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新・悟りを求めて~

自由が故に退屈化し得る現代社会での日々へ、
新たな刺激を与えるべく、新たにブログ開設を…

感情について~

2020-11-29 11:18:28 | 想いのままに…

感情について…


「転写ブログ」から、以下のような思いに至った。


感情の原点は、「安心・不安」。
安心が「快」なら、不安は「不快」。
不安が「快」なら、安心は「不快」となろう。

もしかして、人によっては、不安も安心も「快」かも…
不安の安心も生きているから生じるモノだから、
どのような状態でも、生きている事を喜び得る人なら、
安心も不安も全て「快」なのかも…!?



また、「転写ブログ」では、感情は四つ、
<「怒り」「悲しみ」「不安」「喜び」>と書かれている。
でも、普通は「喜怒哀楽」の四つであるが…
この違いは?それはそれとして…

「感情」をその「感情」として素直に味わい感じる事の大切さ!
それには同感である。


悲しみを悲しみとして、悲しむ事。
「肉親の死を悲しむ」とは、「肉親の死を事実」として認識する事・
悲しめないのは、事実を事実として認められない…
その悲しみ・大きな感情に耐えられないから、なのだろうか?


怒りを怒りとして認識できないのは、
怒りを感じる自分を受け入れられない・認められないから

思いっ切り怒り・悲しむ事が出来るとは、
その怒る・悲しむ事実を認め・受け入れる、という事。

肉親を亡くして、悲しんでいる時、
肉親がいなくなった事実に悲しんでいる。
そんな境遇になった自分に悲しんでいる。


感情の二重性、
外界・客観的な事実に対してのモノ、
内界・主観的な事実に対してのモノ。




肉親の死は~
外界=その肉親に会えなくなった変化した事実。
内界=認識内の今までの肉親の想い出・変化しない事実。

変化した外界に対して変化していない内界。
このギャップに悲しんでいる。


イジメっ子が転校した時~
イジメっ子がいなくなった現在・変化した外界。
イジメっ子に苛められた過去・変化しない内界。
このギャップに喜んでいる。





感情とは、
変化した外界と変化しない内界のギャップで
生じるモノ、と言えるのだろう。

ならば、虐待している親が亡くなった時、
親がいなくなった事は悲しい。
でも、虐待がなくなった事は嬉しい。

親の存在は「快」であったが、
親の行為は「不快」であった。

親の存在・実体の消滅への感情は悲しみ、
親の行為・機能の停止への感情は喜び。
という事だろう。

この場合の外界と内界のギャップとは、
親の行為の二重性であろう。

それは、児童虐待している親であっても、
そこには、その親なりの子への愛情がある。
周囲からは虐待と思うる行為にも、その愛情は存在している。

従って、子供もそんな親の愛情を敏感に感じている、のだろう。
だから、外界の変化・実体の消滅は、
虐待行為・不快の消滅であり、
愛情行為・快の消滅でもある。

このように、その感情は、
その時々の人間の、その事実に対しての
個性・個別的な認識によって異なるモノ。


人間の身体・実体は、五体一つでも、
人間の行為・機能は、自在に変化させ得る。

結果的に実体の変化・消滅への感情は、
それぞれの機能の変化・消滅への感情であり、
一つの実体なのに、
そこには多くの感情が生じ得る、のだろう。



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~転写ブログ~

2020-11-28 11:19:58 | 感情

~転写ブログ~


以下の記述に感動したので、転写させて頂いた。


………転写開始………


2020年2月19日 今泉智樹カウンセリング
人間の感情には4つの種類がある!(感情の種類と役割とは?)
人間の感情には4つの種類がある!(感情の種類と役割とは?) 一般社団法人 日本こころカウンセリング協会 (japan-kokoro.com)

こんにちは、心理カウンセラーの今泉智樹です。
今、カウンセリングでいろんな方とお話しさせていただいておりますが、その多くの人が自分の感情を押し殺して生きておられます。
腹が立っても、苦しくても、悲しくても、怖くても…
自分の感情を表に出さない。。
そして、感情を押し殺すから苦しくなってくる。。。

目次 [とじる]
• 僕たちの基本的感情は4つあると言われています。
• 感情を表に出せない理由
• 本物の感情と偽物の感情
• 本物の感情は問題を完結する機能を持っている。
• なぜ、感情が起こって来るのか?
• 感情はあなたの人生を左右するナビゲーション!
o 自分の感情がわからない時の対処法
• 人間の感情には4つの種類がある!(感情の種類と役割とは?) まとめ
僕たちの基本的感情は4つあると言われています。
4つの感情わかりますか?
その4つとは
「怒り」「悲しみ」「不安」「喜び」です。
この4つしかないんです。
でも、この中でも「怒り」は第二感情と呼ばれています。

あなたが怒りを覚えた時のことをちょっと思い出してみてください。
頭にくる!そう思ったあの時、確かに、あなたは怒っていたと思います。
でも、それは、本物の感情ではありません。
怒りの下には必ず別の感情が隠れているんです。
でも、それに気づかず、もともとの感情を押し殺して怒りでごまかしてしまう。
多くの人が、幼いころから本当の感情を味わうことなく大人になっています。
感情を表に出せない理由
今、感情を表に出せない。感情をコントロールできないという人の多くが、幼い頃、きちんと感情を感じることを禁じられて大人になりました。

こわいよ~と恐れを口に出した時、あなたのお父さんやお母さんは何と言いましたか?
「こわくないよ」「大丈夫だよ」と恐れの感情を否定されてきませんでしたか?

あなたが、悲しい…と泣いている時
「いつまでも泣くんじゃない」と叱られませんでしたか?

やったーと喜んでいる時
「そのぐらいのことで喜んでるんじゃないよ。」と逆に怒られた経験はありませんか?

こうして、僕たちは本当の感情に一生懸命ふたをしてきました。
ずっとふた蓋をしてきたことで、本物の感情を感じることができなくなってしまっているのです。

本物の感情と偽物の感情
最初にお伝えしましたが、僕らの感情には「悲しみ」「怒り」「恐れ」「喜び」という4つの感情があります。

この4つの感情をきちんと感じることができる人はそんなに悩むことはありません。

悲しい時に悲しみをしっかりと味わえば、いつの間にかその感情は小さくなっていく。
腹が立つときに、しっかりと怒りを出すことができれば、そんなに長く怒っていることはできません。
恐い時に恐いと感じることができたら…

でも、多くの人は幼い頃に家族や友達など身近な人との暮らしの中で、ほめられたり怒られたりすることで「本物の感情」を常に別の「代用感情」(ニセモノの感情)で置き換えてしまうことを習慣化してしまいます。

例えば、幼い頃に「怒り」をストレートに表現することを禁じられ、
「怒り」を感じた時に「泣く」ことを習慣化してしまったり(本来は「悲しみ」の表現)

男なんだからと言われ「恐れ」を表現することを奨励されない環境に育つことで、常に「ヘラヘラ笑い」を浮かべてしまうようになったり。。(笑い自体は本来「喜び」の表現)

こうして本当に感じたい感情をしっかりと味わうことができないとずっと心の中にたまっていくんです。

たまってたまっていつか爆発すると体調を崩したり…
本物の感情は問題を完結する機能を持っている。
多くの人が、本物の感情を感じないようにしていますが、実は、本物の感情には、「問題を完結する。」という特別な機能があります。

悲しみという感情は、過去の問題への訣別するための感情です。
怒りという感情は現在の問題の解決するために感じる感情です。
恐れは未来に起こり得る問題の回避のための感情です。
喜びは今この状態が変化する必要のないことの合図です。

その時、その時しっかりと本物の感情を感じていく。それが大切なんです。

なぜ、感情が起こって来るのか?
なぜ、感情が起こるのか?ご存知ですか。
ちょっと、自分の感情が動いた時を思い出してみてください。
嬉しかった時、悲しかった時、怖かった時、腹が立った時。そこでは必ず何か出来事があったはずです。
僕らの感情はその出来事に左右される。
でも、できごとに応じて感情が決まっているわけではありません。同じ出来事が起こっても湧き上がる感情は、人それぞれ違うんです。

例えば、彼氏に別れを告げられたとします。。
あなたならどういう感情が湧き上がってきそうですか?

「なんでそんなこと言うの。。」と悲しみの感情が湧き上がるかもしれません。
でも、人によっては、「ちょうど私もそろそろ…と思っていたから良かった。」と喜びの感情が湧く人もいるかもしれない。
「こいつ何言ってんだ!」と怒りの感情が湧き上がるかもしれません。
「これから一人で生きていくなんて、どうしたらいいんだ。」と恐怖心が湧いて来るかもしれない。。
なぜ、こうして一人一人感じる感情が違うのか?
それは、これまで生きてきた経験が違うからです。

僕らは過去の経験から、自分の中にいろんなルールを作り生きています。。
「こうあるべきだ」「こうしなければならない」「これはいる。これはいらない。」などなど
この自分の中にあるルールが自分の感情を決めているのです。

感情はあなたの人生を左右するナビゲーション!
こうして、いろんな出来事に対して、人それぞれいろいろな感情を感じます。
ルールに基づいて湧き上がる感情ですが、実はその感情を作る自分のルールは自分では普段感じることができません。
自分の中で当たり前になってしまっていますから、無意識のうちにその感情を感じるようになっているのです。
だから、感情が湧き上がってきた時こそ、普段は気づけないルールに気づくチャンスでもあるんです。
自分の中にどんな固定観念(自分のルール)があるのか?実は、僕らの感情はいつもそれを教えてくれている。。

「なぜ私は今こんな感情になっているのか?」感情が動いた時、そう自分に問いかけてみてください。
すると、「だって…」とすぐにその理由が見つかるはずです。
そして、湧き上がったルールを疑ってみるのです。
本当にそうなのだろうか?そうやって自分に問いかけていくと、子供の時に親から言われたことを単純に信じている自分や、さまざまな経験からそう思い込んでしまっている自分がそこにいるはずです。

そして、もう一度自分に問いかけ直すんです。
「本当はどうしたいの?」
するとそこに本当に自分が求めているものが見つかるのです。

自分の感情がわからない時の対処法

でも、カウンセリングに来るクライアントさんの中には、自分の感情がよくわからない。
そんな人も多いのです。

もし、「今の自分の感情がわからない。」そんな人はこう言ってみてください。
「私は腹が立つ」
「私は怖い」
「私は悲しい」
言ってみて一番しっくりする感情。
それが、あなたが今感じるべき感情なのです。

感情を抑えると本来、しっかりと感じることが出来れば消えていくはずの感情がいつまでも残ってしまいます。

本当の感情を感じることが出来ないと、いつまでも心の中で本物の感情が暴れ続けます。
逆に、自分の感情をありのままに感じていいと自分を許すことが出来れば、必ず自分自身が癒されていくんです。


人間の感情には4つの種類がある!(感情の種類と役割とは?) まとめ
ここまで感情についていろいろ書いてきましたが、多くの人が自分の感情をコントロールしようと考えています。
例えば、ネガティブな感情が湧き上がった時、それではダメだと一生懸命ポジティブに考えようとがんばる。。
でも、それは、自分自身から湧き上がる感情を否定していると言うことになります。
そんな感情を感じてはダメ!そうやってまた本当の感情を感じないようにしてしまう。

僕らの感情には良いも悪いもありません。
ただ、そう感じているだけ。だから、僕らにできることはただただ、その感情を味わうことです。
そして、自分に問いかけ、本当になりたい自分を作っていく。

親から引き継いだ様々なルール。そのルールによって今のあなたの現実は作られているのです。
だから、もし、今の現実を変えたい。そう思うのであれば、この感情というナビゲーションシステムを使って、本当の自分を見つけていくんです。
どんなに小さなことでも自分に素直になり、その瞬間瞬間を大切に生きていく。
それができた時、あなたの人生で起こる出来事が変わってきます。

さあ、今日もなりたい自分になるために、感情というナビゲーションシステムを使い、最高の1日にして行きましょう。
必ずあなたにならできるから(^^)/

それでは、今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
今日も笑顔いっぱいの一日になりますように。
………転写終了………



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気分・気持ち・感情……

2020-11-28 10:53:34 | 言葉・概念

以下は、それぞれの引用である。



気分と感情の違いが分かれば、メンタルが強くなる!? [メンタル ...
https://allabout.co.jp/gm/gc/460261


………中略………
自分が感じるのが「気分」、他人の目に映るのが「感情」
気分(ムード、mood)と感情(アフェクト、affect)という、2つの語は日常用語としては同じような言葉かもしれません。しかし、この2つの語が精神医学の用語として用いられる場合は、はっきりと分けられます。

気分(ムード)という語は、自身の気持ちの状態を自身が評価した時の言葉です。一方、感情(アフェクト)という語は、気持ちの状態を評価するのは自分ではなく他人、すなわち、他人の目に映る自分の気持ちの状態を表わします。

………後略………






言葉の違い 「気持ち」vs「気分」|日本語教師のまる得
https://blognihongo.com/word_difference/kimochi_kibun

気持ち
………前略………
気持ち―
1.物事に接したときに心にいだく感情や考え方。
2.ある物事に接したときに生じる心の状態。気分。感じ。
3.(副詞的に用いて)ほんのわずか。
からだの状態から生じる快・不快の感じ。気分。

気分―
1.ある状況によってもたらされる、その時の心持ち。
2.その場の雰囲気 (ふんいき) 。趣。
からだの状態によって生じる気持ち。

気―
生命・意識・心などの状態や働き。

これに「持」と「分」が結びつくとどのような違いがあるのかを以下のようにまとめてみます。
「気持ち」・・・気を持っていること。意識の働きを持ち、積極的な心持ち。
「気分」・・・気が分かれていること。気が分散的で、一時的な心持ち。
それぞれの漢字からこのような意味が感じ取れます。
「気持ち」は具体的な意志や希望まで表すことができ、
一時的ではなくよく考えたことにも使うことができます。

………後略……




「感情」と「気分」の違いとは何でしょうか?「氷山理論」で ..
https://www.treponte.jp/kodawari2013/04.html



気分を言語化できる力


「感情」と「気分」の違いとは何でしょうか?「氷山理論」で考えてみましょう。



私たち心は、ほとんど無意識の中にあるといわれています。「気分」とは非言語の状態で、おおざっぱな「快・不快」と考えられます。「なんとなくイヤ」「なんかひどい気分」という感じです。それを無意識の領域に位置づけます。

そのあいまいな「気分」を言語化すると、「感情」として意識できます。もちろん、感情のコントロールはとても難しいことですが、まずはその感情を認識できないと話は進みません。感情のコントロールの前提が「気分の言語化」なのです。

けんかが起こったとき、ただ行為のみを止めても気持ちの処理は宙ぶらりんです。そんなときは相手の気持ちを代弁してあげて、感情の処理方法を手伝ってあげます。こうしたことを私たちの園では行っています。「相手の気持ちをくむ」ということはコミュニケーションの基本なのです。

例えば、友だちに叩かれて泣いていたA君との会話。


A君(泣きながら寄って来て)「Bちゃんがたたいたの…」
先生「そうなんだ。たたかれてイヤだったのね?」
A君「うん、イヤだった!」
先生「悲しくなっちゃったのね?」
A君「うん、かなしい!」(ほどなくして泣き止む)

「なぜ?」「どうしたの?」とけんかの原因を追究する前にやるべきことがあります。まず、今のA君の感情を受け止めてあげる。言葉で代弁してあげる。感情の高ぶりは、受け入れられると静まります。問題への対処はその後です。

自分の気持ちを言葉にすることで、「たたくのイヤだからやめて!」と表現することも覚えます。

本当のコミュニケーションとは、知識 のやりとりではなく、感情のやりとりです。私たちは感情をうまく伝えられず、あるいは、感情をうまく受け止められず苦しみます。

特にけんかが起こったときなどは、感情と感情がぶつかり合い、興奮は頂点に達します。これをチャンスととらえ、感情の処理をお手伝いします。自分の感情を認識し、コントロールすることは、今後の人間関係において、最も大切なことになるでしょう。




上記の引用から~


>気分(ムード)という語は、自身の気持ちの状態を自身が評価した時の言葉です。一方、感情(アフェクト)という語は、気持ちの状態を評価するのは自分ではなく他人、すなわち、他人の目に映る自分の気持ちの状態を表わします。」

>そのあいまいな「気分」を言語化すると、「感情」として意識できます。」

>「気持ち」・・・気を持っていること。意識の働きを持ち、積極的な心持ち。
>「気分」・・・気が分かれていること。気が分散的で、一時的な心持ち。

以下のように纏められる。

「気分」とは、アバウトな「快・不快」というモノ。
「気持ち」とは、その「気分」を積極的に持とうするコト。
「感情」とは、「気分」を意識・言語化したモノ。




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本音と建て前について…

2020-11-25 15:53:09 | 言葉・概念

本音と建て前について…


「本音」と「建前」の違い~建前=ウソではない!
https://news.1242.com/article/163614

『本音』と『建前』の意味を調べますと、『本音』は“本心から出た言葉。本当の心。真実の気持ち”。『建前』は“基本となる方針や原則。表向きの考え”とあります。
ところが建前は“表向きの考え”であって“本心・本音”でないということから、“建前=ウソ”と思われている方、結構多いそうです。
また本音ではなく、建前で言ったことによって、相手にウソをついた気分になる…という方もいらっしゃるそうです。
確かに『ウソ』という言葉を調べますと、“事実でないこと。人をだますために言う、事実とは違う言葉”または“適切でないこと。望ましくないこと”とあります。
そんなところから“本音は本当のことで、建前はウソをつくこと。もしくは上辺だけのこと”と解釈されることがあるそうです。
しかし『建前』と『ウソ』は、実際には違うものです。
その理由として、ウソは“自分の利益になること、あるいは自分が損をしないために、人をおとしいれるために使われるもの”。
それに対して建前は“自分と相手との考えの違いを、相手を不愉快にさせずに伝えるために使われるもの”とされています。
つまり、そもそもの“目的”が違う…ということです。人間関係を上手に保つためにも、建前は必要とされています。



上記の記述を参考に私なりに
「本音と建て前」を考えてみた。



「本音」が、個人的立場での認識とするなら、
「建て前」とは、社会的立場での認識となろう。

自分勝手な我儘な息子への感情・考えが「本音」なら、
父親の立場での息子への感情・考えが「建て前」となろう。


自分勝手な我儘な仕事への思い・願望が「本音」なら、
社員としての仕事への思い・責任は「建て前」となろう。

個人的な感情・思い・考え方…が「本音」なら、
集団の一員としての思い・考え方…が「建て前」となろう。

本音と建て前は、両方とも人間にとって必要なモノであり、
この二つを納得しつつ両立させる事が大切であろう。

本音は自由である。
建て前は不自由だ。


個人的本音そのままの自由な行動を否定して、
個人としては不自由な社会人としての建て前を体得できたなら、
「建て前」が社会人としての「本音」となろう。


そこに個人的立場と社会的立場での異なった二つの「本音」が生まれる。
空手家が必殺の技を体得した時、その必殺技は一つである。
それでも、必殺的に使える事もあれば、撫でる程度での使用も可能。
その違いは、技に込められた思い認識であろう。


また、本音が認識なら、建て前は行動様式、となろうか。
本音は自由でよいが、建て前は不自由である。

自由自在に認識しても、行動を自由自在には至難であろう。
ここに自由な行動を否定しての、
不自由な行動様式の体得が求められる。

「本音と建て前」という言葉には、
よい響きがないが…
本当にそうなのだろうか?






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思いの言語化

2020-11-04 11:01:42 | 想いのままに…
思いの言語化


この思いの始まりは、「全ては疑いうる」だった。
そして、その到達点は、「我思う故に我あり」。

そこから「我思う故に我あり」は、人間が生きる事であり、
それこそが哲学の始まりである、という思いが始まる…

「我思う故に我あり」に至る過程とは、
「全ては疑いうる」という思いで、
「全ては疑いうる」という思いを疑う事になり…

何が何だか…収集不能になっている事態の解決の為に、
全てを疑っている己の思いが、今ここに存在している事は、
「疑いもない事実」=「我思う故に我あり」となった。


「我思う故に我あり」が哲学の始まりとしたのか?


そもそも…確かに、この記事の始まりは「全ては疑いうる」だったが…
この始まりの前には、疑うも信じる認識できない状態が長く続いたのであろう。
しかし、それは、その状態を自覚でき難い状態でもある。


幼子・子供は、大人の言う事が正しいモノと認識して生きている。
それは、「信じる」という自覚なく、その通りだと思っている。
より正確には、「本当だと思う事も思っていない・思えない」で
「その通り」問題なく進める認識・状態。


そんな無自覚に大人の言葉を本当だと思える時代が続いて、
だんだん、本当とは、言葉と現実・事実の一致だと思えるようになっていく。
そして、その言葉と事実・現実の一致の確認へと進めるようになっていける。


しかし…そこに問題が~

例えば~
ある人・Aが「幽霊を見た!」と言ったとする。
でも、幽霊の存在を信じない人・Bなら、
「それは嘘!」と決めつけBの言葉を信じないだろう。

しかし、Aが幽霊を見たと信じて思っている事は事実である。
それは、Bからすれば幽霊とは思えない「何かをAが見た」、という事実である。


「全ては疑いうる」が、同時に
「全ては信じうる」でもある。


全ての言葉は、
その言葉を発している当人には「信じうる」モノ、
それでも、他人からすれば「疑いうる」モノ。


全てを疑ってしまう人間が、
疑いなく信じられる全てを
求めている過程が哲学なのだろう。


疑いを抱かずに、
確信可能な~全てとは?疑うとは?信じるとは?本当とは?虚偽とは?自分とは?他人とは?






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