黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

白柴タバサちゃんの皿窪城の記憶・川内八幡宮を尋ねて

2022-03-25 17:21:23 | 山田川紀行

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出ます。

タバサねーちゃんが、天神田(字天神)の方に進路を取ります。

天神田を歩いて、タバサねーちゃんは意図的に進路を取ってます

ケンくんちに寄りたかったのです

でも、残念、ケンくんはいません

ひめちゃんも追いついて、クンクン。

お散歩に行っちゃったかな?

 

 

 

3月20日、タバサねーちゃんは、桐生市川内方面に出かけました。

まずは、仁田山城の支城・皿窪城(さらくぼじょう)があったという雷電山の麓の八幡宮(桐生市川内町5丁目)です。

ここには、皿窪城の居館があったということになりそうです

 

今回は、川内小学校の信号から県道338号線を上ってきました。

すぐ近くに、大間々の長尾根からの道もあります。

いつか通ってきましたけど、そのころはつまらない道に思えました。

大切な大間々町長尾根・小平への道だったのです

またそのうちに通ってみましょう

 

 

真っ赤な一の鳥居の隣には、バス停です

東の桐生市にはしっかり路線バス(おりひめバス)が通っているのです

 

一の鳥居に額はありません。

 

二の鳥居に額がありますけど、判読不能です。

 

 

立派な社殿です

 

隣は社務所かな?

 

 

拝殿で、2礼2拍1礼です。

 

 

振り返ると、右後ろには立派な舞台?

 

 

境内社があるよ

タバサねーちゃんは、ここでは情報収集しません

ワンコ様は、来てないかな?

 

雷電愛宕神社です。

雷電神社と愛宕神社を一緒に祀ってあるようです。

2礼2拍1礼です。

 

隣は何だろう?

中には古い御神輿でした。

 

 

さて社殿の周りを一周してみましょう。

杉の落ち葉がいっぱいで歩きにくいですわ

人間にも歩きにくい道でした

時にはタバサねーちゃん抱っこして、なんとか一周です。

 

 

後ろの山を見ながら、さようならです

あの山の頂上に、皿窪城があったんですね

 

県道を上って、白瀧神社を目指します

 

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菜の花を川面に映して

2022-03-24 16:27:23 | 石田川物語

今朝、ひめちゃん大脱走です

でも、行く先はだいたいミニドッグランです

 

十分遊んだかな、お散歩に出るよ

もっと遊びたいけど、しゃあないお散歩に行きます

 

ひめちゃんはタバサねーちゃんと、堀之内を西に出て蕨沢川を渡ります。

桜がきれいに咲いています

橋のたもとの馬頭観音&百番供養塔、一年で一番華やかな時節です

 

諏訪神社の向こうの高台を歩いて帰ります。

タバサねーちゃん、クンクン情報収集中です。

あれ、赤城山の一番東の峯、煙が上がってるよ

でも、きっと雲だね

 

 

 

本日、実家のお墓参りに行ってきました。

実家も既になく、実家のお墓も整理整頓されて、かつての広い墓地の面影はありません。

ちょっと寂しいお墓参りです

 

今日は、国道17号線(上武道路)から回り込みます。

まず「道の駅おおた」で、ちょっとお買い物です。

ここは確かに太田市ですけど、近年まで尾島町でした。

もと尾島町民は、以前はちょっと違和感がありましたけど、最近は慣れてしまいました。

そこそこの人出です

 

 

さて、道の駅からまもなく実家の墓地です。

入口の石仏さんたちにも、お線香と団子が上がっています

子どもの頃は見なれた光景でした。

久しぶりの光景です

 

 

実家の墓地はかつてはかなり広くかったのですけど、今は整理されてかなり縮小されています。

広いばかりがいいことではないけれど、ちょっと寂しさを覚えます。

 

ご先祖様の墓石も、ずーっとここに居て欲しいと願った場所から動かされています。

時の流れで仕方がないのかも知れませんけど、ちょっと悲しい。

心を込めて、合掌

 

 

ここは、成就院跡です。

かつては、成就院無量寺という、世良田普門寺末のお寺だったと言います。

寺の由緒は不明であるが、境内には明徳元年同三年の宝篋印塔基礎が現存する。大正二年普門寺に合併し廃寺となる。

 

明徳(1390~1394)は、南北朝が統一された時期の年号です。

ずいぶん古からパワースポットだったのです

 

子どもの頃、御堂の中でのお葬式の記憶があります。

さて、またそのうちに伺います

何となくお墓参りがしたい時もありますので

 

 

来る道すがら、国道17号線に沿って流れる石田川が菜の花でいっぱいなのが見えていました

帰り道、実家近くの若宮公園に寄ってみましょう

 

菜の花に逢えるかな?

 

若宮公園駐車場近くの、菜の花の石田川です。

 

道を渡って、西の方(上流)に行ってみます。

ここらへんは、子どもの頃よく遊びました。

赤城山が見えます。

まさかあの山の麓の住人になるなんて、思いも寄らないことでした

 

正面には、榛名山も見えます。

あれ、川面に菜の花が映ります

 

少し行くと、左手には粕川会館です。

桜も、もうじき咲きそうです。

 

さて、ひめちゃんたちが待ってるから、この辺で帰りましょう。

Uターンして、若宮公園駐車場に戻ります。

わが故郷の川・石田川、菜の花を川面に映して流れていました

 

 

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千網谷戸遺跡と山田川最終地点

2022-03-23 15:35:46 | 山田川紀行

昨日は、冷たい春の雪が降りました

今朝も、まだ少し残ってます。

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、岩神沼目指します。

アオサギさん、いるかな?

静かにそーっと覗きます

いました

ズームと思っていると、彼女(?)は弾丸のように飛び去ってしまいました

もっとゆっくり、ご対面したいよね。

赤城山には、まだしっかり雪が残っています

 

 

 

最近、必要があって桐生市川内町の史跡を訪れました。

ついでに、付近の史跡も探訪です。

でも、東毛のカテゴリーに入れてしまうと見付けにくい。

別のカテゴリー、川内町を流れる山田川にちなみ「山田川紀行」でいきましょう

 

 

まずは、山田川が渡良瀬川に合流する近くにある、千網谷戸遺跡(ちあみがいどいせき)です。

県道338号線が大間々方面から東に行き、川内小学校の信号を南に下ります。

まもなく、用命の砦跡という永明寺の反対側に左折します。

 

しばらく行くと、住宅地の中にありました

千網谷戸遺跡の地

この付近一帯は縄文時代晩期を代表する遺跡です。

 

桐生市HPにはもう少し詳しく、

渡良瀬川と山田川の合流する河岸段丘上である。昭和21年以降繰り返し発掘調査が行われ、縄文時代終末期の土器群は「千網式土器」としての標識遺跡となっている。縄文時代ほぼ全体をはじめ弥生、古墳、平安と長期間にわたって人々が生活した集落跡である。とくに縄文時代晩期の住居跡からは、土器や石器とともに、大型の土製耳飾をはじめとする豊富な装身具や特殊な遺物が発見された。その一部は重要文化財に指定され群馬県立博物館に寄託してある。

 

そうだったんですか

西の桐生市民は知りませんでした

縄文の昔から、人間が住んでいる場所なのですね

 

振り返って、西側の風景です。

あの山が、用命の砦かな?

 

東に道なりに進みます。

 

渡良瀬川沿いに出て左折、まもなく山田川と渡良瀬川の合流地点です

山田川最終章の流れです

穏やかな流れに見えます。

 

ここには、実は橋が架かります。

橋の名は、「しもすながはし」です。

山田川に架かる最後の橋、「しもすながはし」です。

 

昔々、桐生市内に通勤していたころ、朝の通勤ラッシュに悩まされながら、いつも通っていました

でも、橋などと意識したことはありませんでした。

ここが、山田川が渡良瀬川に合流している所だったのです

そうと知っていたなら、通勤ラッシュのストレスも、もっと少なかったでしょう

 

 

 

追記 2023.03.06

先日、北群馬郡榛東村(しんとうむら)の耳飾り館を訪ねました。

『おしゃれな縄文人』(1993 榛東村耳飾り館)という小冊子を購入してきました。

そこにはなんと、最初に、「桐生市千網谷戸遺跡」が紹介されていました

土製耳飾り、大型土製耳飾り、岩版・岩偶の写真もあります。

桐生市のHPにすらない、貴重な縄文時代の人々の記憶に、遠く離れた榛名山の東の村で逢いました

 

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惟喬親王伝説の里・その3(天王山長岡寺)

2022-03-21 19:52:29 | 群馬県・東毛

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、東から高縄の摩崖仏に回り込みます。

ひめちゃん、モコモコが始まりました。

しばらく換毛で、モコモコが続きます。

タバサねーちゃんも始まりそうだね。

高縄の摩崖仏、今朝は阿弥陀三尊がはっきり見えます

 

岩神沼のほうに下ります。

沼の上方の湿地には、やっぱりアオサギさんがいました

ひめちゃんたちに気づいて、飛び去っていきました。

 

先日抜糸が済んだ小次郎パパ、少し元気になってきました。

背中の毛が、早く生えそろうといいね

 

 

 

都合で翌日(2月27日)、惟喬親王伝説の里・天王山長岡寺(太田市西長岡町)を訪問です。

 

南から入ります。

左の門柱の脇に、三尾稲荷大明神・長光開眼薬師如来と案内があります。

神仏習合しています

そういえば、新田(太田市)では、廃仏毀釈はほとんどなかったという話も聞きました。

 

右の門柱には天王山です。

 

 

まず門を入って左にある三尾稲荷大明神に参拝です。

鳥居がなんとなく惟喬親王宮に似ています

けっこう貫禄ある、駒犬ならぬ駒狐さんです

失礼します。

2礼2拍1礼です

 

 

さて、お寺の方に歩を進めます。

また、門柱です。

 

その奥にクラシックな山門です

山門には、これまたクラシックな方々です

合掌

 

 

山門をくぐって、左に見えるのが、長光開眼薬師如来かな?

左手に薬壺をお持ちのように見えます。

合掌

 

 

本堂前でも、合掌

 

 

庫裏に寄って御朱印を頂きたいところですけど、時節柄そしてあまりに静まり返った境内なので、遠慮しておきましょう

 

長岡寺のHPによると、

大胡城主益田茂政公が、その子繁俊公を伴い、当地に移り住み、長岡寺を菩提寺としました。その頃、文明13年(1481)。以来、法灯を護り今日へと引き継がれております。

 

文明は、あの戦国時代の幕開け・応仁の乱(1467-1477)があった応仁の次の年号です。

普通に考えると、大胡城が落城して逃れてきたというふうに思えますけど

大胡城主・益田茂政、知りませんでした

獅子丸の元養家のご先祖様・山上郷右衛門顕将も大胡城主だったことがあるとかいいます。

 

大胡城主・益田茂政、これから気にしていきましょう

 

 

『桐生老談記』の作者・高橋守行(たかはしもりゆき 1716-1766)は、領主からここ長岡村と隣の菅塩村の管理を命ぜられていたといいます。

もしかしたら、長岡寺に寄ったことがあるかも知れませんね。

隣の菅塩村(太田市菅塩町)にも、そのうちに足を運んでみましょう

 

 

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ひめちゃんとタバサちゃんの早春の山上城散歩

2022-03-20 15:12:44 | 日記

晴れたけど、冷たい風が吹いてる朝です。

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出ます。

タバサねーちゃん、弾む足取りです

ひめちゃんも、弾む足取りです

 

蕨沢川を渡ります。

早咲きの桜に加えて、違う種類の桜も咲き出してます

赤城山には残雪です

 

諏訪神社の前を左折し、山上城へ向かいます。

堀切外の農道を歩きます。

カメラ目線では朝の光に飲み込まれてしまいましたけど、肉眼では山上城本丸跡の指標が見えます。

山上城はロウバイはもう終わって、今は花はなさそうです。

 

二の丸と三の丸の間を通って帰ります。

堀切がよく残ってます。

 

ひめちゃん、ちょっと二の丸に寄り道です。

上手に前向きに降りられました

 

 

常広寺の駐車場を通って、蕨沢川を渡ります。

ここに、気になる石造物があります

正徳4年(1714)11月かな?

近江商人・田中藤左衛門(たなかとうざえもん)が竜骨を持って、常広寺にやって来て(正徳4年7月)まもなくです。

 

正面には「山上代々之御城主」の文字があります

 

左の赤い屋根の建物一帯が、常広寺です。

当時の焼けて堂宇のない常広寺の和尚さん、願を掛けたかな?

 

 

さてさて、小次郎パパが待ってるから、帰りましょう。

あれ、ひめちゃんの目指しているところは、ケンくんちです。

畑中の石造物群、もうじき菜の花に包まれるかな?

 

ケンくん、いるかな?

いました

でも、ガラス越しの逢瀬です

ねえ、このガラス戸開けけられないの?

ボクには開けられないんだ

 

タバサねーちゃんは、今朝は静かにやりとりを見ています。

仕方がないわね、また来るわね

大好きよ

 

 

ひめちゃんたちは、庚申塚古墳を通って帰ります。

 

 

 

ひめちゃんちに、やっときれいな黄色い椿の花が咲きました。

椿・黄河(こうが)です。

以前から開花していましたけど、寒さに負けて茶色い花になっていました。

がんばって咲いてくれて、ありがとう

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