錆鉄人と天女の感動人生

幸福度日本一の福井で一番幸せな夫婦の登山や温泉旅行、ガーデニング・Doit等の楽しい日々の記録です。

体調絶不調!

2017-02-09 06:28:59 | 極寒の厳冬期本沢温泉雲上の湯
【こんな楽しい事(お馬鹿な事)ってそうそうは出来ないので、
 「極寒の本沢温泉雲上の湯」という新しいジャンルを作りました。】

7日車に戻ったのが午後6時過ぎ
エンジンを掛けてヘッドライトを点けた明かりで凍った登山靴の紐を解き
靴を履き替えて暖かくなりつつある車に入った途端にクシャミが連発し、
鼻水が垂れだしたのですが・・・
道の駅蔦木宿までも走行中も、
到着してビールを飲み天女が作ってくれた有名店のカレーを食べている時も、
二重の寝袋に入って寝ている時も、夜中にトイレに行った時も
翌朝5時に起きて5時半に出発して下道走行して帰宅する途中も
帰宅してからも・・・
ずーっと鼻水が泊まらず、
それは水のように粘り気がなくすぐに滴り落ちようとするので
ティッシュで噛み続けているのであります。

風邪をひいたのかと思って体温を測りましたが、
平熱とは高いとはいえ36.1度
ヒーターを利かせた車内から南極越冬隊より寒い我が家に入ったので
いつもより寒く感じて1枚余分にジャンバーを着ていたせいかもしれません。

と言うことで、
その原因を錆鉄人なりに考えると
身体が冷え過ぎた為ではないかと思われます。

錆鉄人は無類の汗っかきであり、
ご存知のように登山中はほとんど短パンに薄いTシャツ1枚でいるのですが、
それでも汗びっしょり

という事で、
今回、極寒の本沢温泉雲上の湯に入る為に
白根館で朝食前に登山服に着替えて、朝食後すぐに出発したのですが、
(登山口に到着するのは12時ごろになると思われたので
 暗くなる前に戻る為に分でも早く出発したかったからです。)
汗をかいてびしょ濡れになったシャツを脱いで雲上の湯に入ると
上がってシャツを着る時にパンパンに凍ってしまっている事が予想され
その想像を絶する冷たさを想像すると
(想像を絶すると言いながら想像するなんて変ですが)
錆鉄人は汗をかかない薄着で登山するのが良いと結論を下したのでした。

という事で、
上はTシャツに普通のボタンシャツだけ
下はボクサータイプブリーフと量販店で買った980円のタイツに登山ズボン(もちろん冬用ではありません)を履き
帽子だけは除雪時に暖かいだろうとホームセンターで買った耳カバーの付いた防寒帽子をかぶり
(でも、ずーっと耳カバーは上げたままでしたが・・・)
手袋(これもホームセンターで980円で買ったもの)をはめただけの姿で
無謀にもずーっと登っていたのでした。
勿論、登山用の高級長袖シャツや雨具類をザックに入れていましたが・・・)

おかげで、全然汗をかきませんでした!

下山時は登りよりも発熱量が少なくなるので
風を防ぐ為に札幌Aさんから頂いたノースフェースのダウンシャツを上に着て下りましたが
気温はマイナス10℃前後で強風が吹きすさび
体感温度はマイナス20℃をはるかに下回るであろう中を7時間近く行動していたのです。
南極越冬隊より寒いと言いながらも室温が15度前後はある居間でさえもっと暖かい服装でいるのに・・・

勿論、錆鉄人は目的の為なら痛みを無視し苦しみを我慢し続ける事を習得しているので
登山中は寒さを無視していましたが、
いかに旧式のターミネーターで超高級耐寒性スキンを装着している錆鉄人であっても
超合金製の身体内部まで冷え切ってしまった為に鼻水が止まらなくなったに違いありません。

それを冷静に判断した錆鉄人は
これ以上身体を冷やさないように昨日はビールを飲まず、
鼻水が流れ続けているので水分補給も考えて暖かいお湯割り梅酒にしたせいか、
今朝は幾分回復した感じです。

天女は下山途中から足の付け根が痛いと言っていたので心配していたのですが、
どうやら筋肉痛だったようで今朝はほとんど痛くなくなったみたいです。

もう歳を考えてこんなお馬鹿な事はやめようかしら・・・
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極寒の厳冬期雲上の湯 プロローグ

2017-02-08 19:56:31 | 極寒の厳冬期本沢温泉雲上の湯
百名山全山日帰りを達成した後、二百名山とか三百名山をやる気にはなれず
次は「温泉巡り」と定めて行動を開始した時は、
とりあえず多くの温泉に入ってみる事と、
歳を取ってからは行けなくなる「歩いてしか入れない温泉」に入る事を考えたので、
標高が日本一高く3時間ほど歩かないと入れない本沢温泉雲上の湯の事も知り
数年前に天女と一緒に「混浴」しています。
(この時は他に誰もいなくて2人きりで入浴し、上がってから硫黄岳に登って、下山した。)

歩いてしか行けない温泉というと、
かの有名な山田べにこさんの「野天湯にGO!」という番組があり
数年前に「本沢温泉」の放送を見た時に、
冬期に雪の中で雲上の湯に入浴していたのでした。
(本沢温泉小屋に泊まって内湯にも入っていました)

「ワー!スッゲェ!」
「こんな楽しい事(お馬鹿な事)自分もしてみたい!」
と即座に思ったのでした。

つまり錆貫之ふうに言えば
「女もすなる極寒の厳冬期雲上の湯入湯といふものを、男もしてみむとてするなり」
   (土佐日記ならぬ登山日記)
でありました。

という事で、去年だったか?
今時分に本沢温泉の登山口に向かって走って行った事があったのですが、
激しい雪降りとなり、車が動かなくなると大変だと思って引き返しました。

今回は、千葉のNさん宅にお邪魔した後、
横浜に天使たちに会いに行き、
秘湯を守る会のスタンプ10個の無料宿泊ご招待で
横浜からの帰りに(といっても随分な遠回りですが・・・)奈良田の白根館に泊まる事になったので、
白根館から甲府のほうに出て松本、平湯、高山と下道を走って帰る事を考えると
本沢温泉の登山口である稲子湯へは僅か(全部で1500km程走る事を考えると)の遠回りであり、
タイムパフォーマンスもコストパフォーマンスも良くて合理的です。

という事で、天気さえ良ければ行こうと決め、
登山装備も詰め込んでエブリいで出発したのでありました。

   続く
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山のあなたの雲上の湯(本歌取り)

2017-02-08 13:17:12 | 極寒の厳冬期本沢温泉雲上の湯
本沢温泉小屋への雪道を
寒さに凍えながら登っている時に出来ました。


山のあなたの雪深く
温泉(雲上の湯)あると人のいふ
ああ、われつま(天女)と尋めゆきて 
鼻水垂らしかえりきぬ
山のあなたになお寒く 
温泉あるとひとのいふ

  錆 ブッセ 


(本来は本歌取りのジャンルにすべきですが・・・)
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極寒の雲上の湯

2017-01-31 18:36:19 | 極寒の厳冬期本沢温泉雲上の湯
百名山全山日帰りというヒーヒーハーハーの登山を考え出して実行した錆鉄人なので、
知り合いからは究極のMだと言われる事がありますが、
実際は凄く軟弱で意志薄弱の人間であり、
「金有り・暇有り」の優雅な身分だったらそんな事は考えもしなかっただろうと思います。

ところで、表題の「雲上の湯」とは標高2200mにある本沢温泉の露天風呂の事。
標高が日本一高い露天風呂で、錆鉄人と天女は入浴済みであります。

が、テレビであの山田ベニ子さんが真冬に入浴したのを見て以来
錆鉄人は、この極寒の雲上露天風呂の入浴を夢見ているのであります。

気温はマイナス10℃以下
もともとぬるめの露天風呂なので湯温は30℃ちょっと・・・
入る時はないとかなっても出る時は地獄・・・

一度は行きかけたのですが、
上田市当りから雪が激しくなったので断念しました。


往復6~7時間も山道を歩いて、極寒の露天風呂に入るなんて・・・
究極のMと言われそう。


やっぱり止めようかなぁ・・・
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