昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

屠蘇

2019-01-01 16:22:47 | 俳句

昨晩から年が変わってからも遅くまで起きていた。
家族ともども三々五々、寝床を出て、元朝の膳につく。
御節など有らばこそ、スーパーのテイクアウトである。
まぁ、酒にありつければよい。
年始の挨拶にも疎く、ただ、だらだら時を過ごすのみ。
普段暇なのだから、新春ぐらいは引き締めていけばいいものをそうは行かない。
物臭と言うのも因果な性である。
日の暮れないうちに書き溜めた年賀状を出してきて、元旦が過ぎていく。
今年の抱負とてない。
ぐうたらも極まれりである。

一年の愚痴を聞かされ屠蘇酌めり   素閑

寝間にては埃だらけも屠蘇酌めり   素閑

細々と生きるもよしか屠蘇の朝   素閑

老妻も健やかなれと屠蘇酌めり   素閑

養老の屠蘇もこれより何年か   素閑

楽ありて苦もあり屠蘇のとしはじめ   素閑

屠蘇の酒酔うて腿膝濡らしけり   素閑

相模灘望みて旅の屠蘇に酔ひ   素閑


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