今流行りのパクチーは、コリアンダーというハーブです。
今朝ポットに種を蒔きました
コリアンダーは、3,000年以上にわたって薬用や食用として栽培されてきました。
古代インドのサンスクリット語の書物、古代エジプトのパピルス、千夜一夜物語、聖書などに登場しています。
聖書では、神から与えられた食物マナが、このハーブの種子に例えられています。
古代インドやエジプト、千夜一夜物語、聖書などに登場します。
コリアンダーを使ったタイ料理中国、タイ、ベトナム料理などのエスニック料理には欠かせないハーブで、その香りはカメムシやナンキンムシのようです。
属名のコリアンドルムはカメムシのようなにおいのする、という意味で、嫌いな人はまったく受け付けない一方、好きになるとクセになるほど夢中になるようです。
また、タイでは「パクチー(Phak-chii)」、台湾では「シャンツァイ(香菜)」と呼ばれていて、果実は香辛料として使われ、カレー粉の主成分のひとつです。
コリアンダーは葉と種の香りが違います。若葉はタイ、ベトナム料理をはじめとする、エスニック料理の風味付けには欠かせないもので、根も食べられます。
根はニンニクとともにつぶして、調味料にします。種子の用途は広く、シチュー、カレー、ピクルス、マリネなどから、お菓子、リキュールの香りづけにも。
◇食欲増進と去痰効果
コリアンダーの種コリアンダーは、消化器系の諸病状に効果があります。
種子は食欲を増し、去痰に用いたり、すりつぶした種子と蜂蜜を混ぜて咳止めにも使います。
職場にカメムシ博士がいるので、大量に育ててあげたいと思います。