Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

田村光男さん亡くなられて十年

2024-11-21 | Weblog
田村光男さんが亡くなられて十年。
誕生日を教えてくれるFacebook機能で、毎年この日を田村光男さんの誕生日で命日と思い出す。

ほんとうにお世話になった二十年余。
出会ったのは三十年余り前。

私のヨーロッパとの出会いは彼の御陰である部分が大きい。
いろいろなことを思い出してしまう。
本当にまっすぐな人だった。
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「菊の露」の2合瓶

2024-11-21 | Weblog
あたふたとする中、帰宅後の夜中にたまたま「菊の露」の2合瓶をあけた。
そしてたまたま連絡を取り合った某ディレクターさんが、沖縄に行って読谷の金城実さんのお披露目イベントに出て、しかも一番好きな泡盛が「菊の露」だという。

こんかいの準備というか取材で、一月、宮古島の「菊の露」さんにも寄らせていただいた。
商店街に面して店もあるので、「よく、販売所だけがあると思われるのですよ」ということだったが、店のすぐ裏に酒造所がすべてある。
宮古は地下の水。独特のなめらかさでファンも多いのである。

日々、ちょっとずつ泡盛を呑んでいるのは、セットの小道具ために空き瓶を作っているからである。ホンモノの中身が入っているわけには行かないのである。
はい。

※   ※   ※

燐光群新作『沖縄戦と琉球泡盛』

11月30(土)〜12月8日(日)
東京・吉祥寺シアター


岡山、関西公演もございます。


詳細は以下を御覧ください。

https://rinkogun.com/featured/after-talk-guest-okinawasenn/
https://rinkogun.com/portfolio/20241130_okinawasenntoryuukyuawamori/


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劇場入りまで、あと一週間

2024-11-20 | Weblog
劇場入りまで、あと一週間。
『沖縄戦と琉球泡盛』。

ラストシーンは稽古しながら作っている。
最後のセリフが決まると芝居は全体が締まってくる。

写真は、「カリー春雨」を作っている宮里酒造。
表の空き地が広いのだが、それには理由がある。
それは劇中でお伝えする。

「カリー春雨」の「カリー」は、「嘉例」のこと。
「嘉例」とは「めでたい」ということです。

さすがにカレー味の春雨炒めと勘違いする人はいないと思いますが。
泡盛の名前ですし。



※   ※   ※

燐光群新作『沖縄戦と琉球泡盛』

11月30(土)〜12月8日(日)
東京・吉祥寺シアター


岡山、関西公演もございます。


詳細は以下を御覧ください。

https://rinkogun.com/featured/after-talk-guest-okinawasenn/
https://rinkogun.com/portfolio/20241130_okinawasenntoryuukyuawamori/


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ほんとうのことをいおうか

2024-11-19 | Weblog
「本当のことを言おうか」と言われてドキッとしない人はいないだろう。
私が谷川俊太郎さんについて言及してきたときの半分以上は、この言葉についてだった。
「本当のことを言おうか」はコミュニケーションに於けるジョーカーであり、最終兵器である。

強度を持った言葉を創造する人だった。

演劇界の人間に与えた影響も大きい。

日常語がだらしなく垂れ流されるSNSの時代にも、谷川俊太郎さんのような存在は怯まないで立ち続けてゆけるはずだと信じる。


一瞬、「太郎の屋根に雪降り積む」も谷川さんかと勘違いしました。別役実さんが戯曲にしたからですね、「太郎の屋根に雪降り積む」は、三好達治さんでした。










御冥福をお祈りする。

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やんばる酒造の「まるた」

2024-11-18 | Weblog
やはり私は、やんばる酒造の「まるた」に、思い出が、多い。

沖縄のことを書き始めた頃に出会ったことも大きい。

高江の共同売店の棚に置いてある一升瓶。

そして、いつも沖縄の友と共にあった。

この八月、はじめて製造所を見学できた。

素敵な体験だった。

見学ガイドがまた、この上なく素敵だったのである。




※   ※   ※

燐光群新作『沖縄戦と琉球泡盛』

11月30(土)〜12月8日(日)
東京・吉祥寺シアター


岡山、関西公演もございます。


詳細は以下を御覧ください。

https://rinkogun.com/featured/after-talk-guest-okinawasenn/
https://rinkogun.com/portfolio/20241130_okinawasenntoryuukyuawamori/
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とにかく、前に進む

2024-11-17 | Weblog
とにかく、とにかく、とにかく前に進む。

劇場入りまであと十日。

とにかく進むのだ。
今回、私たちには、泡盛の神様がついているのだ。
神様にはまだ会ったことないけれど。

思い出深い新宿の居酒屋・陶玄房が閉店。
皆に報せず、閉店の日に知れ渡るとは。
いかにも太田社長らしい。
独自の哲学の人なのだ。


※   ※   ※

燐光群新作『沖縄戦と琉球泡盛』

11月30(土)〜12月8日(日)
東京・吉祥寺シアター


岡山、関西公演もございます。


詳細は以下を御覧ください。

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ふだんやらないことをしてみる

2024-11-16 | Weblog
ふだんやらないことをしてみる。
めったにないことをする。

今日はそういう日だったが、それはこれまでまったくタイミングが合わず、たまたまこの日に時間があけられたからであって、時間さえあれば、これからあってもいいことなのだ。

写真は、ここ数年の間に、ただ一度だけ食べたクレープ。先々月かな。
レモンバター味。
魔が差したということなのだろう。

時間の経過について考える日々。

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満田康弘監督の2本のドキュメンタリー映画 「クワイ河に虹をかけた男」と「カウラは忘れない」上映会

2024-11-15 | Weblog
11/16日(土)岡山県立図書館で、
満田康弘監督の2本のドキュメンタリー映画が上映されます。
「クワイ河に虹をかけた男」と「カウラは忘れない」。
ゲストとして片山隆裕西南学院大学教授が登壇。私もタイでお目にかかった方です。

闘病生活も三年を超えた満田監督。

「カウラは忘れない」は、燐光群も、私も、出演しています。
『カウラの班長会議』の舞台であるカウラ現地での上演の様子も、映画の中に登場するのですから!
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より鮮明な画像

2024-11-15 | Weblog
名護に残る、戦前からの赤瓦葺きの建物の、津嘉山酒造。
昭和三年建造。
戦争で焼け残ったのは、米軍が意図的に攻撃しなかったからである。
占領後摂取して自分たちが使うため。

「オフィサーズ・クァーターズ(OFFICERS QUARTERS)」

士官用の宿舎だったのだ。


※   ※   ※

燐光群新作『沖縄戦と琉球泡盛』

11月30(土)〜12月8日(日)
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岡山、関西公演もございます。


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何も考えたくない

2024-11-14 | Weblog
仕事のこと以外は何も考えたくない

写真は、8月に行った、山

雨にたたられて早めに降りた
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代田橋〈沖縄タウン〉の酒屋で出会った、「まるた」の量り売り

2024-11-14 | Weblog
代田橋〈沖縄タウン〉の酒屋「片桐酒店」で出会った、「まるた」の量り売り。

ええ、劇中でも「量り売り」のエピソードが出てきます。

昔の泡盛は、瓶詰めでなく、店や製造所に、自分で甕や瓶、容れ物をもって、量り売りで売ってもらっていたのです。

沖縄は「ゆし豆腐」も、自分で鍋をもって、お店に買いに行くのです。

「片桐酒店」さんは、泡盛、沖縄のお酒がいっぱいありますが、しかし、量り売りをする酒に「まるた」を選んだのは、なぜかしら。

「まるた」は、沖縄県北、高江や辺野古に行く人がいちばんいただく機会が多い酒です。
私は三〇年前、知花昌一さんと出会った読谷村で最初に出会いました。

今年八月、はじめて「まるた」の製造所を訪問することができたのです。



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代田橋の〈沖縄タウン〉でもポスターを貼ってくれています

2024-11-13 | Weblog
代田橋の〈沖縄タウン〉でもポスターを貼ってくれています。

『沖縄戦と琉球泡盛』、石坂啓さんの描いてくれたネコが、大人気です。


稽古たけなわ。

いろいろ考えが追いつかないが、一気に進めています。



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歴史ある名護の酒造所

2024-11-13 | Weblog
名護に、戦前からの赤瓦葺きの建物の酒造所が残っている。
津嘉山酒造。
昭和三年建造。

基地問題で揺れる辺野古を抱えた名護の反対側に、こんな場所があったとは。

昔ながらの趣ある日本家屋。
沖縄では珍しい、現存する戦前の建物。
名護町内の建物はほとんど根こそぎ破壊されたのにここだけ焼け残ったのは、米軍が意図的に攻撃しなかったからである。
建物が大きいから上空からわかるはずである。
あえて破壊せず建物を残したのは、占領後摂取して自分たちが使うため。

写真にあるように、梁に刻まれた字が残っている。

「オフィサーズ・クァーターズ(OFFICERS QUARTERS)」

士官用の宿舎だったのだ。
その後は米兵が食べるパンを作る工場になった。

地元で保存運動が起き、二〇〇九年、国の重要文化財に指定。

作る銘柄は「國華」だが、「国の華」と書いて「國華」といっても、右翼や国粋主義的な意味ではない。
国頭村の「華」という意味だ。


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燐光群新作『沖縄戦と琉球泡盛』

11月30(土)〜12月8日(日)
東京・吉祥寺シアター


岡山、関西公演もございます。


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沖縄県産米の泡盛

2024-11-12 | Weblog
今回注目していることの一つが、沖縄県産米の泡盛。
もちろんインディカ米である。
蔵人たちのこだわり。夢。
そして現実に、うまい。

泡盛のことを毎日これだけ考えながらしかも演劇を作っている。
なんということだ。


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燐光群新作『沖縄戦と琉球泡盛』

11月30(土)〜12月8日(日)
東京・吉祥寺シアター


岡山、関西公演もございます。


詳細は以下を御覧ください。

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テアトロ12月号に、日本被団協のノーベル平和賞受賞について書きました。

2024-11-12 | Weblog
テアトロ12月号に、日本被団協のノーベル平和賞受賞について書きました。

『わが友、第五福竜丸』が、演劇としては珍しく、日本被団協さんの「協賛」を受けていることの意味を、あらためて噛み締めています。


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