燐光群創立40周年記念公演 『わが友、第五福竜丸』
11月18日の初日には、中村敦夫さんとのアフタートークがありました。
中村さんとは先月、日本ペンクラブのリーディングでご一緒したのが初めてでした。『線量計が鳴る』で福島の原発事故を描いた中村さんの話は、日本の原発、放射能汚染問題に深く斬り込むものでした。
五十年前の日本の新劇についての話もうかがいました。
「木枯らし紋次郎は、ノンセクト・ラジカルの象徴だと思った」という話もしてしまいました。
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『わが友、第五福竜丸』東京公演は11月26日までです。
創立四十周年記念公演です。ほんとうに四十年やってきたんですね。ともに演劇を作る仲間たちがいることが、私の演劇創作の中心です。支えて下さったお客様にも感謝です。『わが友、第五福竜丸』は、劇団総力をあげた大作であり、ビキニ事件から福島第一原発の汚染水放出に至る、今の時代の「低線量被曝」について、私たちが共有すべきことを描きます。直球のようでコメディでもあります。御期待ください。
フィクションである演劇と、現存する本物の第五福竜丸の、邂逅。
こんなことが、実現できるとは。
こんなフィクションのつくり方は、まったく初めてです。
ただただ、大きな感動の中にいます。
今回は、全国六都市のツアーがあります。
燐光群『わが友、第五福竜丸』上演情報です。
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https://rinkogun.com/portfolio/20231117_wagatomo_dai5fukuryumaru/