昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

かーたんの音楽発表会

2015-06-21 23:56:39 | アート

かーたんが主催する音楽教室のピアノと歌の発表会が『中町ふれあいホール』であった。
かーたんは、毎年発表会をやっているが、この会場を使わせてもらっているのも、もう10年になるだろうか。
うちの音楽教室の発表会には規模が適当なこと、設備としては十分なこと、公共の施設なので使用料がリーズナブルで、各種イベント会場としてはいいレベルを行っているのに予約の競争が少なく、予約しやすいということがメリットだ。
しかし、一方で、交通の便に恵まれない、行くのに不便というデメリットもある。東急線上野毛駅から歩いて15分はかかる。
さて、生徒さんの連日のレッスン、楽譜つくり、CD作りなど、前1か月は、かーたんはほとんど徹夜で準備に取り組み、いよいよ本番の日を迎えた。
朝方、ぱらぱらと雨が降り出す中、ピアノの足台やかーたんのドレスをスーツケースに詰め込み、オカブの衣装をガーメントに詰め込み、ギブアウェイを段ボールのつめこみ、その他大荷物、小荷物を持って、タクシーに積み込んで出発。うちから『中町ふれあいホール』に20分ほどで着いた。
会場、設営を終わり、10時からリハーサル。ちなみにオカブもフルートで出演する。
13:30本番開始。
司会は例年おなじみのDさんだ。
前半は幼稚園生や小学生低学年で微笑ましい、演奏や唱歌を聞かせてくれた。
後半になると、力も入って、どの生徒さんも一年がかりで作った曲を思いの限り弾く。 素晴らしく成長した子ばかりだ。
ショパンを弾いた子は、ロマン派の曲想を自分なりに作りだし、感情のこもった小学生とは思えない演奏だった。
さて、最後の二人のスター選手。
ベートーベンのソナタを弾いた子は、テクニックは素晴らしいのだが、音楽性に乏しいのが課題か。
トリをとった子は『幻想即興曲』。成長ぶりから言ったら素晴らしい出来で努力賞。
かーたんの講師演奏はショパンのピアノ・プレリュードと、モーツァルトの歌曲、ウェーバーのオペラアリア。ピアノを暗譜でやったところ外してしまったといっていたがオカブは気づかなかった。
オカブはテレマンの12のフルートソロのためのファンタジーから10番。低音がうまく出ず、60点の出来。
すべてのプログラムが終わり記念撮影をして、スタッフ一同で撤収。
雨も上がって、陽がさしている。
再びタクシーに荷物を積み込み、ご帰館。17:30。
サミットで寿司とビール・飲み物を買ってきてささやかなお祝いをした。
かーたんもオカブも準備から本番までのハードなスケジュールと緊張で疲労困憊だったが快い疲労だった。

発表会梅雨の晴れ間のピアノかな   素閑



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