昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

パリ旅行記2018年2月(2)

2018-02-22 17:10:15 | パリ旅行記2018年2月

今日はモンマルトルの方へ行ってみようかと思う。
テクテク徒歩で出かけた。
おっと!その前に、『CHAI ZELLE』で景気づけにアニスを一杯。

クリシー大通りを歩いて、途中、裏道に入って、テルトル広場に出る。
まだ時間が早かったので、似顔絵描きも人混みも、そんなでもなかった。

春立ちぬこの世で一番メ・セ・シ・ボン   素閑

サクレ・クールの前に出る。
折角だから入っていこう、とお堂の中に入る。
まぁ、大したことはない。
ユトリロの画で有名なコタン小路を見る。
前景の建物が工事中だった。
ついていない。

モンマルトル今日を限りに春の立つ   素閑

サクレ・クールの階段を下りて、クリシー大通りに出る。
悪名高きピギャールを通り過ぎて、ふと、ここで老人の助平心が身をもたげた。
映画『アメリ』で有名になったカフェ『カフェ・デ・2・ムーラン』に行ってやれ、というつもりになったのである。
幾つになってもミーハーである。


クレーム・ブリュレと珈琲で9.9ユーロ。
おいおい。それって、いくらお上りさんからたんまり巻き上げるパリでもやり過ぎじゃね?
と思っても後の祭り。
ミーハーになるにはお金がかかるTT。

春立ちぬメトロの停車場古き様   素閑

『ムーラン・ルージュ』の前を通って、モンマルトルに別れを告げた。
今日の昼御飯はカフェ・デ・2・ムーランの9.9ユーロが響いて、トリニテ広場の近くのカフェでサラダとビール。
でも、これも決して安くはないのだ。


耐久生活をすべく、ホテルの近くのスーパーでお酒を仕入れてきた。
ワインは4ユーロ足らず、ビールは半ダースで5ユーロ。
フランスは酒吞みには優しい国です。

今日は、こんなところで・・・・
(続く)


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