金満里ソロ『ウリ・オモニ』。
ソロ公演ならではのシンプルな集中力。そこにすっと入ってゆける開放感も素晴らしい。言葉のない上演であることの意味が、明確に伝わってくる。
会場のザ・スズナリは、バリアフリーというコトバには縁のない劇場と言われて久しかったのだが、このたび、この公演のために、舞台裏手にスロープが仮設された。スズナリの野田さん、森下紀彦舞監らが叡智を結集したという。隣の教会さんも協力してくださった。
初日は保坂展人世田谷区長と金さんのトークもあり。とてもハートのあるトークだった。
いろいろな意味で、下北沢演劇祭が積極的になっている、成果である。
初日は満席だったが、月曜までの3公演は、まだお席に余裕があるということです。「満席」と聞くと観劇を見合わせる方がいるというので、お節介ながらお伝え致します。
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