昨晩から年が変わってからも遅くまで起きていた。
家族ともども三々五々、寝床を出て、元朝の膳につく。
御節など有らばこそ、スーパーのテイクアウトである。
まぁ、酒にありつければよい。
年始の挨拶にも疎く、ただ、だらだら時を過ごすのみ。
普段暇なのだから、新春ぐらいは引き締めていけばいいものをそうは行かない。
物臭と言うのも因果な性である。
日の暮れないうちに書き溜めた年賀状を出してきて、元旦が過ぎていく。
今年の抱負とてない。
ぐうたらも極まれりである。
一年の愚痴を聞かされ屠蘇酌めり 素閑
寝間にては埃だらけも屠蘇酌めり 素閑
細々と生きるもよしか屠蘇の朝 素閑
老妻も健やかなれと屠蘇酌めり 素閑
養老の屠蘇もこれより何年か 素閑
楽ありて苦もあり屠蘇のとしはじめ 素閑
屠蘇の酒酔うて腿膝濡らしけり 素閑
相模灘望みて旅の屠蘇に酔ひ 素閑
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