リビングの網戸が破れていた。
「ありゃあ~」
我が家は築30年。確認したら、南からの直射日光が当たる網戸がもう一つ、同じように破れている。西日の当たる場所や日の当たらないところは何ともないので、日差しの破壊力を思い知らされた。しばらくはテープで応急処置をしていたが、お盆休みを機に、自分で張り替えに挑戦するぞッと決めた。
頼りになるのがこの本だ。
用意するもの、溝の掃除の仕方、ゴムを押し込む開始地点などがこと細かく書かれており、安心して「やってみよう」という気持ちになれる。ホームセンターの動画も見たが、ここまで親切な説明ではなかった。DIYの知識が乏しい者にとってはありがたい一冊だ。
まずは網や押さえゴムの購入から始める。網目の細かさには種類があるが、26mmというスタンダードなものを選んだ。少しでも明るい色がいいので、黒ではなくグレー。
中にはディズニーの可愛らしい網もあった。
好きな方は、破れていなくても張り替えちゃったりして~!
押さえゴムは太さが重要らしい。2.8mmから6.8mmまでのバリエーションがあるので、細すぎると網が浮き、太すぎると溝に入らない。面倒がらずに、今使っている押さえゴムのサイズを測って、フィットするものを注文する必要がある。我が家のサイズは4.5mmであった。
あとはゴムを溝に押し込むローラーを買い、道具は揃った。
問題は作業場所をどこにするかである。あまりに暑いため、室内に段ボールや新聞紙をつなげて網戸を置き、冷房をつけて取り掛かったが、これで正解だったようだ。初心者ということもあり、わずか2枚の張り替えに2時間もかかった。暑い屋外で作業していたら、具合が悪くなっていたかもしれない。
まずは、押さえゴムを外し、溝やフレームの掃除をする。我が家では全然していなかったので、網から白い粉が落ちてきたのにはビックリした。年に1回は洗わなくてはと反省する。
次に網を張る場所を決める。ここで大事なのは、網目がまっすぐになることと書いてあった。しかし、老眼だと網目がよく見えない。勘でやったら、案の定曲がっていた。プロはコツをつかんでいるんだろうな。教えてほしい~!
網を仮止めする。外した押さえゴムを短く切って上部に押し込み、ずれないように固定した。クリップ等も売られているが、この方法で十分と感じる。
新しい押さえゴムは7m。
ねじれないように注意し、網がたるまないように引っ張りながら、これをローラーで押し込んだ。右利きの人は、左下から始めて時計回りにグルッと一周するのがセオリーとあった。
「あはは、楽しい」
この作業が一番面白くてやりがいにつながる。結構、力がいるが、目の前で網戸が形になっていくので、達成感がものすごい。「やった~、できた!」を最も実感する過程であろう。一周したらゴムを切って見えないように処理した。
最後に、周囲の網をカットして仕上げとなる。
ところが、これがかなりイライラする作業であった。網がまっすぐ張れている場所は、テケテケテケとカッターが動き、なんの苦労もないのだが、曲がっている場所はカッターが引っかかり、「カクカク」と抵抗を受けて止まる。余計な時間がかかるし、キレイにカットできず、美しくならないところがストレスだった。網戸の専用カッターも売られていたけれど、買えばよかったのだろうか。クソッ。
細かいことはさておき、完成すると新品のように見え、素人としては胸を張って「合格」と言いたい。
あと30年はオーケーでしょ。
エッセイ・随筆ランキング
↑
クリックしてくださるとウレシイです♪
※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
「ありゃあ~」
我が家は築30年。確認したら、南からの直射日光が当たる網戸がもう一つ、同じように破れている。西日の当たる場所や日の当たらないところは何ともないので、日差しの破壊力を思い知らされた。しばらくはテープで応急処置をしていたが、お盆休みを機に、自分で張り替えに挑戦するぞッと決めた。
頼りになるのがこの本だ。
用意するもの、溝の掃除の仕方、ゴムを押し込む開始地点などがこと細かく書かれており、安心して「やってみよう」という気持ちになれる。ホームセンターの動画も見たが、ここまで親切な説明ではなかった。DIYの知識が乏しい者にとってはありがたい一冊だ。
まずは網や押さえゴムの購入から始める。網目の細かさには種類があるが、26mmというスタンダードなものを選んだ。少しでも明るい色がいいので、黒ではなくグレー。
中にはディズニーの可愛らしい網もあった。
好きな方は、破れていなくても張り替えちゃったりして~!
押さえゴムは太さが重要らしい。2.8mmから6.8mmまでのバリエーションがあるので、細すぎると網が浮き、太すぎると溝に入らない。面倒がらずに、今使っている押さえゴムのサイズを測って、フィットするものを注文する必要がある。我が家のサイズは4.5mmであった。
あとはゴムを溝に押し込むローラーを買い、道具は揃った。
問題は作業場所をどこにするかである。あまりに暑いため、室内に段ボールや新聞紙をつなげて網戸を置き、冷房をつけて取り掛かったが、これで正解だったようだ。初心者ということもあり、わずか2枚の張り替えに2時間もかかった。暑い屋外で作業していたら、具合が悪くなっていたかもしれない。
まずは、押さえゴムを外し、溝やフレームの掃除をする。我が家では全然していなかったので、網から白い粉が落ちてきたのにはビックリした。年に1回は洗わなくてはと反省する。
次に網を張る場所を決める。ここで大事なのは、網目がまっすぐになることと書いてあった。しかし、老眼だと網目がよく見えない。勘でやったら、案の定曲がっていた。プロはコツをつかんでいるんだろうな。教えてほしい~!
網を仮止めする。外した押さえゴムを短く切って上部に押し込み、ずれないように固定した。クリップ等も売られているが、この方法で十分と感じる。
新しい押さえゴムは7m。
ねじれないように注意し、網がたるまないように引っ張りながら、これをローラーで押し込んだ。右利きの人は、左下から始めて時計回りにグルッと一周するのがセオリーとあった。
「あはは、楽しい」
この作業が一番面白くてやりがいにつながる。結構、力がいるが、目の前で網戸が形になっていくので、達成感がものすごい。「やった~、できた!」を最も実感する過程であろう。一周したらゴムを切って見えないように処理した。
最後に、周囲の網をカットして仕上げとなる。
ところが、これがかなりイライラする作業であった。網がまっすぐ張れている場所は、テケテケテケとカッターが動き、なんの苦労もないのだが、曲がっている場所はカッターが引っかかり、「カクカク」と抵抗を受けて止まる。余計な時間がかかるし、キレイにカットできず、美しくならないところがストレスだった。網戸の専用カッターも売られていたけれど、買えばよかったのだろうか。クソッ。
細かいことはさておき、完成すると新品のように見え、素人としては胸を張って「合格」と言いたい。
あと30年はオーケーでしょ。
エッセイ・随筆ランキング
↑
クリックしてくださるとウレシイです♪
※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
えーっ、500円?
新しい網とゴムだけでも555円でした(笑)
ご近所価格なんじゃないの~?
障子は実家にいたとき手伝っていたけど、今の家にはないのでやり方を忘れてしまったかも。
父が網戸の張り替えをしていたことを思い出します。
カットした網から糸がたくさん出ていたから、曲がっていたんじゃないかな。
主人いつしてくれるんだろう。
先生網の貼り方上手~
この記事を機会に...いやせめて涼しくなってからにします~
ところで今年は蚊が少ないですよね
この作業は几帳面な方に向いていると思いました。
網がまっすぐになるまで、根気よくセッティングできる粘り強さが私にあればなぁ。
御主人がこのタイプなら、売り物よりも素晴らしい網戸ができちゃうかも~!
頑張りました。ありがとうございます。
今は蚊が活動しづらい気温なのではないでしょうか。
涼しくなったら、ワンワンたかってきそうです。
私は蚊に刺されたくないので、暑いときに作業する方を選びました。
名ギタリスト・ZUYAさんは手先が器用なので、きっと精度の高い網戸ができるんじゃないでしょうか。
破れていない網戸の掃除をしなくてはと思いました。
うちはオットがしてくれるので、ありがたいです。
やっぱり日当たりのいい方は、痛みますよね。
30年補償とは、すごいお値打ちです。
御主人、活躍されていますね。
うちの場合、壊すことはあっても修理なんてとてもとても。
料理をすれば焦がすし、買い物すれば無駄遣い。
蚊やGが出ても捕獲できずに逃げられます。
得意なことがあるのかしら……。
あと3枚分張り替えられるのですが、破れていないみたいです。キイッ!