しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「シークレット ウインドウ」2004米 

2006年03月08日 | 映画
湖畔に建つ別荘で仕事をする作家モート・レイニー(ジョニー・デップ)。
彼は、妻エイミーとの望まぬ離婚調停に身を削られて執筆活動も行き詰まっていた。
そんなある日、モートのもとにジョン・シューターと名乗る正体不明の男が訪ねてくる。
そしてシューターは唐突に、モートが自分の小説を盗作した、と言う。最初は全く取り合わないモート。
しかし、シューターが置いていった彼の原稿は、モートの著書“秘密の窓”と瓜二つだった。
シューターは、ラストが違うので、書き直す事を迫り、手荒な方法で脅迫まがいの事をしてくる。

スティーヴン・キングの中篇集『ランゴリアーズ』に収められた『秘密の窓、秘密の庭』の映画化。

謎の男シューターは、盗作されたと言いつつ、その要求がラストを書き直すとは何か変だと思い、その後も行動が、謎と言うより何となくしっくり来ないと思ったら、そう言う訳だったのね。
と言うストーリー。ちょっと、拍子抜けというか、逃げのストーリーの感じもする。
モートがそれほど追い詰められている様に見えないので、怖さもそれほどではない。
始めから、ボーとした感じで、最後までボーとして終わった。
最後の人物は、シューターになってしまったの?
そして、キーワードにトウモロコシが出て来るが、キングはトウモロコシ畑が怖い場所の象徴なのかな。

しかし、ジョニ-はずっと出ずっぱり。またちょっと違ったジョニ-を観るのにはいい。
へたれジョニ-も、「可愛い」とレジの女の子も言っていた。

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