、道幅ギリギリで急カーブ、対向車が来ても避ける場所はないので錆鉄人は絶対に行こうと思いません。
本沢入口から本沢温泉までのコースタイムは2時間です。(案内標識では2時間半)
本沢温泉までは急な登りが一切ない登山というより遊歩道のようなルートです。

冬季はこの林道は除雪されないので、一般的に普通車の侵入は不可能(積雪による)です。
錆鉄人が駐車した林道の入り口か、稲子湯の有料駐車場(1日300円)に駐車して歩く事になります。
(稲子湯駐車場から冬季若干の駐車スペースがある林道入り口まで約1.3km)

*注意(2022年情報)

 このルートは冬季通る人がほとんどないようで、

 本澤温泉小屋からはしらびそ小屋経由のルートで来るようにと指示されました。

 降雪直後でない限りトレースがあると思われます。

稲子湯からは「しらびそ小屋経由のルート」もありますが、コースタイムは3時間50分
林道に回って本沢入り口まで歩いても1時間程度なので、
本沢入口からのルートが早くてしかも楽だと思われます。

以上のコースタイムは夏季のものであり、
積雪期は積雪量やトレースの有無によって大幅に長くなります。
トレースがあっても1.5倍程度と見る必要があると思われます。

なお、本沢温泉に宿泊する場合は雪上車による送迎があり(電話予約)
本沢入り口の先のゲート(夏季の四輪駆動車用の車止め)まで送ってくれるようです。
宿泊料金は本館個室で9700円、錆鉄人は泊まった事はありませんが、
個室といっても非常に狭く布団を敷いたらほとんど隙間がなくなるのではないかと思われます。
それでも温泉旅館だと思えば、それも日本一高所の露天風呂に入れると思えば高くはないと思います。


さて、やっと本題の「極寒の厳冬期雲上の湯 入湯のすすめ」に入ります。

今回、錆鉄人と天女が行って分かりましたが、
この厳冬期に雲上の湯に入る人はほとんどいないようで、腰までの雪をかき分けて進みました。
雪上車の轍は残っていたし、土日はそれなりに宿泊する人もいると思われますが、
勿体ない事に雲上の湯には入っていない様子でした。

折角本沢温泉まで行ってと泊まるのだから、
目と鼻の先にある標高日本一の露天風呂「雲上の湯」に入ろうと思うのが普通だと思うのは錆鉄人だけでしょうか。
(錆鉄人は普通じゃないという事かも?)

錆鉄人が行った2月7日の宿泊客は0で、小屋の売り上げは錆鉄人の入浴料600円だけだったと思われます。
このままでは「利益・採算優先」で本沢温泉小屋は冬季閉鎖されないとも限らないのではないでしょうか。
という事で、
「極寒の厳冬期雲上の湯 入湯のすすめ」なのです。
冬の天狗岳とかとっても素敵で(錆鉄人は登っていませんが・・・)
登る人にとって小屋の営業は強い味方です。

稲子湯まで行くだけでも・・・遠いです。
そこから雪の中を歩くのは・・・大変です。
・・・寒いです。
極寒の吹きっさらしの中で服を脱ぐのは・・・もっともっと寒いです。
露天風呂の湯温は42℃ですっごく気持ちが良かったですが、
風呂から上がって服を着る時の厳しさと言ったら・・・想像を絶します。
そして帰りも厳しい雪道歩きが待っています。


日本一の高所にある露天風呂だといっても、そこまでして何で行くのかよ!


さばかりの事(山歩きや寒さなど)に行かぬや
さばかりの事(極寒の厳冬期雲上の湯の入湯)に行くるや
止せ止せ問答

    錆 啄木


「極寒の厳冬期雲上の湯の入湯」
錆鉄人は心の中の勲章だと思っています。

あの山田べにこさんも入った極寒の厳冬期雲上の湯
再掲しますが、錆貫之ふうに言えば
「女もすなる極寒の厳冬期雲上の湯入湯といふものを、男もしてみむとてするなり」
   (土佐日記ならぬ登山日記)

男たちよ、雲上の湯を目指せ!
(自己責任でお願いします!)

【追記】
極寒の厳冬期雲上の湯の勧めをしておきながら、装備に関して書いていなかったので追記します。

場所は標高2150mの八ヶ岳山中で、登山道から谷へ急坂を下った所にあり、冬季の入山口から往復で7~8時間はかかります。
(積雪量やトレースの有無でもっとかかる場合もある)
厳冬期は積雪は勿論、気温がマイナス20℃に達する事もあると思われますので、当然冬山装備が必要です。
また天候が荒れた場合は遭難の恐れもないとはいえませんので、悪天候時の強行は厳禁です。
今回、我々はアイゼンは持って行きましたが、スノーシューは持って行きませんでした。
このルートは本沢温泉小屋が通年営業されているので、
冬季でも登山者が多くトレースはあるだろうと判断したからですが、
念のためスノーショーの携行をお勧めします。
逆に、アイゼンは全く不要だと思いますが、
本沢温泉小屋から天狗岳や硫黄岳を目指すなら必要かも知れません。

錆鉄人的には、スノーシューは膝上以上のラッセルが続く場合
アイゼンは凍った斜面を歩かなければならない場合のみ必要と考えていて、
今は雪さえあればアイゼンを装着するという安易な風潮に疑問を感じています。
単に面倒だから装着せずにいるという面もありますが、登山靴だけで雪道を歩く訓練こそ必要ではないでしょうか?
錆鉄人の場合は天女と二人だけで行動するのでスノーシューでのラッセルには限界があり
荒島岳の餅が壁から頂上まで位の距離なら行こうと思いますが
(たいていは強風で雪はそれほど深くないからです)
本沢入り口を過ぎたあたりからラッセルが必要な場合は退却すると思います。
(登るにつれて積雪は深くなるからです)

服装は常識的な冬山装備で良いと思います。
錆鉄人のように汗っかきだからといってTシャツに長袖シャツだけというのは無謀です。
(おかげで?2日間鼻水が止まらずに鼻の下がヒリヒリし、上唇は風邪熱が出たのか赤黒く腫れていました。)
錆鉄人は寒がりなので、寝る時は服を3~4枚着て電気敷毛布に羽毛布団と毛布2枚で寝ているというのに・・・
すでに白根館で着替えた時から「躁状態」であったから寒さを感じなかったのではないかと思いますが
車に戻った時は「八甲田山死の彷徨」の数歩手前だったのかもしれません。
(錆鉄人は動いている限り寒くはないのですが、天女が動けなくなったらヤバかったかもしれません。
 遭難の大半はパーティの誰かが動けなくなった場合に起こるもので、
 天女と二人ならその心配はありませんが、その前にそういう危険がある天候で山には登りません。)



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極寒の厳冬期雲上の湯 エンディング

2017-02-11 09:50:13 | 極寒の厳冬期本沢温泉雲上の湯
憧れの厳冬期雲上の湯に入って目的を達成した愛妻家の錆鉄人は
足の痛みが出ていた天女の為に
某珍獣ハンターのように本沢温泉小屋でヘリを呼べないかと一瞬考えたのですが、
天女はそんな無駄使いは許してくれるはずがありません。
(そんなお金もありませんが・・・)

ちなみに登山とは字の通り山に登る事で、
文字自体は山を下る事までは意味していませんが、
錆鉄人ならずとも多くの人が思うように「登山とは自分の足で登って自分の足で戻る事」であって、
番組制作の都合であっても(あの時は登頂後は天候が悪くなる予報だったかららしいのですが)
ヘリで下りたら「遭難」したのと同義だと思っています。
それが許されるのなら、ヘリで頂上に下り立っても登頂になってしまいますから!
(イモトさんが登頂した事は凄い事ですが・・・汚点を残したと錆鉄人は思っています。)

天女は足の痛むそぶりも見せず、
小屋番さんに明るい声で
「ありがとうございました!」
と挨拶してスタスタと下って行きました。


本沢温泉15時35分

天女は傷む足に、下りなので一層踏み抜く深い雪を一生懸命歩いてくれましたが
当初の錆鉄人の目論見と違って時間ばかりが過ぎて行きました。

それでも16時45分、ゲートに到着



明るいうち林道に戻れるからゆっくりでいいよと優しく声をかける錆鉄人でありました。


(ビールが少なくなったので、買い物に行く為に中断しましたが、
 2箱買ってきたので1週間道路が不通になっても大丈夫です。
 本日は大雪で若狭方面の高速や鉄道は止まっていますが、我が家でもすでに3回も雪かきをしています。)

天女は足の痛みで時々止まりながらも・・・
17時18分 本沢口に戻って来ました。



だんだんと薄暗くなってきましたが、林道なので不安感は無し
急がなくていいよ、もうすぐだよ・・・
途中からは本格的に暗くなり出しましたが、
満月に近い月が雪道を照らしてくれたのでヘッドランプは点けずに歩けました。

そして、ついに駐車場に到着。


(超高感度モード)

すぐに車を前に出して、
ヘッドライトの灯りで登山靴を脱ぎました。
(登山靴のままではペダルの間隔が狭いエブリイでは運転がしにくいのです)

天女は疲れているので、そのまま後ろのシートに座らせました。



車がやや温まってから出発し、
途中でウォッシャーを掛けようとしたのですが、凍っていて出ませんでした。
道の駅蔦宿まで走って車中泊し、
翌日は5時半に出発して諏訪・松本・安房峠トンネル・高山・白鳥・油坂道路経由で帰宅しましたが、
自宅付近まで戻ってきたらウォッシャーが出たのでほっとしました。

なお、今回の千葉・横浜・奈良田・稲子温泉・蔦宿・・・と回って
総走行距離は1460km、その後の走行距離も含めてトリップは1525.8km
4回の給油量は合計で92.00Lだったので、燃費は16.6kmで、これまでとほぼ変わらない結果でした。
高速は100km近くで走行した事を考えると、エブリイの燃費も良好と言えます。

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極寒の厳冬期雲上の湯 感動の入湯編

2017-02-10 14:03:53 | 極寒の厳冬期本沢温泉雲上の湯
極寒の厳冬期本沢温泉雲上の湯 入浴編を書く前に、
白根館のほうが先だったから先に書こうかなと思って書き出したのですが、
長くなってしまいそうなので一時中断し、極寒の厳冬期雲上の湯に戻って来ました。

そういえば、富山遠征記も金太郎温泉までで止まっていて全くの「分裂症気味」ですが、
連載小説の作家ではありませんので休筆・廃筆は自由気ままにやっています。
でも、富山の神代温泉は絶対にアップしたいと思います!

さて、本題に戻って・・・

汗っかきの錆鉄人なので汗をかかないように、
普段我が家にいる時よりも薄着のTシャツとボタンシャツという服装で
極寒の登山道を歩いたのはやはりやり過ぎだったようで、
普段でも寒い所にいると指先に血が回らなく血行不良の錆鉄人は、
完全に指先が凍えてしまい写真撮影さえもままならなくなったのでありました。

しかしながら、天女と二人、
苦労に苦労を重ねて仲睦まじく本沢温泉小屋に到着し
そこからは腰まで潜る雪深い原野の雪をかき分け押しのけし
遂に憧れの「極寒の厳冬期雲上の湯」に到達したのでありました。

という事で、到着時の雲上の湯の写真がありません。
しかたがないので、言葉で書くので心眼で見て下さい。

雲上の湯の浴槽の上には幅20cmほどの板が並べて置いて蓋をしてあるのですが、
その上にも雪は積もり、温泉の熱で溶けて氷の様になって表面に付着している状況でした。

まずは1枚の板の上の氷を板の隙間から浴槽の中に落ちないように手でそっと取って
横の河原に投げてきれいにしてから板をずらし、手を突っ込んでみました。

予想に反して暖かく感じましたが、
凍えきっている指先なので本当の事は分かりません。
錆中也ふうに言えば、
「凍えちまった指先に今日も小雪の降りかかる」
状況ですから。

さて、天女と苦労に苦労を重ねてここまで到達しましたが、
錆鉄人は63歳、運動は全くしていなくて高コレステロールで血圧もやや高め、
高尿酸値はこの際関係ないとしても、
1年前のこの時期に大学ボート部以来の友人が心臓大動脈破裂で即死している事が頭から離れず
小屋の温度計はマイナス10℃でしたが、
風が吹きすさぶこの雲上の湯の上なら体感温度はマイナス20℃を下回っているはず
あまりものの薄着で登ってきたので、血液さえ凍る寸前かもしれない脳みそで錆鉄人は考えました。
服を脱いだら脳の血管が破裂して脳溢血になったどうしよう・・・
天女を残して一人では死ねない・・・
しかしながら、天女まで服を脱がして道連れには出来ません。

こんな所までこんな時期に登ってきて雲上の湯に入ろうなんて
すでに「頭がおかしくなっている」としか言いようがありませんが、
映画「八甲田山死の彷徨」をご覧になった方は思い出されると思いますが、
人間はあまりにも凍えると神経がおかしくなって「熱く感じる」錯覚に陥るらしく
映画では兵士が服を脱ぎ捨てて雪の中に突進し絶命していました。

錆鉄人もそれに近かったという事はないと思いますが、
あまり寒くは感じていませんでした。
という事で、

全然寒くないし・・・
まぁ大丈夫じゃないかな?
きっと大丈夫だよ!
絶対大丈夫!

ことわざにもあるではありませんか!
「(雲上の)湯を見て入らざるは勇なきなり」
     (義をみてせざるは勇なきなり)

ほんの一瞬の気の迷いでした。
入るためにはるばるとやって来たのに、入らないないで帰るなんて事は出来ません。
蛮勇を振り絞って服を脱ぎました。

以下は天女の撮影です。
(天女も指が凍えていたのですが・・・)

まずは手袋を脱ぎ、スパッツを取った所



まさしく、この格好でずーっと登って来ました。
長袖シャツの下は半袖Tシャツのみです。
ズボンに手を掛けているように見えますが、その先に登山靴を脱がなければなりません。
ザックから百均で買ったフロントウィンドウ用の銀マットを取り出して
板の上に広げ、登山靴を脱いだらその上に上がって靴下を脱ぎ
ズボンとタイツ、パンツを脱ぎ、長袖シャツ・半袖Tシャツを脱ぎました。
誰でもこのような順番で脱ぐと思いますが、
下半身より上半身のほうが寒さを感じるものです。

いよいよ感動の入湯!



結婚式のケーキ入刀以来の感動の「ニュートウ」かも?

思った以上に暖かいぜよ!



遂に念願達成、バンザーイ!



この後、温泉に頭だけだして浸かりました。
うーん、いい気持ぜよ!
と思ったのもつかの間、指先がズキズキと猛烈に痛くなりました。
慌てて手を出してみると第一指がどれも赤黒くなっているではありませんか。
(写真はありませんが・・・)

やっぱり凍傷になっかのかな?
凍傷の場合はぬるま湯で温めよというのに、いきなり暖かい温泉に突っ込んだからヤバイかも?
と思っているうちに痛みは消えたので、また短時間温泉に浸けて、出してと数回繰り返したら普通になりました。

おかあさんも指が凍えているから温泉に付けたらと言って天女も「手湯」
天女の分のお金は払っていませんが、足湯、手湯はどこも無料ですから問題ないでしょう。
天女もやはり最初はズキズキしたみたいでした。

続いて温度の測定。
家から温度計を持ってくるのを忘れたので、
ほうとうを食べた河口湖近くのダイソーで買ってきた料理用の温度計です。



温度はみるみるうちに上昇し42℃!



適温で本当に気持ちの良い温泉でした。

廻りを見渡せば絶景!

下流側



上流側の硫黄岳



おまけは雲上の湯に下って来たトレース



錆鉄人の感動理論「感動は流した汗に比例する」そのもので
はるばると登って来た達成感と、
極寒の絶景の中で日本最高所の露天風呂に入っている満足感で最高の気分でした。
ただし、錆鉄人は汗をかかないように超薄着で来たので流した汗はほとんどなかったのでしたが・・・

最高の気分で露天風呂に入っていましたが、
帰りのロングトレイルを考えると長湯は出来ません。
入っていた時間は15分位でしょうか。

極寒の雲上の湯は入る時よりも出た時の寒さの方が大変です。
しかしながらターミネーター錆鉄人は温泉で温まった超合金製の身体を超断熱スキンで覆っているので寒くはありません。
とやせ我慢しながら、脱いだ時とは逆の順番で服を着ました。
帰りは発熱量が少なくなるので、防風対策を兼ねて長袖シャツの上にダウンジャケットを着用しました。
札幌Aさんに頂いたノースフェースの高級品ですが、
ユニクロのマイクロフリースのような超薄手なので上に来た場合はそれほど保温効果は無かったかもしれませんが、
錆鉄人的にはやはり汗をかきたくないという理由でカッパなどを重ね着する事はしませんでした。
(結局、これが原因で3日たった今でも鼻水が止まらないのだと思います。)

錆鉄人が服を着ているうちに天女が登っていきました。
下ってくる途中で下の鉄杭のほうに斜面を直角に下った所が危険だったので、下の鉄杭に沿って登っています。



そして、小屋の所へ戻ったら、ちょうど小屋版さんが外で作業をしていました。



「ありがとうございました!」
「気を付けて!」
時刻は15時35分、登りにかかった時間が予想よりかかった事を考えると
下りとはいっても踏み抜きやすい雪道なので暗くなる前に戻れるかどうか厳しい状況です。
(暗くなる頃には林道に出ているはずで、
 ちゃんとヘッドランプは持っているので心配はないのですが・・・)


以下、続く
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極寒の厳冬期雲上の湯 アライバル

2017-02-09 20:09:34 | 極寒の厳冬期本沢温泉雲上の湯
手足の指は凍えてくる上、深い雪に足を取られるので
本沢温泉小屋になかなか到着出来ない2人でした。

天女は「おとうさんがしたい事ならどこへでも付いて行くわ」と言ってくれましたが
寒い上に右足も痛み出し、歩けども歩けども到着しないので涙がこぼれたわと言っていました。

それでも天女は頑張って歩いてくれて、キャンプ場の標識を過ぎ
ようやく14時32分「石楠花の湯」に到着。



通路はちゃんと除雪がされていて、すぐ先に小屋が見えます。



小屋について入り口の戸を開けましたが誰もいません。
外に鐘を鳴らして下さいと書いてあったので鳴らしましたが、誰も来ません。
しばらく待っても物音もしないので、もう一度鐘をならして待ちましたが、やはり誰も来ません。
(このあたりの写真がないのは、もう手が凍えてザックのポケットからカメラを出すのも出来ない位だったからです。)

天女が
「温泉に入って戻ってきて払えば?」
と言うので、そうするしかないかと思って戸を締めたのですが
すぐに人が歩いてくる物音がしたので、もう一度戸を開け
「すみません、雲上の湯に入りたいのですが・・・」
と言うと、泊り客ではなく日帰りと分かったのでしょう
「今からでは遅くなって帰れなくなるんじゃない?」
と言われたので(言葉使いは覚えていませんが、こういう内容の話しをしたのでした)
「大丈夫です、ここまで3時間で来ましたから!」
と若干サバを読んで答えると
「それなら長湯は出来ないだろうけれど、しばらくして上がれば大丈夫でしょう。はい1200円」
と言われて、晴れて入浴許可をもらったのでした。
「嫁さんは入らないと言うので僕だけです。」
と言って600円を払い
「入浴した人はいますか?」
と聞くと
「今日はいません。」
との事。

つまり、今日はいないけれど昨日は入浴した人がいて
簡単に歩いていけるものと楽観的な想像をする錆鉄人でした。

天女が「おとうさん、マイナス10℃よ!」
と言うので苦労して温度計を撮影。



そして、雲上の湯のある峠のほうへ歩いて行ったのですが、
少し行くとトレースは雪に埋まっていました。



おいおい!と思いながらも錆鉄人は目的地にまっしぐら!
と言いたい所でしたが、
露天風呂への降り口がどこだったか忘れているというか、
深い雪でどこが登山道かさえさっぱり分からなくなっているので
途中で河原の覗ける所まで横に寄ってみましたが露天風呂の痕跡もなく、
さらに登っていくとやっと標識がありました。



このあたりまで来ると登山道らしき所さえわからず
「露天風呂」の標識の差している方向にも踏み跡の痕跡と思える凹みさえなかったのですが
錆鉄人はこの写真の中央やや左側にある凹みが露天風呂への下り口かと思い
腰までの雪をかき分けて進みましたが、その先は絶壁で転落しそう。
命からがら戻ると、天女が
「あそこに標識があるわよ」(右1/4位の位置)
と言うのでやっと下り口が分かりました。

またまた雪をかき分けて進むと
遂に露天風呂への通路を示す杭が並んでいて、
その向こうに露天風呂が見えるかと思いきや、
なにやら小屋があるのかな?と思えるものが見えました。



ここは谷底に向かって急な斜面に作られた道があるはずですが、
深い雪でどこが道なのかは分かりません。
鉄杭の上のほうを慎重に下りましたが、
途中から鉄杭はかなり離れた下のほうと2列になっていたので
そちらのほうへ移ろうとしたら深い溝のような所がありましたが
無事に杭の所に到着し、さらに杭に沿って下りました。


そして、遂に!

憧れの極寒の中の雲上の湯に到着!

小屋のように見えたのは、
露天風呂の上に板を渡して温泉が冷めないようにされていたからでした。

続く
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極寒の厳冬期雲上の湯 アクセス(道路と登山道の積雪)と装備

2017-02-09 11:35:53 | 極寒の厳冬期本沢温泉雲上の湯
2月6日は奈良田温泉の白根館に泊まり、
翌日白根館から本沢温泉の登山口の稲子湯まで走るスケジュールを立てたので
出発前に距離と時間がどれくらいかかるかを錆鉄人愛用の「いつもNAVI」で調べました。

増穂ICから長坂ICまで高速を使って130km4時間11分と出たので
本沢温泉行きは登山口からのコースタイムで往復6時間以上かかる為に
7日の本沢温泉往復は無理だと考え、
近くの小海リエックススキー場で車中泊して、8日早朝から本沢温泉を目指す考えでした。
そうすると車に戻るのは2時か3時で、
家まで下道を走るとなると8時間位かかると思われ、帰宅が深夜になりそうでした。

無理せずに下山後に途中で車中泊しても良いのですが、
時間は未定ですが9日には来客の予定だったので前日のうちに帰宅したい。
2日に出発して千葉のNさん宅に2泊、横浜の娘夫婦宅に2泊、白根館で1泊と全部で5泊もして
さらに車中泊を1泊しただけでも早く家に帰りたいと思うものです。

天気予報を見ていると7日は本沢温泉から一番近い上田市の天気予報は晴れでしたが
8日は二玉低気圧の通過で天気が崩れそうだったので
7日の12時までに駐車場に着いたら決行しようと決めました。

という事でしたが、白根館の朝食は8時からという事で
(お願いすれば30分位は早めて下さったのかもしれませんが・・・)
普通なら朝食後も温泉に入ってチェックアウト時間までいるのが通例の我々ですが、
朝食を食べ終わったらすぐに出発出来るように準備し、
さらに登山口の駐車場に着いた時に1分でも無駄にしないように
登山の服装で朝食を食べる事にしました。

「体調絶不調」で書きましたが、
錆鉄人はもの凄い汗っかきで
登山中はほとんど短パンに薄いTシャツ1枚でいるのに汗びっしょりになるのです。

汗をかいてびしょ濡れになったシャツを脱いで雲上の湯に入り
上がってシャツを着る時にパンパンに凍った想像を絶する冷たさを想像すると
汗をかかない薄着で登山するのが良いと結論を下し
上はTシャツに普通のボタンシャツだけ
下はボクサータイプブリーフと量販店で買った980円のタイツに安物の登山ズボン(もちろん冬用ではありません)を履
いて登る事にしたのでありました。

そして実際の登山時ですが、上記の服装のままで
帽子だけは除雪時に暖かいだろうとホームセンターで買った耳カバーの付いた防寒帽子をかぶり
(でも、ずーっと耳カバーは上げたままでしたが・・・)
これもホームセンターで980円で買った手袋をはめただけで無謀にもずーっと登っていたのでした。

さて、元に戻って白根館の朝食ですが、
7時50分頃に準備を終えバックを持ってロビーまで行くと
「朝食の用意が出来ています。」
と言われたので、その場で会計を済ませて大慌てで朝食を食べ
(お櫃の御飯は全部平らげましたが・・・)
8時15分には出発しました。



道路は凍結もなく対向車もほとんどないので順調に走行し
高速に乗って長坂ICでポリ田後は清里道路を駆け上り、
その後の国道141号線も道路は乾いていて走行に支障がなく松原湖入り口を左折し
途中からリエックススキー場経由で稲子湯に向かうより
稲子湯の先の林道分岐につながる道路を走ったほうが早く着くだろうと松原湖で左折し
エアリアで小海町営バスと書いてある道路を走り、
稲子湯の手前の本沢入り口への林道分岐のすぐ手前の山を上がる部分だけは(新開集落当りから)
道路が雪で真っ白くおおわれていましたが除雪はしてあったので難なく通過し、
林道分岐に11時過ぎに到着。
道路の分岐部分はバスが方向転換できるほど広く、
車が2台駐車していて、横にちょうど軽なら入れるスペースがあったので駐車しました。



登山靴を履きスパッツを装着し、
ザックに途中のコンビニでかったパンを入れて11時10分に出発。
予定より約1時間も早く楽勝だと思ったのですが・・・

少し歩くと、本沢温泉小屋に宿泊する客をゲートまで乗せてくれるという雪上車が道路わきに置いてありました。



轍の上には雪が数センチ
予想に反して足跡はありません。



僕の前に足跡はない、
僕の後ろに足跡は出来る。

駐車した林道入り口から無雪期には車で行って駐車出来る「本沢入り口」までは
「いつもNAVI」で計測すると3.3kmで昔なら30分もかからずに歩いた距離ですが
45分かかって11時55分に到着



林道の積雪は15cmから20cm程度と大した事はなく、
吹き溜まりでも轍もそれほど深い所はなかったので
最低地上高が180mm程度の本格的な四輪駆動車でなくても来れそうな積雪状況でしたが、
先が見えない所に突進するには腕と車に自信がないと無理だと思います。
(積雪状況は変化するので自己責任で)

本沢への登山道入り口



この林道は無雪期には四輪駆動車ならゲートまで行けるのですが
乗用四駆は下回りにダメージを受けそうな悪路ですが、
送迎用の雪上車は宿泊客を乗せてゲートまで行ったようで轍が残っていました。
それよりもうれしい事は、今日下ってきたと思われるスノーシューの足跡があった事です。
この足跡は林道を横切ってそのまま下に続いていました。
恐らく稲子登山口まで下ったものと思われました。(コースタイム1時間)



登山道入り口からゲートまではそれほど積雪は深くならず
スノーシューの足跡の上を歩けば足が雪に埋まる事もなく12時45分に到着。



しかし、ゲートの辺りから積雪は急に深くなり
足跡を踏み抜いてひざ上まで潜ってしまう事も度々でした。

富士見平に13時10分到着



高速を走っていた時も凄い横風でしたが、
登山道を歩いていても場所によっては強風が吹きつけてその寒い事!
体感温度的にはマイナス20℃以上だったと思います。
その度に「おとうさん、大丈夫?」と越を掛けてくれますが、
錆鉄人は寒さを無視しているので「大丈夫!」と答えてそのまま登って行きました。

その後はこのような吹き溜まりを踏み抜く箇所が続々とありペースが落ちる一方でした。



滑川渓谷と硫黄岳の標識のある地点を13時46分に通過。
ゲートから40分と書いてありますが、1時間もかかっています。
本沢小屋までは30分の表示ですが、どれだけかかる事か・・・

天女は息をハーハーしながら頑張っているので
「おかあさん、夫の道楽でこんな所まで来て辛い思いをさせてごめんね。」
と言うと、
天女は
「私はおとうさんがしたいという事はどんな事でも付いて行きます!」
「おかあさんありがとう・・・」
錆鉄人は涙がこぼれましたが、それが地面に落ちる前に氷になったかどうかは分かりません。

そういえば昔の錆鉄人の口癖は
「何て幸せな妻でしょう!」と言って天女を洗脳していたのですが
最近の錆鉄人の口癖は「辛い人生だね!(ごめんね)」に代わっています。

稲子湯からみどり池経由で本沢温泉に行く合流地点ですが、
足跡は一つだけで、それもかなり前のものらしく雪に埋もれていました。



小屋はもうすぐだと思ったのですが・・・




以下は「極寒の厳冬期雲上の湯 アライバル編」で
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