Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

『わが友、第五福竜丸』は、群像劇である

2023-11-13 | Weblog

『わが友、第五福竜丸』は、群像劇である、と、出演者の一人が仕込み作業中の昼食ときにスタッフに語っている。

まあ、大勢の俳優が出る劇は、たいてい群像劇になる。

たいていは第五福竜丸の乗組員たちも出ると想像はされると思うのだが、この劇には他の船も登場する。

もはやネタばれを恐れない私である。

まあ、第五福竜丸のことを「わが友」と呼ぶのだから、他の人たちが出てくるのは当然なのであるが。

 

左より、南谷朝子、瓜生田凌矢、徳永達哉、武山尚史、三浦知之。

撮影・姫田蘭。

 

 

あと四日、11月17日より、座高円寺で上演します。

その後、全国六都市のツアーがあります。

 

フィクションである演劇と、現存する本物の第五福竜丸の、邂逅。

こんなことが、実現できるとは。

こんなフィクションのつくり方は、まったく初めてです。

ただただ、大きな感動の中にいます。

 

 

燐光群『わが友、第五福竜丸』上演情報です。

https://rinkogun.com/portfolio/20231117_wagatomo_dai5fukuryumaru/

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人間でないものを扱っているのに、どうして「人形」と言うのだろう

2023-11-13 | Weblog

『わが友、第五福竜丸』には、魚の人形が登場する。(撮影・姫田蘭)

マグロ、である。

人形製作者は、燐光群人形部というか、アメリカにも留学して人形修行をしてきた、秋葉ヨリエである。

今回の『わが友、第五福竜丸』は、創立40周年記念公演だが、秋葉ヨリエは、創立25周年記念公演『ワールド・トレード・センター』の、ヒロインであった。

マグロの人形を操作している一人は、『Speak low, No tail (tale)』でも犬の人形を鮮やかに操った、武山尚史。

しかし、人間でないものを扱っているのに、どうして「人形」と言うのだろう。

とにかく、マグロたちも活躍する芝居なのである。

もう、ある意味、ネタバレは気にしないことにした。

このシーン一つ取っても、ただごとではない、のである。

スタッフの一人にも言われたが、一つの場面だけで一本の芝居になる、と言われるような場面が連続する芝居、になっているようなのである。

 

あと五日、11月17日より、座高円寺で上演します。

その後、全国六都市のツアーがあります。

 

フィクションである演劇と、現存する本物の第五福竜丸の、邂逅。

こんなことが、実現できるとは。

こんなフィクションのつくり方は、まったく初めてです。

ただただ、大きな感動の中にいます。

 

 

燐光群『わが友、第五福竜丸』上演情報です。

https://rinkogun.com/portfolio/20231117_wagatomo_dai5fukuryumaru/

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第五福竜丸は、古希を越え喜寿を迎える

2023-11-13 | Weblog

第五福竜丸は、2017年に古希、記念バッジも作られている(写真)。

そして、来年2024年には、喜寿を迎えることになる。

数奇な運命を辿ったこの船の物語を、演劇にしています。

 

あと五日、11月17日より、座高円寺で上演します。

その後、全国六都市のツアーがあります。

 

フィクションである演劇と、現存する本物の第五福竜丸の、邂逅。

こんなことが、実現できるとは。

こんなフィクションのつくり方は、まったく初めてです。

ただただ、大きな感動の中にいます。

 

 

燐光群『わが友、第五福竜丸』上演情報です。

https://rinkogun.com/portfolio/20231117_wagatomo_dai5fukuryumaru/

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