沖縄返還50周年記念作品です。
沖縄を舞台とするのは、『ちゅらさん』以来。
主演は、オーディションなしの黒島結菜さん。脚本は、『マッサン』の羽原大介さん。
期待しかありませんでした。
稲垣来泉ちゃんが、ヒロインの子役ともう万全ではなかったでしょうか。
最初不安になったのは、父親が亡くなって、人減らしのために、暢子がバスに乗って、バスを降りて、行かなくなったところから。
その後、借金はどうなったのかふれられず、ヒロインたちは無事に成長しました。しかも、そんなにお金に苦労しているとは思えません。
賢秀のだめっぷりも、度を超していて何度も唖然としました。
最後の方で、キャラ変しましたが。
4姉弟を描くということで、ヒロインが上京しても、ヒロインのみの回は少なくて、ドラマとして中途半端だったと思います。
結局、暢子がなぜイタリア料理の修業をしたのかは不明でした。
しかも、トントン拍子すぎました。
一番不快だったのは、愛との三角関係。
愛には何の瑕疵もないのに、ふられしまった件。
愛は、今作で唯一応援できるキャラでした。退場後は、何も描かれずでした。
ヒロインの暢子に共感ができず、応援できなかったのが、本当に残念でした。
困難にめげず頑張るヒロイン、ありきたりでもいいので、そんなヒロインを描いて欲しかったと思います。
ツッコミどころが満載過ぎて、途中でーじいいねも書けないほどになりました。
どうしてそうなってしまったのでしょうか?
モデルがあるわけではないので、お話は自由につくれたはずなのに。
出演されている俳優さんたち、皆、好きだったので、こんな役は、お気の毒とずっと思っていました。
俳優さんたちにとって、黒歴史にならなければよいのですが。
主題歌は、とても好きでした。
沖縄らしくほのぼのと。
いろいろと酷評しましたが、入院中、テレビ番組で真っ先にみたのが、今作でした。心のよりどころであり続けたドラマではあったのだと思いました。
朝ドラは、私にとって、大切なドラマだと思いました。
良い方にとらえた感想をかけずに、すみません。
『舞いあがれ!』感想を書いていきたいと思っています。
今後ともよろしくお願いします。