人生百年と世は喧しいが、こちらとしてはそんなに長く生きる気はない。
早々にお暇したいところだが、まだというか、とんとお迎えが来ない。
最近そんな事ばかりぼやいている。
老いぼれた証拠だ。
ただ、ぼんやりと人生の終末を待つのも寂しいものだ。
今日は国税と都税に行き、オカブ商会の確定申告をし、納税してきた。
僅かばかりだが今年は所得があったので税金を払った。
しかし納税額は去年から今年のキャッシュの蓄積増額分を吹き飛ばす額だった。
利潤の追求というと聞こえは悪いが、利益をストック化する税制になっていない。
こういうところが日本の納税意欲を打ち消す負の側面だと思う。
まともなことをやっていては起ち上げの企業は育たない。
そういう訳で、皆、無理な利益追求に走って、不正をしたり、ブラック企業化する。
困ったものだ。
しらじらと浜砂うつすラムネかな 素閑
ラムネ瓶石を蹴りつつ登校路 素閑
夜は更けぬラムネの球や湯のかほり 素閑
緋毛氈ラムネの二つ裏参道 素閑
富める人貧する人も冷やラムネ 素閑
交際のなれそめ聞きつラムネ飲む 素閑
商談に戸を廻り終えラムネかな 素閑
子にラムネ一本奢られ巻きたばこ 素閑
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