昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

パリ旅行記2018年2月(1)

2018-02-22 14:32:09 | パリ旅行記2018年2月

2月の始めに行ってきたパリの旅行記を記す。
今までの旅行記は、日付を追って書いてきたが、今回は12日間という長期に亘り、記憶が曖昧になっていること、及び、ふらりと出かけた気ままな旅ということもあり、ランダムに書いていこうと思う。
食い物ネタが多いのは、いつも通りなので、ご寛恕願いたい。



出発。成田空港発のエールフランス275便。
当日、雪の予報が出ていたので、京成成田駅前のアパ・ホテルに前泊した。
しかし、出発の日は雪は影も形も・・・
翌日、降ったようだが。

アペリティフのシャンパーニュとアニス。
飲みまくって寝ちまおうという算段。



機内食。
もちろん、ワイン付き。
二回目の機内食まで、ギャレーでサンドイッチだの飲物だの貰ってき捲ってきた。
卑しいものですから。


二回目の機内食。
なにか、パスタみたいなもの。
エルフラの機内食は明らかに、質がダウンしている。
まあ、このご時勢、コスト競争に生き残るには並大抵の努力では済むまい。あまり有り難くない努力だが・・・・

見下ろせば富士の名残りの白雪か   素閑



一っ飛びでパリに着いた。
飛行時間、約12時間である。

シャルル・ド・ゴール・ロワッシーからはロワッシーバスでオペラ座まで。
オペラ座から、スーツ・ケースを引きずって、サン・トリニテ教会の横を通り、クリシー広場近くの『ホテル・ヴァンティミーユ』に着いた。
やれやれである。
部屋は、予約サイトのレビューで言われていたほど酷いものではなかった。
これもやれやれである。

春近しクリシーの午後の斜陽かな   素閑



時差があるので腹が減っているのやら、いないやら・・・・
腹が減っていることにして、ホテルの前の『CHAI ZELLE
』というビストロ・バー・カフェとおかしな店ではあるが、入って、飯とする。
(この店は、ホテルの目の前ということもあり、すっかり馴染みになるのだが・・・・)
インゲン豆と牛のステーキ、ビールで21ユーロ。
食ってみると、凄いボリュームだ。
なんとか食い果たし、店を出る。
ホテルに戻り、シャワーを浴びて、お休みなさい。
いつもの海外旅行の初日であった。


さて、翌朝。
いつもの海外旅行の初日の例に漏れず、朝早くから目が覚める。
しかし、寒いのと疲れているので、8時過ぎまでベッドでゴソゴソしていた。
さあ、今日はどこに行くか?
いや、今回の旅行は、パリに行って、思いっきり退屈を味わってくるという贅沢な趣旨のものなので、ガシガシ、モニュメントなどを回ることはご法度である。
しかし、飯は食わなければならないので、『シャルティエ』にでも行くか、という気になる。
途中、グラン・マガザン、ギャルリー・ラ・ファイエットにソルドの看板が。
ああ、もうパリはソルドの時期に入っていたんだ・・・・
やがて、リシュリュー・ドルオーに着く。
パッサージュ・パノラマと、パッサージュ・ジュフロアなどを覗いて、『シャルティエ』の前へ。
開店時間の12時前だったが、列ができているかな?と思ったら、オカブが最初の客だった。
やがて、中に。
パリ郊外の図書館職員のご夫婦と同席に。
オカブは海老の前菜と、コート・ダニョー、カラフェワイン。デセールにマロンクリーム。デカフェネの珈琲。
はいはい。美味かったですよ~。
この大衆食堂はいつも期待を裏切らない。
締めて31.5ユーロだったかなぁ?

今日のところは、そんなもんで・・・・
お次にご期待。


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