散歩していると なつかしい駅前にさしかかる 駅から五十歩の所に住んでいた
この建物の一階は 別役さんも通う書店だった
今はクリーニング屋
立ち読みしていて ふと横を見ると 別役さんも立ち読みしていた
銭湯帰りの踏切でも なにげに横を見ると 長身の別役さんが並んで立っていた
近くの喫茶店で真夏 カウンターで原稿用紙を広げたまま高校野球の中継を眺めていた別役さんを見かけたこともある
だいたい別役さんは右側にいた きっと別役さんならではの法則があるのだろう
西永福という駅である
ホームでコートの襟を立てた斎藤憐氏を見かけたこともある
まだお二人とお話をするようになる前だ
一九八〇年代のことである
この建物の一階は 別役さんも通う書店だった
今はクリーニング屋
立ち読みしていて ふと横を見ると 別役さんも立ち読みしていた
銭湯帰りの踏切でも なにげに横を見ると 長身の別役さんが並んで立っていた
近くの喫茶店で真夏 カウンターで原稿用紙を広げたまま高校野球の中継を眺めていた別役さんを見かけたこともある
だいたい別役さんは右側にいた きっと別役さんならではの法則があるのだろう
西永福という駅である
ホームでコートの襟を立てた斎藤憐氏を見かけたこともある
まだお二人とお話をするようになる前だ
一九八〇年代のことである
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