アメリカがINF条約離脱。
これはよほどの大ニュースではないのか? 少しでも対等なところがあると思うなら、日本はアメリカに「早まるな」と言うべきではないのか。人間が世界を少しでもマシにしようとしてきた努力が、あっさり反古にされていて、なぜ平気なのか。
どんどんダメになっていく。
さて。
知り合いのバーで、バス・ペールエールが日本で飲めなくなると聞く。アサヒビールが昨秋に輸入販売をやめたというのだ。最後の四本のうちの一本をいただく。私が二十年以上前、初めてアメリカに行ったとき、仕事で四都市を回ったのだが、夏だったし、喉が渇くので、アメリカのビールが薄くて飲めたものではないので、こればかり飲んでいた。
日本で飲めるようになって喜んでいたのだが、二十年経って、飲めなくなるかも?ということらしい。
レーベンブロイがあるじゃないかと言っていたら、そっちも販売終了だという。
それはそれだけのことかもしれないが、これも何か日本がどんどん弱体化していくことの反映のように思えてならない。
で。
公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は1日、昨年10~12月期で14兆8039億円の運用損が出たと発表。
言い訳や、もっともらしい説明は、いらない。「公的年金運用損」という日本語が、もうおかしい。
国民の暮らしのための積立金を、こんなことに使っていいのか。
こんなやり方で金を増やさなければならないと思い詰めるほど、この国の運営はうまくいっていないということではないのか。