商店街のアーケードで、自衛隊の装甲車がお披露目されていたというのは、事実である。
自衛官が子供たちを抱き上げその上に載せて敬礼させていたことも、事実である。
写真は、ゴールデンウィークの鹿児島商店街。
その時、私自身が撮影した。
その後、鹿児島県であるところの奄美大島の自衛隊配備の様子を取材し、島の人たちの話を聞いた。
配備を容認する人たちの多くは、「自衛隊基地が置かれている島」になることによって、自分たちの島が「標的」になる可能性について、ほとんど考えが及んでいない、という現実がある。