悪夢再び!

2009年06月12日 | 出来事 -

私は、借家に住んでいる。
一戸建ての「のどかな場所」にある古い家だ。
丁度4年前に、父と一緒に、マンションから、この家に引っ越してきた。
それは、すべて田舎育ちの父のためで、少しでも快適にと思ったからだった。

その後、父を見送り、先月に二度目の契約を更新したという状況である。


4年前を想いおこせば、引っ越してきた当時に、大家さんとかなり“もめた”。
(大家さんと言っても、高齢の奥さんで、だんなさんも耳が悪い高齢者。)
近所でも評判の「大家さんの奥さん」は、毎日のように電話がかかってきて、
事実無根の意味不明なことを繰り返し、私を罵倒した。
電話では、金切り声で、叫びとおす!
「お料理しないと聞いたから、台所をきれいにしたのに、う~そ~つ~き~」
「庭の木を切れというから、きったのに、あんたの言うとおりしたのに~~」
などなど、たくさんの「事実と違う言いがかり」をつけられ・・・
精神的に疲れ果ててしまった。
父には、わからないように、心配させないようにするのが一番だったので、
(当時は)余計に困ったのを覚えている。
ある晩には、自宅に電話があり、「う~そ~つ~き~~」と怒鳴って、
突然切れたり・・・。それも、一晩に、三度、四度と繰り返される。
その後は、(注意されたようで)無言電話が、ずいぶんと続いた。
相手は誰かはわからないが、たぶん・・・彼女だと思った。


弁護士さんにも相談したり、仲介した不動産屋さんにも相談して、
県の直轄部署に相談に行ったりもした。
もともと精神的にトラブルを抱えているようで、近所の人々も噂をしていた。
大変ストレスフルな日々を過ごしたのだった。
それ以来、周りの説得もあって、私との直接交渉を避けてもらうということで
決着したはずなのに・・・。
 (近所の人には、また変な言いがかりをつけて、もめていたらしいけれど)
それ以降は、私には連絡がなかったのに・・・。



今夜も、また・・・
大家さんの奥さんからの電話である。
私にとってみれば、「悪夢再び!」である。
以前よりも、多少まともになっているが・・・
近所の精神系の病院に入院していたことを、だらだらと勝手に話し始め、
契約更新にいたっての諸事情についての連絡である。
最後は、「もう、あなたも、そこを考えてもらってちょうだい!」
わかりづらい言葉を繰り返すので、その意味を問いただしてみると、
そうするに、「出て行け」ということらしい。
そういった途端、またガチャンと電話が切れた・・・。
意味不明だ。


春先だから・・・
高齢だし、もともと精神的トラブルの「根」をもっている人なので、
わかってはいるものの、まさに“困ったものである”。


最近は、精神的なバランスを壊した人が、非常に多い世の中だし、
それは「どうすることもできない」。
被害をこうむらないケースも多いが、我が家の大家さんは「攻撃性」があり、
その点が大変悩ましいところである。
近所の噂では、去年引っ越してきた「我が隣家」のご家族3人もそうらしい。
(家族3人全員が、何らかの精神的トラブルを抱えているということのようだ)
それを聞いて、昔のように、安易に窓をあけることを、ためらうようになった。
私は、どういう状態の方達なのか判らず、ただ「大丈夫なの?何もない?」と
近所の人から聞かれるだけなのだが・・・それだけでも不安は募るものである。


精神的にトラブルを抱えている人&家族には、いつも過剰な噂が絶えないし、
当人達にとっては“不名誉なことだろう”と思う。
病状や症状によって様々だし、一言で片付けるのは、あまりにも失礼なことだ。
だが、社会環境が悪く、原因不明の殺傷事件も多くなっている現状を考えると、
用心することに越したことはない。
今は、何があってもおかしくない不安定な状態だと感じるから・・・。



のどかな場所なのに、のどかではないこともあって、
私はいつも一人なので、心配事も増えてくる。
たとえ、ささやかな不安でも、用心して避けられるのであれば、
それが一番である。
しかし、「我慢」するということは、意外に負担なことなのだと
また今日も感じた。
相手の感情を逆なでしないことも、また「我慢」である。


管理をまかされている不動産屋さんに、現状を報告しておこう。
無言電話に悩まされるのは、もうこりごりだ・・・。