天女さんちの薪ストーブは、
某ホームセンターで本体と煙突を購入し
設置場所の加工(かなり大規模な大工作業でした)も自分で行って設置したのですが、
瓦屋根を突き破って煙突を出した場合、雨漏りや耐火性対応に自信が持てないので
4回も直角に曲げて煙突配管を行っています。
ちなみに、屋内の煙突配管
煙突のサイズはΦ106ですが、メガネ石部分はΦ120の煙突を通して二重にしています。
メガネ石から外の配管
外の配管全体
配管の長さは・・・
ストーブから順に
立ち上がり100cm(H)
後ろに20cm(L)
横に150cm(L)
後ろに110cm(L)
立ち上がり310cm(H)
煙突は横配管(L)と縦配管(H)の比が1.5倍以上にするのが原則ですが、
410/280≒1.5 ギリギリの値ですが、
問題はストーブに近い部分で横配管が続く為、煙の排出効率が悪くなっています。
(温度が高い煙は煙突内を上昇して排出されるのですが、
この横配管部分では「抵抗」となってスムーズに排出されにくいのです)
という事で、設置当初から考えていたのでありましたが・・・
この外に向かっている配管を斜め45度にして煙の排出効率を上げる異にしました。
その為には135度の配管が必要なのですが・・・
ホームセンターには90度のエビ缶しか置いてありませんでした。
ネットで見ると自在管があり135度以上の自由は角度に出来て便利そうです。
が、思い立ったが吉日、錆鉄人はすぐに配管変更をやりたかったのでした。
90度の配管を曲げ伸ばせば良いのではないかと思って
両側に煙突を接続してじんわり力を入れると・・・
いとも簡単に広がってくれるではありませんか!
という事で、夕方、寒くなってからでしたが配管工事着手!
一旦、煙突を全部抜いて配管し直したのですが・・・継ぎ手に入った水で煤が固着していて抜けないったらありません。
こういう場合は、外側から継ぎ手部分を満遍なく軽くたたいて固着を解消させるのですが
それでもなかなか抜けませんでした。
そのうちに窓の所のL配管が壊れ・・・四苦八苦してやっと抜きました。
新しい配管をステンレス針金で固定しながら煙突を伸ばして行きます。
そして屋根の雪の上に置いていた煙突をつないで・・・
この時点で黒い煙突が1本余っていたのですが、
みっともないので付けなかったのですが、
やはり高いほうがよく燃えるはずなので一番上に追加して工事完了
(手は真っ黒になりすっかり凍えましたが・・・)
つまり、改造前と比べると
水平に110cm外に出ていた煙突が45度斜めに立ち上がり
その分だけ横方向の長さが減少(約33cm)するとともに、高さも高く(約33cm)なりました。
443cm/247cm≒1.8!
という事で、ぐっと燃焼が良くなったはずでしたが、
昨日は南風だった為に今一でした。(以前は南風の時は部屋に煙が充満した事もあったのですが・・・)
きっと、今日は快調に燃えてくれるはずです!