今日は昨晩からの雨で、北澤八幡の祭礼が心配されたが、昼から雨が上がり日が差すようになった。
行いの良い人が多かったのだろう。
夕方、かーたんと祭りに行ってきた。
幸い非常に涼しいので過ごしやすい。
この神社は代田の東南から代沢一丁目をも含む広大なテリトリーを持つ氏神様だ。
かーたんもオカブも耶蘇教徒だから、神社に拝礼することはないが、祭り見物は日本の伝統行事の見聞として大いに楽しむべきだと考える。
そういえば、やたら外人のグループが多い。日本も国際化というか、移民国家というか、グローバリズムというか、なんというか知らないが、とにかく異国に対して開けた国になりつつある。
そういえば、この祭りの名物の一つのドネル・ケバブだが、最初のうちは露天の主催者がスブラキとかギリシャ・サンドイッチと称していたが、今はきちんと「ケバブ」と名乗るようになった。そして、このケバブ、日本では全く珍しいものではなくなった。オカブの知っている限りでも下北沢にケバブ屋が二軒ある。
ただ本場ものと違って、羊の肉ではなく牛肉を使っている。まぁ、ケバブはトルコ辺りの遊牧民の料理が起源だろう。パリはユシェット通りのケバブ屋も、だいたいトルコ人がやっている。
かーたんとざっと境内の露店を観て回って帰ってきた。
この祭りも40年ほど前にテキ屋さんを締め出したとはいいが、随分と寂れてしまった。昔の活気が懐かしい。
それでも、夕暮れ時の混み具合と熱気はこれから夜に向かってさらに人出が増し、より高まりを見せるだろう。
秋祭り薄雲まとう月の出や 素閑
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