昨日の昼過ぎから爆弾低気圧が秋田へも
冬の低気圧よりは弱いが、瞬間風速が強いので、被害がでた。
そういえば昨年は金浦では竜巻が起こり大変な事になったのを覚えている。
さて、春の山菜で一番早く出るのはふきのとうだ。
秋田では「ばっけ」という。
2日の歓迎会は「白滝旅館」というところで行われたが、ばっけの天ぷらが出された。
それほどおいしいものではないが、春の匂いの象徴である。
白滝旅館は象潟の小滝地区にありますが、なかなか良い趣があります。
さて、土曜日はとても暖かく季節外れの20度越えでした。朝6時から町内一斉クリーンアップで私の町内では30名くらいの人たちで、道路脇の空き缶やゴミを拾いました。西目川の堤防にはすでに「さしぼ」出ています。
クリーンアップ終了後堤防に戻り少しだけ収穫し、ゆでて食べました。
イタドリの名前の由来は「痛取り(いたどり)」の意味で、痛みを取るからとされています。
擦り傷、切り傷などに、柔らかい若葉をもんで患部に塗布すると出血を止めて、痛みを和らげる作用があるとされますが、実際には小さな傷の出血を止める程度です。
古来中国では、「虎杖根(こじょうこん)」と言って、古くから火傷(やけど)の妙薬として用いられていました。
山野に大群生してジャングルを作る多年草ですが、戦時中はタバコの葉の代用として、タバコの原料に用いられました。
江戸時代には、体がかゆくなって、かくと出血するものを気奔(きはん)と呼んでいました。現代のジンマシンに相当すると考えられています。「和漢三才図会」では、この気奔を使った処方をあげています。
これは、虎杖(こじょう)、人参(オタネニンジン)、細辛(ウスバサイシンの根)、食塩各1.3グラムを1日量として煎用しています。
食べ方:若芽をつんで、茹でてから、よく水にさらします。酢味噌やゴマ和え、酢の物、汁の実、油いためなどにします。
生のままは、天ぷら、即席漬けなどに、また、そのまま塩をふり生食も結構いけます。
若いイタドリは、茎が柔らくて水分に富み、酸味があるので、食べますが食べ過ぎますと、下痢をひきおこすことになるので注意します。
地方によっては、採取したイタドリを小川の流れに1~2日間つけておいてから、水気をとり塩漬けにして、冬場の山菜料理にします。
しかし、独特の酸っぱさは、シュウ酸なので、あまり食べ過ぎると、結石の原因になるそうなので気をつける必要があります。
山菜採りランキング
山菜ガイドブック―見分け方・採り方・グルメの料理法 | |
クリエーター情報なし | |
永岡書店 |