サツマイモの苗はもともと親株から伸びた茎の先を切っただけのもので
基本的に根は付いていません。
買った時にはすでにカラカラになって枯れ掛けていますが、
土に差し込んで水を掛けると・・・
あーら凄い!
根が着いて茎の先が上を向いて・・・やがて茎が伸びだして葉を付け・・・
数か月後にはサツマイモが出来るのです。
これを応用して苗を増やすのがスパルタ苗
まずは、伸びてきた茎が2つ以上ある苗から
1本を20~30cmの長さで「手で」引きちぎります。
それを日光に数時間さらすと、すっかりしなびてしまいますが
それから畑に植えるのです。
そうする事でサツマイモの茎は「生命の危機」を感じて頑張って生育し
結果としてサツマイモがたくさん収穫出来ると言われています。
しなびたスパルタ苗
翌日
もう一度水やりをしました。
これは若干ネガあった茎でしょうか?
茎の先が伸びています。
元の苗が伸びるとまた茎を取り、本数を倍増させますが
問題はこのスパルタ苗を採取する時期がやや遅く、
サツマイモが十分大きくなる日数が足りなくなることです。
おいしいサツマイモがたくさん収穫出来ますように!