風の冷たい寒い日が続いています
でも、ひめちゃんはしっかりお散歩に出ます。
アブラナが少し伸びてきて食べられるようになりました。
今日の夕ご飯には、ゆでたアブラナが付きました
ひめちゃんもタバサねーちゃんも完食です
2021年3月、アブラナ大好ききょうだいのアーカイブです
ひめちゃんは、獅子丸から生のアブラナが食べられることを教わりました
タバサねーちゃんが、生のアブラナを食べることはありません。
でも、ゆでたアブラナは残さずたいらげます
長尾方彦間責め勢揃えの事 ・ その 3
則長また仰せられけるは、
「もっともなれども、それはいにしえ摂州渡辺にて梶原が義経を諍(いさか)いし迷路の軍法に似たり。則長いまだ敵に向かはざる先に、味方城の要害を致すこと、小児に具足の支度をするに似たり。左様の逃げ道の軍法、用いるに足らざるなり。急に勢を揃えて、田浦坂の寄居に籠め置き、短兵旧に取り掛けて夜討ちして取りひしがん事なんとかあらん。」と。
仰せに依り、白石既に着到致し、白石豊後大将として、荒居、大沼、市川、久米、岡田、関口、小菅、湯沢、小柴、小林、三俣、丸山、川田、久保、名在る人々十四人以上は、百三十騎、田浦坂の寄居に酉の刻ばかりに催し、上飛駒の城へ忍び寄せけり。
ちょっとわかりにくい表現が続きます
荒いあらすじです
則長は言いました。
「敵を攻撃する前に要害の準備をするなんて、子どもに具足をつけるようなものだ。そんな逃げの軍(いくさ)はダメだ。急いで軍勢を整えて、田浦坂の寄居に籠め置いて、一挙に夜討ちして上飛駒の城を取ってしまおう。」」と。
白石は総大将として、荒居、大沼、市川、久米、岡田、関口、小菅、湯沢、小柴、小林、三俣、丸山、川田、久保の名のある人々は人々十四人、その他、百三十騎、田浦坂の寄居に酉の刻(午後6時前後)ごろに集合して、上飛駒の城へ忍び寄りました。
長尾則長(顕長)は、上飛駒の城を一挙に取っちゃおうとしています
飛駒は、上飛駒と下飛駒があるんですね。
上飛駒はどこら辺か?
須花のちょっと先、彦澗川の上流に根古屋森林公園があります。
その後ろの山が要谷山(ようがいさん)です。
ここら辺を想定しているようです
色々検索すると、上彦馬村は寛永10年(1633)に近江彦根藩領となりそのまま幕末にいたって、旧田沼町彦馬及び桐生市梅田町4丁目・5丁目だそうです。
桐生の本町通りを北上し、梅田湖を渡って、皆沢八幡宮を左に見て、県道66線をひたすら下ると、根古屋森林の少し下に出ます
皆沢八幡宮は、桐生市梅田超4丁目です
この県道66号線初めて通った時は、こんな恐ろしい道はないとい難儀に感じました
でも、桐生から足利を通らずに、田沼・佐野に行ける大切な道なのです
残念ながら、根古屋森林には行っていません。
目的地が唐沢城だったり、須花だったりなので、右折して下ってます。
そのうちに左折して、根古屋森林と要谷山の方に行ってみましょう
追記 まだ行けてません
初稿 2020.04.23
改稿 2025.02.23
( 長尾方彦間責め勢揃えの事 ・終 )