今日は、はじめて降りる駅が多くて、時間も小刻みだった。
午前中の「都立大学」で、打合せが一時間ショートしたので、
中目黒に住んでいる友人の携帯電話を鳴らしてみた。
三十分でも、一時間でも会えればと思ってのことだったが・・・
なんと電波が快適ではなく、途切れ途切れの状態で すぐに諦めた。
そして、私の次のアポの場所が、「成城学園前」だったが、
その時に 連絡をした友人からケータイが鳴った。
折り返しの電話だった。
なんと、私が電話したのが 「中目黒」のホームからだったが、
相手は、な、なんと、「中目黒」駅の改札辺りにいたとのこと―。
なんという偶然だろう。
実は、私も、相手も、日頃は忙しいタイプの仕事をしており、
なかなか会うことができない(長年の)友人の一人だ。
だからこそ、ちょっとの時間でもと思って、電話をしたが・・・
必然のような偶然が起こって、相手も悔しがっていた。
「もう少し待ってくれてたらぁ~な」と責めるように 言われた(笑)。
人には、思い込みがあるから、いつも忙しくしている人に、突然、
平日の日中に アポなしの連絡は なかなか かけづらい。
けれど、ちょっとしたアクションが、こういう結果を招いて、
結局は、あたらめての“仕切り直し”を 約束した。
是非、落ち着いたら、「美味しいご飯を、ゆっくりと食べよう」
「紅葉を見に行こう」 と話して、短時間だけれど、談笑した。
秋は、美味しいものがたくさんあるし、景色も変わり、
とても心地の良い気候になる。
今日の「すれ違い」は、次の「楽しい行楽」の約束になり・・・
とても楽しみが増えたというものだ。
私が感じる「迷惑かけては・・・」とか、「断られるのでは・・・」
というような思い込みは、友人との出会い(邂逅)を遠ざけてきた。
そして、同時に、コミュニケーション不足を引き起こすことに
なってしまったのだ。
「今を生きる」ことに、丁寧に、焦点をあてれば・・・・
日々、詰め込んだスケジュールの中でも、自分らしい交友を
重ねていきたいと、さりげなく感じている。