ポチの女房

専業主婦のつぶやき

エール 雑感

2020-11-28 21:55:00 | エール
音楽を土台にした朝ドラ『エール』。
脚本が途中降板という話しを聞いて、不安になりながらのドラマ開始。
第1回は、度肝を抜かれました。
子ども時代は、子役たちの演技力が素晴らしく、感動の連続。
歌の力を感じました。
脚本が交代した頃から、何人かの脚本家のリレーになった頃から、キャラ変とかあって、違和感がある週もありました。
そう思っていたら、突然の放送中断。
再放送が放送されました。再放送も、楽しめました。
放送再開され、本当に嬉しかったです。
このドラマは、面白い週とそうでない週とが、極端でした。それぞれの脚本家チェックは、していませんが。
感動した週は、いずれも主人公裕一が曲づくりをする週でした。
『紺碧の空』『栄冠は君に輝く』の週が、秀逸でした。
『長崎の鐘』について、予定通り1週間時間をさけたら、良かったのにと思いました。

出演者の方々の演技力が、素晴らしかったと思います。
主演の二人をはじめ、脇を固めた方々も。
歌を吹き替えではなく、本人が歌っているのも良かったです。
演奏も本人で、というのは、なかなかできることではありません。
俳優さんたちの努力のたまものだと思います。

Yahoo!で、古関さんの史実とドラマ『エール』の対比しているエッセイがあり、読んでいました。
ドキュメンタリーではないので、史実通りにしなければならないとは思っていません。
が、史実通りにした方が良かったのではと思ったのは、2点。
1点は、古関さんの奥さんである金子さん、ドラマでは、音が舞台を諦めると言うことになっていましたが、オペラの舞台にたって、活躍されているのです。
史実通りに、舞台で音が活躍する姿というのが、良かったと思いました。
もう1点は、古関さんには、三人の子どもさんがいて、長男さんは、音楽の道に進もうとしていたとか。
そういう設定だと親子の葛藤とか描けて面白かったのではないかと。ただ、長男さんがご存命なので、それは、拒否されたのかもしれないとも思いました。

『エール』は、古関さんや古賀さんなど、有名な歌謡曲を本物の歌手の人たちが歌ってくれて、それだけでも、良かったなと思いました。
コロナウイルスの世の中、たくさんのエールをもらいました。
感謝です。
最終回に行われたコンサートの拡大版とかしないかな。
『エール』で歌われたCDとか、でないかな。
スピンオフとかで、梅夫婦のその後とか知りたいです。

余談ですが、リアル古関さんをテレビで見ていたのは、『家族対抗歌合戦』の審査員でした。
その方が、まさか、甲子園の曲やオリンピックマーチをつくられた方だとは、知りませんでした。
他にもモスラの曲や君の名はなど。
才能あふれる方だったのだなあと思います。