第四札所は弁財天を祀っている林光院です。
弁才天は、七福神の中では唯一の女神で、知恵・音楽・財物の神として信仰されています。特に林光院の弁才天は四百年以前から八臂(ぴ)弁才天として此の地に祀られ、学・芸・利に霊験あらたかで古くから多くの信者を集めています。
弁才天は、七福神の中では唯一の女神で、知恵・音楽・財物の神として信仰されています。特に林光院の弁才天は四百年以前から八臂(ぴ)弁才天として此の地に祀られ、学・芸・利に霊験あらたかで古くから多くの信者を集めています。
て、仏教を守護する戦闘神の弁財天は、手にどのような武器を持っているのかを調べてみました。弁財天の持ち物は、その像が造られた時代や彫刻師によって色々なバージョンがあるようですが、竹生島の弁財天の持ち物は、弓,箭,刀、矟(矛)、斧、長杵、鉄輪、羂索だそうです。(『金光明最勝王経』第七「大弁才天女品」より)
それぞれの武具は、以下のような力を持つと言われています。
それぞれの武具は、以下のような力を持つと言われています。
- 弓、箭(矢)…弓矢宝弓は対になっていて、弓は高徳を得、箭は良き友に巡り会える力があります。また仏の教えを邪魔するものを排除します。
- 刀…自分の中の煩悩を払う力があります。
- 矟…馬上で用いる矛のことであり、煩悩を滅ぼすための武器です。
- 斧…煩悩を断ち切る力があります。
- 鉄輪…仏の教えの広がりを表します。
- 長杵…杵の形をした古代インドの武器で、煩悩を打ち払う武器です。
- 羂索…「羂」はわなという意味で、縄状の形をしています。衆生救済の象徴とされ、苦しむ人を救い、煩悩を縛りあげる力があります。
- ただこの八臂弁財天の持ち物をしっかり確認しないできてしまい写真でもよく分かりません!
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