名古屋の perky pat presents16 公演『いとこ同志』、上演終了とのこと。お疲れ様でした。
自分が10年以上前に書いた劇を観ていてあらためて思いだしたのは、この劇の中には、中山あい子さんへのリスペクトが多く含まれているということだ。
初演では渡辺美佐子さん、名古屋版では川村ミチルさんの演じた「中間小説の女流作家」のモデルは、ある角度から見たら、中山あい子さんのことなのである。そうだった。そう思いながら書いたのだった。
「時代」と「人」、なのだ。
今年、あい子さんの娘である女優・中山マリによる『あい子の東京日記』を上演したのも、御縁である。
『あい子の東京日記』は、おそらく、年内にも、東京以外のどこかの街で、上演されることと思う。