先日、エッセイ教室の課題を提出した。お題は「集める」である。
「集める」といえば、ヤマザキ「春のパンまつり」よね……。
山崎製パン株式会社では、春になるとパンの外袋に点数シールを貼り、一定点数を集めた客に皿をプレゼントしている。安いパンには0.5点とか1点などの点数が、高いパンには2点、3点といったシールがついてくる。このシールをはがして専用シートに集め、20点とか25点といった基準点に達すると、パンの販売店でお皿と交換してくれるのだ。
このお皿がまた洒落ている。フランスのガラス食器メーカー、アルク・インターナショナル社(旧デュラン社)製の純白の皿で、シンプルな美しさがある。毎年、皿のデザインが変わり、飽きさせない工夫をしているようだ。
1981年から始まったこのキャンペーン、今年で実に30年目というからすごい。過去30年のお皿をご覧になりたい方は、こちらからどうぞ。
この時期は、パンの売り上げが大きく伸びるそうだ。山崎製パンの社員の方にお会いする機会があったので、あれこれ聞いてみた。
「春のパン祭りは、いいアイデアですね。売り上げ倍増なんじゃないですか」
「ええ、おかげさまで。春という時期がちょうどいいんですよ」
「春がですか?」
「はい。今みたいに暑い夏は、喉ごしのいいものが好まれますから、パンは売れないんです」
「そういえばそうですね」
「あとは、お皿が丈夫で割れにくい、という点も評価していただいているようです」
「ええ、ウチにも7種類ありますよ。全然割れません」
「ありがとうございます!」
わが家にある、ヤマザキパンの「白いお皿」は、実家や義母からもらったものだ。母も義母も、せっせとパンを買い、お皿と交換しては私に譲ってくれた。
使用頻度が高いのは、この4枚である。平皿と深型皿は重宝する。
逆に、全然使わないのは、中途半端に深みのある3枚だ。
どのお皿にも、裏面に同じマークがついている。
母も義母も高齢となり、パンをさほど食べなくなったようで、お皿をもらうことはなくなった。では、自力で集めようと思ったが、夫も娘もご飯党だ。パンは滅多に食べない。一人で頑張ったところで、期限内に点数がお皿分までたまったためしがない。
「パンも、福引みたいになればいいのに」と私はしょげる。
地元の駅ビルでは、年末の買い物金額によって、福引券と福引補助券が配られる。福引券は1枚で1回、福引補助券は10枚で1回福引ができる。娘と順番を待つ長い列に並んでいると、見知らぬ奥様が「よかったら使って」と福引補助券をくれたことがある。10枚にならない半端な数の補助券は、持っていても役に立たない。ゴミにするくらいなら、誰かにあげようと考えるのだろう。
礼を言って受け取り、手持ちの半端券と合わせて1回多く福引ができたが、私も娘もくじ運がない。参加賞の駄菓子「うまい棒」が1個増えただけだった……。
友人も、ドーナツ屋のスクラッチカードは、店内にいる親子連れにあげるという。
主婦の合理的な知恵と行動力には、教わることが多い。
パンの点数シールも、不要な人が欲しい人に譲ってくれるといいのだけれど、いかんせん、出会いの場がない。お皿のためには、自分で集めるしかないようだ。それが、パンの売り上げを後押ししているのかもしれない。
もう10年以上、お皿をゲットしていないから、来年は頑張ってみようか……。
いや、買ったほうが安いかもしれない!?
楽しんでいただけましたか? クリックしてくださるとウレシイです♪
※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
「集める」といえば、ヤマザキ「春のパンまつり」よね……。
山崎製パン株式会社では、春になるとパンの外袋に点数シールを貼り、一定点数を集めた客に皿をプレゼントしている。安いパンには0.5点とか1点などの点数が、高いパンには2点、3点といったシールがついてくる。このシールをはがして専用シートに集め、20点とか25点といった基準点に達すると、パンの販売店でお皿と交換してくれるのだ。
このお皿がまた洒落ている。フランスのガラス食器メーカー、アルク・インターナショナル社(旧デュラン社)製の純白の皿で、シンプルな美しさがある。毎年、皿のデザインが変わり、飽きさせない工夫をしているようだ。
1981年から始まったこのキャンペーン、今年で実に30年目というからすごい。過去30年のお皿をご覧になりたい方は、こちらからどうぞ。
この時期は、パンの売り上げが大きく伸びるそうだ。山崎製パンの社員の方にお会いする機会があったので、あれこれ聞いてみた。
「春のパン祭りは、いいアイデアですね。売り上げ倍増なんじゃないですか」
「ええ、おかげさまで。春という時期がちょうどいいんですよ」
「春がですか?」
「はい。今みたいに暑い夏は、喉ごしのいいものが好まれますから、パンは売れないんです」
「そういえばそうですね」
「あとは、お皿が丈夫で割れにくい、という点も評価していただいているようです」
「ええ、ウチにも7種類ありますよ。全然割れません」
「ありがとうございます!」
わが家にある、ヤマザキパンの「白いお皿」は、実家や義母からもらったものだ。母も義母も、せっせとパンを買い、お皿と交換しては私に譲ってくれた。
使用頻度が高いのは、この4枚である。平皿と深型皿は重宝する。
逆に、全然使わないのは、中途半端に深みのある3枚だ。
どのお皿にも、裏面に同じマークがついている。
母も義母も高齢となり、パンをさほど食べなくなったようで、お皿をもらうことはなくなった。では、自力で集めようと思ったが、夫も娘もご飯党だ。パンは滅多に食べない。一人で頑張ったところで、期限内に点数がお皿分までたまったためしがない。
「パンも、福引みたいになればいいのに」と私はしょげる。
地元の駅ビルでは、年末の買い物金額によって、福引券と福引補助券が配られる。福引券は1枚で1回、福引補助券は10枚で1回福引ができる。娘と順番を待つ長い列に並んでいると、見知らぬ奥様が「よかったら使って」と福引補助券をくれたことがある。10枚にならない半端な数の補助券は、持っていても役に立たない。ゴミにするくらいなら、誰かにあげようと考えるのだろう。
礼を言って受け取り、手持ちの半端券と合わせて1回多く福引ができたが、私も娘もくじ運がない。参加賞の駄菓子「うまい棒」が1個増えただけだった……。
友人も、ドーナツ屋のスクラッチカードは、店内にいる親子連れにあげるという。
主婦の合理的な知恵と行動力には、教わることが多い。
パンの点数シールも、不要な人が欲しい人に譲ってくれるといいのだけれど、いかんせん、出会いの場がない。お皿のためには、自分で集めるしかないようだ。それが、パンの売り上げを後押ししているのかもしれない。
もう10年以上、お皿をゲットしていないから、来年は頑張ってみようか……。
いや、買ったほうが安いかもしれない!?
楽しんでいただけましたか? クリックしてくださるとウレシイです♪
※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
別に食パンじゃなくても、シールはついていますよ。
私は菓子パンばかりです。
甘いパンが好き♪
ティズニーランドがお好きなんですか?
そんなに大量に応募するなんて可愛いですね(笑)
オチが笑えます!
ポイントを集めるのは無理です
数年前、わずかなポイントでディズニーランドチケットが当たるイベントで、
コンビニ経営の知人から大量にもらって応募しました
切手代でディズニーランドチケットをもらえる以上に使いましたが
当たりませんでした A^^);
それもひとつの手かも。
「今年はこの形」って決まっていると、選ぶ余地がないですからね。
気に入ったお皿でも、そうそう枚数を集められないし。
気に入らなければ「今年はいらない」になっちゃう。
でも、生産者側からすれば、一種類のほうが楽ですね。
結局はコストの問題でしょうか。
私は平皿を5枚くらい欲しいわ。
バーコード貼って応募って結局そういうことでしょ。
そうすれば集めてみようと思う人、増えると思うんだけどな。
まぁ、僕は最安値の食パンなんで関係無いっす。
ヤマザキパンよりも、ヤッギーさんの手作りパンのほうが何倍も美味しいでしょうね♪
お皿はオシャレだけど、自分が作ったほうが上ならば、わざわざ買いませんよね。
シールはたまらないでしょうね。
私はいまだにヤマザキのカレーパンが好きなんですよ。
飽きません。
自分で作れないし~(笑)
でも毎日パン食じゃないと点数溜まらないんじゃないですか~。
でも点数が溜まったら達成感があってよいかも~♪
陽水さんのナス料理を見て、このエッセイを思いついたのよ。
それまで忘れていたもので(笑)
あのタイプは2000年に入ってからのものみたい。
家でパンは回って来ないのかな?
前にサンドイッチを奪われたと書いていたね(笑)
知らぬうちに、奥さんとお嬢さんがパンをムシャムシャと食べ、お皿がたまっていくのかも。
うーん、男の子って他人のことまで気が回らない印象があるかしら。
シールを取っておくYanoさんが少数派なんじゃないの?
自分が得しないことには、消極的とはよく言ったものだわ(笑)
パンの耳はハトも喜ぶよ。
『ホームレス中学生』の映画では、空腹の小池徹平くんがハトにあげるパンの耳をもらって食べていた…。
イメージダウンだったな。
恵まれた環境にありながら、シールを集めないなんてもったいなーい!
集めたシールがゴミというのも(笑)
セブンイレブンもお皿のキャンペーンをしていたことがありますね。
今はどうか知りませんけど。
夫が現役時代は、毎日セブンで買い食いしていたようで、お皿が10枚くらいたまっています(笑)
でも、ヤマザキのがいいんですよ~!
達成感は大事ですね。
点数が揃ったときの喜びは大きいです。
学生のとき、セブンイレブンでバイトしていたのですが、お皿を引き渡す仕事もありました。
点数シールを持ってくるお客さんの笑顔がまぶしかったです。
買うのでは得られない満足感もあるんでしょうね。
やっぱり、来春は私もお皿を頑張ろうかと(笑)
そうなんですよ、主婦の助け合い精神というか、足りないところを補い合う気持ちがいいですね。
私も、してもらうだけでなく、誰かにお返ししていかないと。
ブログ拝見しました。
真保さんの『デパートに行こう』は私も読みましたよ。
真保さんは、『追伸』もよかったです。
また遊びに行きますね。
はい、松たか子さんは私も好きです。
意外といたずら好きなんですってね。
パンの売り上げにも貢献しているんじゃないでしょうか。
きっと、片割れ月さんちには、もっとたくさんのお皿があるんでしょうね。
奥様がお好きなのかも。
最近の、のっぺりした平皿も使いやすそうです。
ラップがかかりにくいところが難点ですが。
あの白い皿は全部ヤマザキのか…^ロ^;
俺も一度写真にアップしたら先生にヤマザキの皿と指摘された…(笑) それくらい見たらすぐわかるんやね(爆)
しかし、一枚の皿を貰うのにいくらのパン喰ってんのか…( ̄~ ̄)ξ
知り合いとかに「もし気が付いたらシールを取っておいて!」なんて頼んでおいたとしても、取っておいてくれた試しは無かったよ。逆に、自分が頼まれた時は紙に書いて覚えたりして取っておいてやるのに…。まぁ、みんな得をしない事には消極的だからねぇ。
あっ、話が逸れてしまった。(^^;)
食パンの耳って、何故か食べるのが面倒くさいね。昔、庭の池にに鯉がいた頃は、ちぎって鯉に与えていたよ。
でも、シールを集めたてお皿をもらったことは
子供が生まれて以来、ありません。
なんか面倒になってしまって・・・(汗)
去年、心機一転「たまには集めてみるか!」
と思い立ち、
某コンビニ系のパンシールを頑張って集めて、台紙に貼って、後はお店で交換するだけ。っていう状態までいったのに、
とうとうお店に行かず・・・
結局ゴミと化してしまいました~。
あ~、なさけない・・・。
長い間続くにはそれなりの理由がありますね。読んでいたらお皿が欲しくなりました(笑)
http://blogs.yahoo.co.jp/mmmhtt6/folder/602905.html?m=lc&p=2
・・・ついてきません↓
わが家もパン党は私のみ。 お皿コレクションは諦めてます。
スーパーの抽選補助券は、半端があると、最終日に声かけしたりします。
ミスドのグッズとかも、譲り合ったり。
この 主婦ならではの美風、男には分らないでしょうね。
誰が何の目的で何時集めたのか、よく分りませんが、
おそらく数人がかりで集めたようです。
そうそう、4月は新生活スタートが関係するのか分りませんが
パンがよく売れることは知っておりました。
ちなみに松たか子さんは大好きです。(*^^*)ポッ
関係ないでしたかね。O( _ _ )o~† パタッ