最年少の賞金王

2009年12月06日 | 人物 -

史上最年少の賞金王獲得!     「石川遼」クン!
世界でも19歳が最高だったらしいが・・・今日、彼は最年少記録を更新した。

久しぶりに出てきた将来性のある逸材が、着々と・・・・この3年の時間を経て、
日本のプロのトップに躍り出てきた!

すごいことだなぁ、ホント!


私は、「ゴルフ」と「スキー」に関しては、好感度が [かなり:低」である。
それは、およそ30~20年ぐらい前だろうか、某会社が山林を切り刻んで、
スキー場やゴルフ場を “ばったばった”と建設していた頃に始まった。
スキーやゴルフには、全く罪はないのだが・・・当時、若かりし私が受け取った
イメージが(あまりにも)悪すぎた!

自然が大好きな私としては、はげ山になった山間部を見るのが嫌いで、実際、
痛々しく感じて、友達に何度誘われても、スキーに行くことは一度もなかった。
ゴルフも同様である。当時は、農薬を異常に散布され、“環境が犯されていた”
現状を考えると、一人でも抵抗をしたかったのだと思う・・・。
どんな人からゴルフに誘われても、一度も行くことはなかった。
しかし、好感度「低」だからといって、悪口は決して言うことはなかったョ。
行かない理由も言わなかったし・・・。
単に娯楽の一つとして、スキーやゴルフに“はまっている人”は、それでよし。
ただ、私が違うだけ・・・。そういう感じだったからだ。

その後、密かに抵抗していたスキーもゴルフも、仕事がらみで一度ずつ経験した。
もちろん、好感度「低」だから、面白いとは思わなかった。
スキー場に2週間近くカンズメになったときは、立場的にも断われなくて・・・
ただ、単に、仕事上の「おつきあい」である。好きでやったことではない。


そんな“ゴルフ好感度「低」”を、青木さんも、尾崎さんも、丸山さんも、
片山さんも、み~んな払拭してくれるまでには至らなかったが・・・・
石川遼くんだけは、別格である。
なぜか応援したくなる魅力を持っている。
それは、ゴルフがどうのこうのではなく、「石川遼」という人物に好感度が
「上」になっただけである。
注目されはじめた頃からチェックはしているが、やはり「逸材」だと感じた。
そして、イチローのように、出演番組(スポーツ系)を追いかけている自分を
意外だと思いながらも、「今日はどんなコメントをしてくれるのだろう」とか、
「今日はどんなウエア(ファッション)で登場してくるんだろう」という期待で
いっぱいになってくるようになった。
こうなったら、もう遼クンに“つかまれちゃっている”っていうことだ。
深夜に放送された全英オープン(with タイガー・ウッズ)だって、
最後までテレビ観戦するなんて、今までありえなかったことである。


考えられない若さで、あのコメント対応と、その裏側にある“奥の深さ”――。
すでに、日本人が忘れ去ってしまった真摯さや、品格、潔さ、覚悟がある。
あの笑顔の裏側にあるプロ意識もまた想像できるし、なんとなくではあるが、
いろいろな関係性を把握しているのではないかと思わせる度量の大きささえ
感じ取ってしまうのは・・・不思議な魅力だと思う。
これから、どんな人生を歩んでいくのか、注目していきたい一人となった。
彼は、まだ18歳だ。
私にとっては、考えられない若さである。
日本のスポーツ界を牽引していくスーパースターになってほしい。
彼は、偽りない“真の存在”になれる要素と可能性を秘めた18歳だと思う。

しかし、すべては、これから次第である。
人生もゴルフも、まさに「遼クン次第!」
だからこそ、密かに応援したくなってくる。
後悔のないように、日々を過ごしてほしい。