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秋田の田舎暮らし!
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月山神社へ初詣

2022年01月03日 04時05分00秒 | 霊場
私の集落には月山神社(つきやま)があります。山形の出羽三山の月山神社(がっさん)とは呼び方が違います。
ツキヨミノミコトを祀っている、日本でも数少ない神社です。
康正元年、1455年に加賀より遷宮とあります。当時の海士剥は、砂漠と沼地で人が住んではいなかったようです。では、なぜこの地に加賀から人が移住したのだろう?
康正元年頃に、加賀の守護大名の富樫正親は一向門徒を迫害していた時で、加賀の一向一揆月山起こる少し前の事です。その迫害に耐えきれず、日本海側に北上して行った一向門徒がこの地に住み着いたのだと推測されるのです。ちなみに海士剥集落の殆どが一向宗です。
この地にやってきた加賀の人たちは、当時の有力者に婿入りして佐々木姓を名乗りこの地を開墾していったので海士剥地区の多くが佐々木姓であると思われます。

その月山神社に孫2号と初詣に歩いて出かけたました。自宅からは700m程のおさふくろという集落にあります。
遷宮当初は御月森というところにあったのですが、文化元年に現在地に移されたといいます。おさふくろは、旧国道7号線沿いの集落で、戸数は多くないが古い田圃もあり古くからの家がほとんどです。蔵持ちの家が殆どで古文書などもあるかもしれません。文化財保護の観点から興味深い所です。




神社は、明治42年の建物なので、そこそこ古いです。現如上人が海士剥で説法したとういう場所が記念碑として残っています。当時の海士剥には44戸が確認されていて、その後爆発的に戸数が増えていきます。海士剥は明治以降の新興住宅地とも言えるのです。よって近代以降の歴史しか無い地域なのであります。

しかしながら、月山神社そのものは、確かなスピチュアルスポットです。

ツキヨミノミコト(月読命)は名前の由来や、月の神様という部分から、様々なご利益・御神徳があります。

  • 安産
  • 健康
  • 病気平癒
  • 航海安全
  • 大漁
  • 農業
  • 五穀豊穣
  • 商売繁盛
  • 諸願成就
  • です。以前は漁業従事者が多かったので、信仰の深い神様だったのです。
    今年は、家内安全を祈願してきました。


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