空から襲撃してくるカラスには、畑の上に何重にも黄色い水糸を張り巡らし
イノシシには有刺鉄線、木柵、鉄筋メッシュの柵(+防獣ネット)・・・と苦労して対策しても悉く破られ
遂に屋敷の周囲に電気柵を張り巡らして撃退した錆鉄人ですが
(ちなみに電気柵はクマにも有効なようです)
サルにはお手上げ
ハクビシンは檻を設置して1匹は捕獲したのですが・・・
学習能力が高いのか、次からはエサだけ食べられている状況に檻は諦めました。
しかしながらハクビシンやタヌキ、ムジナなど夜間に侵入する小動物をなんとか撃退したいと考え
遂に「害獣撃退器」を購入しました。
「遂に」というのは、ずーっと前から
「そんなもの、効果があるんかい?」
と思っていたからですが、暇なので買って設置してみることにしました。
高々数千円なのでダメ元です。
一昨日の朝注文して、昨日配達されてきました。
アマゾンにしては小さな段ボール箱を開けると・・・
蓋を開けると、上にポールセット
無駄にビニール袋に入れてない所に好感を感じます。
ちゃんと日本語の取説も付いています!
ポールセットを取り出すと・・・本体はビニール袋の中
取り出すと・・・
左側が警報機のボリューム
右側は撃退したい害獣に合わせて5通りの設定があります。
人間に聞こえる音以外に、動物の嫌がる超音波を出すとの事で、設定を切り替えると周波数が変わるのかもしれません。
本体下にUSB端子があるので、まずは充電(USBケーブル付属)
そして今日、ポールをセットしてみました。
例によって大きさの基準は缶ビールです!
アルミポールは切りっぱなしでバリが出ていて、プラスチックの差し込みには若干の力とコツが必要かも?
口のような部分がセンサーで、感知すると下のように色が変わります。
そして「目」のLEDが点滅し、大きな音で警報が鳴ります。(ボリューム最大時)
昼光色?と白色が交互に点滅します。
警報は「5」に設定した場合だけ鳴り、他は点滅と超音波です。
取説には
「電池:1個18650が必要、オプションの3.7Vリチウムバッテリー」
と書かれていました。
この獣害撃退器は頭の部分にソーラーセルがあって、ソーラー充電式になっているのですが、
天女さんちで設置しようと思っている場所は日当たりが悪いので、
単三や単四だったらしょっちゅう充電しなくてはならないから面倒だと思い
18650電池を買おうと思ってネットで安いものを探していたのですが、
電池部分の蓋を開けてみると・・・何と!18650電池が入っていました。
単四(1.2V100mAh程度)と比べれば桁違いの電池ですが、日本ではホームセンターでも見かけません。
電池ケースの周囲はちゃんとパッキンがあって「防水」なのが分かります。
USB端子部分をカバーするようにポールがはめ込まれるのですが
そのはめ込み部分に雨水が溜まり、日中は蒸発して内部に入って結露を繰り返し
やがては壊れそうな気がするので屋根を設置したほうが良いと思われますが
そのまま設置して「人柱」になろうかと思っています。
ちなみに取説のFAQによると
「理論的には、犬、猫、鳥、リス、ネズミ、ハタネズミ、アライグマ、キツネ、その他のげっ歯類に対して98.5%の成功率がある」
とか?