『わが友、第五福竜丸』は、群像劇である、と、出演者の一人が仕込み作業中の昼食ときにスタッフに語っている。
まあ、大勢の俳優が出る劇は、たいてい群像劇になる。
たいていは第五福竜丸の乗組員たちも出ると想像はされると思うのだが、この劇には他の船も登場する。
もはやネタばれを恐れない私である。
まあ、第五福竜丸のことを「わが友」と呼ぶのだから、他の人たちが出てくるのは当然なのであるが。
左より、南谷朝子、瓜生田凌矢、徳永達哉、武山尚史、三浦知之。
撮影・姫田蘭。
あと四日、11月17日より、座高円寺で上演します。
その後、全国六都市のツアーがあります。
フィクションである演劇と、現存する本物の第五福竜丸の、邂逅。
こんなことが、実現できるとは。
こんなフィクションのつくり方は、まったく初めてです。
ただただ、大きな感動の中にいます。
燐光群『わが友、第五福竜丸』上演情報です。
↓
https://rinkogun.com/portfolio/20231117_wagatomo_dai5fukuryumaru/