一人の時間

2005年12月13日 | 出来事 -
食べ放題イタリアンブッフェランチに行った。
それも一人で・・・

「淋しい人ねぇ」と嘆かれそうだが・・・
意外と解放的だったりする。

だだっ広いレストラン店内で、
時間を気にしないで、
食べたい料理を、
食べたい量だけ、
自分のペースで、
食べる。

食べ放題やブッフェの場合は、
一人でふらふらと歩き回っても、
誰も不思議に思わない。

「う~ん」

一人だからこそ、味わえる感覚だ。

誰かと一緒だったら、
「これ美味しいね」
「最近、どうよ?」
なんて会話(話題)が目白押しで・・・
自分自身の感覚と、どっぷり向き合うことなんてできないものだ。


     父のことを暫し忘れる。

     食事に集中する。
     目の前の料理を味わう。
     美味しいと感じたら、嬉しい感覚を楽しむ。

     まったりとした“時間の流れ”。

     介護人の立場を忘れる。
     日々の生活を忘れる。
     心の葛藤や切なさを、暫し忘れきる。

  「暫し」でいいから、忘れるんだ。
  浮かんでは消える心の想いを、「暫し」忘れきるんだ。


こういう充足感は、一人だから、味わえるものなんだなぁ。
そして、こういうのは、意外と快適だったりもするんだなぁ。