リセット-スイッチ

2010年09月27日 | 仕事 -

実は、ずっと「モヤモヤした気分」を抱きながら、日々の生活をこなしていた。
その理由(原因)は、たくさんある。

このむずがゆくて、すっきりとしない ・・・ ある意味では “ひきずっている状態” は、
自分が快く思っていないから、基本的に受け入れられず、リフレッシュもできないでいた。
流れに身を任せるという姿勢が、ずいぶんと長く続いていた。
だから、・・・余計に、気分は、すっきりとしなかった。
自分にとってみれば、本当に、中途半端な “不健康な状態だ” と思う。

このような「モヤモヤした気分」や、「理解不能なバイオリズムに支配された時間」は、
(自分の意図に関係なく) あとをひくことが多い。
また、「マイナス思考になりがちな状況」は、早々に自覚し、改善を要するものである。




今日、「リセットすることを(意識的に)決心した」。

きっかけは、明確にならずに だらだらと振り回されていた仕事関係の相手との折衝を、
勇気を持って振り払ったことにある。
時間は経過するのに、なかなか進展をみない現実は、私の精神性とフリータイムを奪い、
多くのストレスを与えられていた。 実際、トラブルも多かった。
立場上、どうしようもならないことに対して、いつか決断を下す時期がくるものだが、
仕事のことなので、一人で結論をだすわけにもいかず、押したり 退いたりしながら、
現状を 冷静に みつめていたところだった・・・。




そして、「来るべき時期」というか・・・ 「結論を出す決心」 というか・・・・
それが「今日」だったのだ。

勇気を持ってそうしたことにより、仕事を最初から始めるというリスクを背負う替わりに、
私自身の気持ちも “リセットすることができた” ように思う。
完全ではないが、多少は“最初の頃に戻れたのだろうか”と思えるぐらいの“気分”だ。

責任感を持って、仕事に望むことによって、「肩のこり」と「重圧」が、同時に、
私に押し迫ってきて、心の奥底で 問いかける声が 聞こえてくる。
  「何をしているのか」
  「何がしたいのか」
  「何を期待しているのか」
  「何が不安なのだ・・・」

そうなのだ、私は “不安” を感じている。
座りの悪い立場と、恵まれない待遇に、不満を感じているからこそのことだと 感じる!
また、仕事の結果と、それに見合うだけの対価(報酬)を受け取れないがために・・・
不平等な関係性を 感じているのだろう。
そんな気持ちが、私の快い「前向きな自律性」と「闊達な行動力」を奪っているのだと、
あらためて気がついたのと同時に、おぼろげな私自身の問題点が浮き彫りになったようだ。
フリーランスは、いつも、厳しい孤立した背景を背負わざるをえない。
(そう感じるのは、社会情勢が芳しくない昨今のことではあるのだが・・・)

「会社や上司に責任転嫁してはいけない」と思っている自分は、その矛先を失い、結局は、
潜在的な心持ちとして、 “自分で引き受けなければならない” と感じているのだろう。
だから、たまっていく「沼の泥のような気分」に、日々陥っていっていたようだ。




しかし、「改善できること」と「提言しても変わらないもの」があることが判った今、
私のでき得ることは限られている。

今後、私が生きていく上で、また、仕事をしていく上で、納得して受容するケースと、
こだわりを最後まで捨てないで突き進んでいくケースがあるように思う。
そのあたりを、少しずつ、冷静に、見極めていきたいと感じている自分がいる。




私は、自分が抱えている気分を「完全にリセットすることは不可能だ」と思っている。
それは、「人間だから・・・」。
コンピューターではなく、感情を重要視している人間だから・・・。

しかし、コンピューターのように、スイッチを意図的に入れることによって、少しは
改善され、リセットされる部分があるのも事実だ。
リスクを受け入れ、より前向きに進むためにも、粘り続けて、こだわり続けたものを
(一時的にでも)忘れ去ることは、時には必要なのかもしれない。
「新しい出発」は、また自分に 「新しい発見感」をもたらしてくれるかもしれない。
大切なことは、常にトライする前向きさを失わず、固定観念にも縛られず、自分を信じ、
我が信念に従いながら生きていくこと・・・・。
自分なりの尺度で努力をして、それを継続していけば、いつか報われる日も来るだろう。
今、素直に、そう思える。