北海道2日目といっても、
1日目は苫小牧東港から上陸して約80km2時間弱走行して道の駅樹海ロード日高で車中泊しただけですが・・・
途中、平取町を通過し15年以上前のことを思い出しました・・・
幌尻岳に登って登山口に戻ってくると、
車上荒らしにスライドドアの窓ガラスを割ってカーナビを盗まれていたのでした。
平取の交番で通報しようとしても無人、電話をしたら30分ほど待って警察官が現れ
錆鉄人は現場検証の為に登山口の駐車場へ
天女は窓ガラスの割れたステップワゴンで錆鉄人の帰りを待っていたのですが
親切な女性が、窓が割れたままではと言って
黒いゴミ袋とガムテープで塞いでくださり、おにぎりまで差し入れて下さった事・・・
その節は有難うございました・・・
道の駅日高の横にはセイコーマート、23時閉店なので急ぎに急ぎ・・・20時過ぎに到着
(急がなくても信号がほとんどないので余裕なのですが・・・)
ロング缶2本とてんてんさんお勧めの秋田フキの煮物を買おうとしたのですが・・・

ボケていますが・・・秋田フキの煮物がなかったので、この3つを肴にしました。
という事で、前書きが長くなりましたが・・・
車中泊1日目をぐっすり眠って北海道2日目です。
この日の最大の目的は屈斜路湖のオヤコツ地獄に入浴する事ですが、
道の駅樹海ロード日高からその辺りまでは数回走行しているので
特に寄り道したいところはなかったのですが、
横の国道273を走っていながらタウシュベツ橋梁を見ていないので、
ちょっと寄り道してタウシュベツ橋梁を見て屈斜路湖に行く計画でした。
タウシュベツ橋梁付近を目的地に設定して、
7時過ぎに道の駅を出発してひたすら走行していたのですが、
このルートは然別湖横を走るルートで
当然、道を外れて少し走れば懐かしい然別野営場の鹿の湯や菅野温泉があるのです。
という事で、分岐の直前で方針変更
無料の鹿の湯に入り廃墟のようだった菅野温泉に日帰り入浴する事にしました。
野営場の駐車場に車を止め、募金箱に寸志を入れ、
途中、幕営している人と話をしながら然別野営場の奥の鹿の湯まで200m位。
(テントは数張り、山奥で熊が怖くないのでしょうか・・・)

川べりを少し歩くと鹿の湯です。
6歳の男の子とお父さんがいたので、最初は入らないと言っていた天女でしたが
脱衣場の低い仕切りに身を沈めて入浴着に着替えました。
だって、こんなに素敵な野天湯はそんなにはありませんから。

ここで写真を撮ってもらった男の子のお父さんMさんと意気投合
彼は知らなかったのですが、一緒に然別狭の野天湯めぐりに出かける事になりました。
しかしながら、問題は予定に入れていなかったのでテムジンの湯などの位置が分かりません。
幕営上の手前の林道通行止めのチェーンの手前に駐車して、林道を歩きました。
熊が怖いので落ちていた大きな枝を手にもって、周囲を警戒しながら進みました。
枝なんか熊には役に立ちませんが、
対決しなければならなくなったときは唯一の弱点、目か鼻を狙うためのものです。
(幸い熊には出会わずに済みましたが・・・)
Mさんのスマホのグーグルマップでペニチカの湯が表示されたので、まずはそこを目指しました。
ゲートから数百メートル進むと、

野天湯の場所を教えてくれているような警告表示です。
林道から右側の踏み跡をたどると・・・川岸にありました。

これって、汚すぎる!
さすがの野天湯マニアの錆鉄人でも入る気がしません。
(山田べにこさんなら入ったはずです・・・番組とはいえ可哀そうな気になることがしばしばでした。)
河原に下りると

せっかく来たので、横にあったザルで藻をすくって入浴!
乳白色で中が見えないので汚れ具合が見えないので入る気になりました。

グーグルマップにはすぐ上流にダム下の湯の表示もあったので行きましたが・・・

さすがの山田べにこさんでも入浴不可能!
さらには野天湯跡のようなこんな所もありましたが、
砂で埋まっている上、温かくもありませんでした。

熊を警戒しながら車に戻り、すぐ近くの菅野温泉へ

本当に嘘のようにきれいな建物になっていましたが、閉まっていました。
日帰り入浴は12時からのようでしたが、すっごく道草をしたので待つ余裕はありません。
(昔のようにほとんど全部が混浴なら待ったかも?)
分岐まで戻ってぬかびら温泉郷の横から糠平湖沿いに北上すると・・・
道路わきにタウシュベツ橋梁展望台の表示があって、数台分の駐車場がありました。
展望台についたのですが・・・ありません。

ガーン!時期が悪かった!

上部だけがわずかに湖面から見えていますが・・・
失意の中でも熊の警戒を怠らずに車に戻り、発進!
途中、若干遠回りして透明な湖面が美しいオンネトーに立ち寄りましたが、

波が強くて残念でした。
道草・遠回りの末、誤算の連続で14時ごろになりましたが、
屈斜路湖丸木舟でおまちかねの昼食

時間も時間だったので貸し切り!
注文したのは勿論、ガイドブックに載っていたコタン丼
(2013年のガイドブックなので、廃業していないか心配だったのですが・・・)

錆鉄人は野生丼

(写真は逆かも?)

という事で、おいしくいただきました!

これだけ待てば何だっておいしいはずですが・・・大満足でした!
続く