自然コレクション

秋田の田舎暮らし!
アウトドアー生活を紹介します。

歳末助け合い運動

2022年12月23日 03時48分00秒 | Weblog
歳末助け合い運動 赤い羽根募金
今年の12月から民生委員兼主任民生児童民生委員の活動をしています。
今日は、歳末お弁当配りを行います。研修やケースワークなど、机上での活動ばかりだったので実際に老人宅に出向いて対面しての活動に少しばかりの緊張感があります。
大学では福祉の勉強をしていたので、社会福祉士、児童福祉士などの任用資格をもっていますが、教職についたのでその知識を活かしてすことがありませんでした。




さて、赤い羽根募金ち歳末助け合い運動について調べてみました。
明治39年、救世軍の山室軍平中将が「日露戦役中は、前線の兵士に慰問袋を送り、戦勝の今は貧乏と戦う貧困家庭を慰問激励しよう」と提唱したのが、歳末たすけあい運動の起こりと言われています。
それに応じた毎日新聞(注・現在の毎日新聞とは異なる)が、紙面を通じて同情金を募集し、一般の人々に呼びかけました。その後、昭和初期の世界的な不況が契機となって、全国各地に方面事業助成会の主催する歳末同情週間が広まりました。この寄付金で、気の毒な人たちなどに餅などが配られましたが、戦争が激化するに従い、この募金は中止されました。

戦後、混乱した社会経済状態の中で、戦災者、引揚者、傷痍軍人、失業者など、助けを必要とする多くの人々がおり、その日常生活は非常に悲惨でした。このため、政府の提唱で、「国民たすけあう運動」を展開しようという計画が進められました。
また、全日本民生委員連盟でも、「歳末同情運動」を計画しました。
しかし、同時期に共同募金運動の計画が進められており、厚生省の調整のもとに、「共同募金」としてまとめられ、「国民たすけあい共同募金運動」として、共同募金が始まりました。
この動きとともに、共同募金とは別に、再び歳末同情品を募集する動きが各地で自然に起きてきました。これが、地域歳末たすけあいの起こりです。その後、民生委員・児童委員協議会が主催する歳末たすけあい運動として発展していきました。
全国各地で、歳末時期に、生活相談、健康相談、就職斡旋、生活困難者への慰問・激励など、幅広い活動が行われました。

1959(昭和34)年、歳末たすけあい募金が、共同募金の一環となり、歳末たすけあい運動の内、「寄付者からの寄付金や品物」に関し、共同募金として、各都道府県共同募金会や市町村共同募金委員会が取り扱うことになりました。
昭和34年は、自分の誕生年なので今年で63年です。

2015(平成27年)年に運動実施要項の改正が行われ、社会的孤立や経済的困窮の状態にある生活困窮者、虐待、権利侵害など今日的な生活課題を抱えた方々、東日本大震災や豪雨災害等により被災した方々への支援活動の展開や、その解決・予防に向けた住民の理解づくり、体制整備等をさらに推進する趣旨から、スローガンおよび実施方針の変更などが行われました。

2020(令和2)年、新型感染症によるパンデミックにより、社会的孤立や経済的困窮の課題が複雑化・深刻化しています。歳末たすけあい運動は、これまで以上にその役割が求められています。
今日は10時30からお弁当を10軒配ってまわります。今日は荒天模様ですが、頑張ります。
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冬至にカボチャ三昧

2022年12月23日 03時16分00秒 | 食いもん
冬至とは
2022年は今日22日です。
なぜ冬至にかぼちゃとゆず湯なの?お気に入り

今年もいよいよラストスパート。
夕方になるとあっという間に真っ暗になって日が短くなったなぁと感じます。日が短くなってくると、そろそろ冬至がやってくる、そんな気持ちになります。

冬至の日にはかぼちゃや小豆粥を食べたり、ゆず湯に入ったりします。


朝から天ぷらを揚げます。
冬至とは、一年で夜が最も長く、昼が短い日とされています。  冬至の別名は「一陽来復(いちようらいふく)の日」。  中国や日本では、冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくるという前向きな意味合いを含んだ言葉なのです。  
冬至を境に運も上昇するとされているので、かぼちゃを食べて栄養を付け、身体を温めるゆず湯に入り無病息災を願いながら寒い冬を乗りきる知恵とされています。 
食べます。
あまからの煮物も定番です。ゴマをかけて食べます。
 かぼちゃの旬は夏  かぼちゃは南アメリカ大陸原産で、生育適温は25~30℃前後の熱帯性の植物のため、日本における旬の時期は夏です。  その夏野菜のかぼちゃが、どうして冬の季節である「冬至」に食べられるようになったのでしょうか。  
こうして改めて考えてみると何だか不思議です。

日本人は季節感をとても大切にしてきました。  春は桜、夏には花火、秋は紅葉、冬はこたつにミカン。  なのに冬至に夏が旬のかぼちゃを食べる風習とはいったいどのようなことから、冬至にかぼちゃが食べられるようになったのでしょうか。  
かぼちゃの保存性  その秘密は、かぼちゃが長期保存ができる野菜だということです。  今でこそハウス栽培や野菜の冷蔵・冷凍技術が進んでいますが、昔は現代と違って野菜を1年中食べることは難しい時代でした。  そのため、ビタミンなどの多くの栄養を含むかぼちゃを、野菜の不足する冬の時期に食べることで、厳しい冬を元気に乗り切ろうという江戸時代の人たちの「冬至の日」への想いが込められています。  

もちろん現在は、真冬でもハウス栽培や海外からの輸入などにより、豊富に野菜を食べることができ、かぼちゃも旬の状態で食べることができますが、こうして江戸時代から現代まで風習として残っているわけなのです。  かぼちゃに食材をプラスするなら  厄除けの小豆  中国最古の医学書『本草』に小豆は「鬼毒を殺し、痛みを止める」と記載されているほど、昔から効果効能が知られていました。 


缶詰の小豆をカボチャにかけてW冬至料理です。
冬至に厄払いのため小豆粥を炊いたという風習も中国では昔からあったようです。  そのため、冬至のかぼちゃに何かプラスするなら、小豆は最適の食材なんです。

冬至とは24節気の一つで、1年で夜が最も長く昼が短い日です。冬至は天文学的にいうと、太陽の黄経(こうけい)が270度に達する日で、太陽が一番南にある状態です。そのため、北半球では1年中で昼がいちばん短く、夜がいちばん長くなる日を意味します。
中国や日本では、冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくるという前向きな意味合いを含んだ言葉なのです。冬至を境に運も上昇するとされているので、かぼちゃを食べて栄養を付け、身体を温めるゆず湯に入り無病息災を願いながら寒い冬を乗りきる知恵とされています。
しかし12月というのに朝から7度もあって、雪ではなく土砂降り予報です。どうなっているのだろう。

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