地球温暖化対策への対応

2017年07月26日 | 環境 -
異常気象からの自然災害が途絶えることがない。

平均気温の上昇や異常気象などの 「 気候変動 」 は、
地球温暖化が進んだことが要因である。




あらためて、2015年12月にパリで開催された(COP21)
「 国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議 」
( パリ協定 )の内容を確認してみた。

「 世界の平均気温の上昇を(産業革命以前に比べて)
2℃未満に抑える、 さらに、
1.5℃未満に向けて努力することを 目標とする。」


条約加盟国196国は、温室効果ガスの自主的削減目標を
国連に提出し、国内対策の実施が義務付けられた。
5年ごとに見直しをする。
しかし、国内対策は義務付けられているものの、
目標達成は義務付けられていない。
罰則もない。

世界をけん引する米国の大統領がトランプ氏になり、
米国の温暖化対策は後退!?







京都議定書(2008)は、5年間の温室効果ガスの排出量を
減らす数値目標の達成を、先進国のみに義務付けた。
これに比べて、パリ協定では、先進国・途上国を問わず、
各締約国が国の事情に応じて目標を国連に提出し、
その状況を定期的に報告するという枠組みになっている。

これでは、自主的な努力に たよるしかない。


もっと強化していく必要があるのではないかと思う。




いくら国連からトップダウンされた枠組みでも、
従わない国はあるだろうけれど・・・
まずは 地球の状態を考えるべきだ。

※京都議定書の4年後には、米国ブッシュ大統領が
 自国の経済にとって不利益だと主張し、離脱表明。




各国の利害が衝突して交渉が進まないのは理解できるが、
それはそれ、
これはこれ、
もっと重要な視点にたって協議してほしかった と思う。




複雑な背景があるだろう。
政治のことも経済界のことも 詳細はわからない。
しかしながら、
このまま放置しておいてはいけないということが、
私レベルでも感じているのだから・・・。