錆鉄人と天女の感動人生

幸福度日本一の福井で一番幸せな夫婦の登山や温泉旅行、ガーデニング・Doit等の楽しい日々の記録です。

エブリイの車中泊ベッド組付け

2015-09-28 12:45:56 | 車中泊
札幌Aさんと槍ヶ岳山荘で1泊する為、エブリイにベッドを組付けました。
(新穂高の無料駐車場は駐車スペースの横幅が狭いのでエブリイで行く事にしています)

まずは後部のベッドフレームを設置



大きさは横幅120cmで奥行90cmです。
1×4材を縦に使用しているので強度は十分です。
(足は1×3材)


このフレームの下は全て物置になるので、それだけでも相当な量です。
中央部の足は幅広い物の出し入れを考慮して差し込み式にしています。
(今まで一度もないが・・・)


次に運転席後ろのベッドフレームを設置します。
4人乗車時のフレームの収納を考えて足は差し込み式にしています。


後部フレームにはこのフレームを乗せるための受け台があります。
上に乗って寝るだけなので固定しなくてもヅレる事はありません。


普段は運転席後ろのシートは取り外して、クーラーボックス等の装備を置くのですが
今回は天女に駅まで天使達を送ってもらう為に取り付けたままです。
シートがあってもちゃんと足が取り付けられるように作ってあります。

助手席後ろのシートは走行中は天女が座るので
ベッドは車中泊場所に到着してから組付けます。
後部ベッドフレームは、こちら側のフレーム取り付け用にこうなっています。

縦の溝部分に1×4材を差し込み、下のベニヤ板部分に5mmほどはまり、抜けないようにしています。


言葉ではわからないので

hダリ2本が縦のフレーム、右は前のフレーム

前フレームの溝に縦フレームの溝をはめ込めばしっかり組みつきます。

到着後、すぐに眠りたい場合はこのベッドも組み立てていきますが、
助手席に座った場合にリクライニング出来るように斜めにカットしています。
(その場合はベッドボードはずらして置きます)

次にベッドボード(幅60cm×長さ90cm×4枚)を設置します。

助手席後ろのシートは使用するので、この部分のボードは重ねておきます。
ボードは12mmコンパネに8mm銀マットを貼り付け、クロスを被せて裏面をタッカーで打って作っています。

1列目と2列目の間の車体のフレームがでっぱっているので斜めにカットしています。

次に魔法のテーブルを設置します。

テーブルの脚は後部フレームの外にきっちり入ります。
錆鉄人の買ったエブリイは、ワゴンだと後端が狭くなっていたので、
このようなテーブルは設置出来ませんでしたが、
今年のフルモデルチェンジで4ナンバーと同じ荷室後端の形状になったので、
今なら5ナンバーのワゴンを買ったかもしれません。

何故魔法かというと、
テーブルを車外に持ち出して普通のテーブルとして使うdけではなく、
ベッドボードの上に置いておいたザックなどの大きな荷物を乗せれば
寝るときは広いベッドスペースが確保出来るからです。
なお、走行中にブレーキを掛けるとテ-ブルが前に浮き上がるのでロープでベッドフレームに縛っておきます。

ベッドボードの上にクッションを敷けばベッドが出来上がり!


クッションは○トリの3つ折りマットレスを切り離したもおです。
4枚必要なので2セット購入しなければなりません。

2枚は網棚の上に乗せて行きます。








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涸沢幕営装備日帰り顛末記

2015-09-28 07:18:54 | 登山
23日秋祭りの神輿巡航が終わってから準備をして
午後5時頃にステップワゴンで自宅を出発し、いつも通り下道を走行し
平湯から先は無料の旧道と時間短縮の安房峠トンネルのどちらを走ろうか迷いながら平湯に到着
金無し錆鉄人ではありますが、ここは睡眠時間確保を優先し安房峠トンネルを走行
涸沢には9時ごろに到着。
これまでは足湯公園の横の駐車場を利用していましたが、
今回はバスターミナルに近い第三駐車場に駐車。
バスに乗るうえで便利だと思ったのですが
バスターミナルのトイレが使えなかったのは誤算でした。

バスの始発は5時40分との事でしたが、繰上げ始発を期待して目覚ましは4時にセット
ビールを3本飲んで寝ましたが、おかげで夜中に遠い足湯公園のトイレまで2回も行くはめになりました。

目覚ましで熾きて、バスターミナルのトイレに行くと、もうタクシーが待っています。
案内所で聞くとバスは5時40分で、鎌トンネルの開門は5時からという事で
早く上高地に入りたい錆鉄人は駐車場に戻り、相乗りしてくれる登山者を探すことにしました。
というのは、タクシーは定額で4,200円なので、金無し錆鉄人は天女と2人だけで乗るのは無理、
4人乗ればバスよりも安くなるので、2人組の登山者を捜しました。
捜すまでもなく、やはり相乗りを捜していた長野と東京の若い山ガールと一緒に乗ることになり急いで準備をしました。

釜トンネル前には4時45分頃に到着。
安房峠トンネルのほうに曲がってユーターンし、
6~7台の列の後ろに並び開門を待ち、この間に料金を支払いました。

ほぼ時間通りに開門しましたが、
何台かの車は運転手が寝ているのか動き出さないので
3~4台目に順位がアップして釜トンネルに入りました。

釜トンネルから先、上高地バスターミナルまではタクシーでも結構な距離で
よくこんな所を歩いて河童橋まで行ったものだと感心しながら
大正池の撮影ポイントなど、同乗の2人とおしゃべりをしてバスターミナルに到着。

トイレに行き、バスターミナルを出発(5:20)



河童橋で記念撮影



小梨平キャンプ場の所で早いペースで歩く若い登山者夫婦に抜かれたので、
着いていく事にしました。
という事で、一緒に歩きながら我々は結婚35週年で・・・と自己紹介をすると、
川崎から来たというご夫婦で結婚5年目との事でした。
天女はほとんどしゃべらず、向こうのご主人もほとんどしゃべらないので
ほとんど2人でしゃべりながら、徳沢のトイレ休憩まで前後したりしながら歩いていました。
奥さんはかなり山登りをされた方のようでしたが、涸沢は初めてとの事
しかしながら情報収集はバッチリのようで
昨日はテントが450張りだったとか、
今日は涸沢ヒュッテ泊まりだけれど一人に布団1枚もらえそうらしいとか・・・

横尾で撮影してもらいました。(6:40到着)


本谷橋では休憩せずに通過


でも、その先の登りで天女はばてて、見晴らしの良い所で休憩

錆鉄人は今回は装備を絞って軽量化したのでばてませんでした。



という事で、9時40分ごろ涸沢の幕営ポイントに到着


今回はトリプルエビス顔!



テントを張ろうとしはじめたら雨がぽつり
おなかがすいた天女は大岩の陰で昼食作りを始めました。

錆鉄人はザックから厚手のブルーシートをテントサイズに切ったものを拡げ
さらに天女のザックからエアークッションを取り出して乗せ
(天女のザックを軽量でいかにも幕営装備らしく膨らませる効果がある上、保温緩衝効果があってべんりなものでう)
テントをその上に拡げて、ポールを組に立てて差し込み、テントを立てようとしたら・・・
「ボキッ!」
嫌な音がしました。
慌ててポールを抜いてみると、やはり差し込み部分の近傍が折れていました。



しかしながら不屈の錆鉄人は諦めず
割り箸で折損部分を接ぐ事を考え、ポリ袋で縛りつけましたが、
ポールを差し込むと割り箸がずれてしまいました。

万事休す・・・

それでも、不屈の錆鉄人は諦めません。
川崎のご夫婦の話を思い出し、
豪勢にヒュッテ泊まりにしようかと天女に持ち出しましたが
締まり屋の天女は2万円もの出費に気乗り薄いご様子

そういえば横尾で逢ったおじさんの言葉を思い出したのかもしれません。
その人は、10時から時間1mmの雨が降り出し、
明日もずっと雨の予報なので今日は諦めて引き返すとの事でした。

そうだなぁ・・・
ずっと雨じゃあつまらないし、雨の中でのテント撤収は嫌だなぁ・・・

という事で、あっさり撤収して日帰りする事にしました。

男児立志出郷関(だんじこころざしをたてて きょうかんをいず)
幕営若無成即還(ばくえいもしなくならずんば そくかえる)
立幕豈惟涸沢地(まくをたてるところ あにからさわのちのみならんや)
涸沢到年有紅葉(からささわいたるとし こうようあり)

涸沢は来年も紅葉ありぜよ!

(本歌)
  男児立志出郷関
  学若無成死不還
  埋骨豈惟墳墓地
  人間到処有青山


と、そのうちに昼食が出来ました。
きのこ増雑炊です。
(天女の山ごはんもバリエーションが増えてきました!)



雨はまだぽつりぽつり、
晴れていなくてもこの紅葉の前で至福の昼食です。





そして、トイレに行ってから出発する為、ザックを担いでヒュッテに行きました。
ビールは3缶飲んだし、おいしいきのこ雑炊でおなかは一杯になっていたので、
生ビールは飲まず、おでんも食べずに節約に努める錆鉄人でありました。

が・・・
これは我慢できませんでした!



1つのソフトアイス(抹茶)を天女と一緒に食べます。



天女は錆鉄人がソフトクリームが大好きなのを知っているので、
いつも2口位しかたべず錆鉄人に譲ってくれます。(ありがとう!)

最後に真っ赤なナナカマドを写してちょうど12時に下山開始


撮影モードが良くなかったのか、赤の発色が全然駄目でした。
錆鉄人の目にバイアスがかかっていたのかもしれませんが・・・

平日だというのにたくさんの登山者が登ってきていました。

幕営の人もたくさんでした。


こんな姿も結構いいかも・・・

やっと横尾に到着。
トイレをしただけで休憩せずに出発しました。
雨がだんだんと強くなってきていたので、
ここでカメラをザックに仕舞ったので、以降の写真はありません。
雨の中を歩きながら
帰ってきて正解だったね、でもテントの人は気の毒だね等と話していましたが
まだまだ登山者は続々と歩いてきていました。

バスターミナルには4時前に到着し、
4時のバスに乗って沢渡の駐車場に戻りました。

帰り道はさらに雨足が激しくなり(帰りの運転は疲れが出て凄く大変でした。)
夜も翌日もその調子で降り続き、幕営ならずとも泊まられた登山者は大変だったと思われました。

ポールが折れたのは、日帰りせよという天啓だったのかも知れないと思いました。

コメント (2)
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