日本の「美」と「美意識」

2016年03月02日 | 社会 -


東京オリンピックにむけて、さらに注目される 「 日本らしさ 」。

日本の 「 」 とは、いったいどのようなものなのだろう。

私の場合は、経験もしていないのに、郷愁を誘う雰囲気 に、
日本の原風景を感じたりするが、その「 原風景 」 そのものが、
今や イメージの世界でしかない


古びたものや、古めかしいことを美しいとするような意識は、
歴史上では俳諧や能楽の世界で重要視されるようになるが、
あらゆる日本の文化道の断片で 垣間見える。

現代も骨董品に人気があるのは、こういう意識があるのかも・・・。


対照的に思えるのは、
西洋文化の飾り立てることで 「 美 」 を表現するものと、
日本文化の飾らないことで 「 美 」 を表現するというもの。

かつて 仕事がらみで “ 私がいつも傍にいた人 ” は、
日本文化を 「 削ぎ落とされた文化だ 」 と
説明していた。
あの表現は 適切だったなぁ と、今になって 感じる。



」は、現代にも通じる美意識だと思うが、
はっきりとした意味は わからない。
「かっこいい」や「すっきりしている」、「おしゃれだ」とかかなぁ
とにかく、飾ることなく、すんなりと、美的感覚も シンプル な感じが、
まさに 私のイメージする 「 made in Japan 」 だ。





日本は、森林大国だったので、興味深い建築物や建具など、そして、
装飾品、日用品なども、昔ながらの木材でつくられているものが多い。
そういうものに、( 何故だか ) ホッとして 安心感を抱くのは、
私自身が 単純に “ 木材と近い関係にあった 日本人 ” だからだ。

木材と共に、文明を発展させてきた 日本人ならではの美意識 が、
私の根底に 残っているように思うのだ。


「 遺失物紛失届 」

2016年03月01日 | 出来事 -
もれ聞いていた 「 遺失物紛失届 」 なる書類を、
我が人生で初めて提出した。

手続きは、電話をかけるだけでも可能なのだが・・・
せっかくだから経験だと思い、最寄りの警察署に出向いた。
昼休みに近かったからだろうか、窓口の担当者の女性は、
足を投げ出してスマホをいじっていた。

こういう光景を何度も公的機関で目にしたが、
これって、どうなのだろう。
仮にも、業務時間中にスマホをいじりたおすというのは、
私はダメだと思うのだけれど・・・。

とにかく、そのお姉さんを呼び止め、「 紛失届 」を書き、
受理番号 」なる数字をもらって、それを明記した書類を
管轄の役所の住民課に提出して、マイナンバーの再交付を
申請したわけである。

私の場合は、「 通知カード 」 だったけれど、それでも
最悪の事態を考えれば、悪用される可能性がないわけではない。

サッサと手続きをして、トットと帰ってきたが・・・
再交付となれば、手数料とか受取とか面倒なことがある。

本来であれば、一時使用停止の申請もしなければならない。
マイナンバーを一度、紛失してしまったことにたいする代償は
想像以上に大きそうだ。
これからは、ちゃんと管理をするぞ。
持ち歩いたりもしないぞ。
そして、
少し痩せてから、写真を撮影して、
カードをつくるぞ。

・・・と思った一日でした・・・。


今年のイチローTシャツ

2016年03月01日 | マイブーム -


人生は42歳から 始まるんやて
肩も わりかし 強いほうやし
守りも 固めやし
脚も わりかし 速いほうやし
見ての通り 案外打つで
ケガなんか したことないし


 ホント、楽しませてくれますね。