「毒島刑事最後の事件」 中山七里 幻冬舎
毒島真理は警視庁捜査一課の麻生班所属の警部補。
年は麻生よりも2つ上。
昇進には興味がなく自ら現場に留まっている。
毒島は尋問力があり、検挙率は警視庁随一。
小柄で温和な顔立ちだが、1を言えば10返されるほど能弁で、だれも太刀打ち出来ない。
そして事件が起きる。
大手町ではサラリーマンが連続射殺され、出版社で爆破事件が起きる。
それぞれ犯人は逮捕されるが、毒島はその犯罪に裏がある事を突き止める。
毒島は面白いキャラクター。
この物語の1番の売りは毒島の性格なのだろう。
麻生班長他、同僚や被疑者にとっても、“優秀だが手に負えない人物”になっているのだが。
毒島が特別優秀と言うよりは、他に人が気が付かな過ぎのようだ。
犬養刑事も2年目の刑事として登場するが、何も活躍しない。
そして、毒島の考え方も、それほど軌道の逃しているとは思えない。
「教授」との対決は、まるで玉ねぎの皮を剥くように展開して行く。
それを推察するのも、それほど難しくないような気がする。
世の中で1番許せない犯罪は、他人を操り、自分は手を汚さずに罪を犯させ自分は楽しんで見ている事。
他の探偵や刑事物にも、そんな人物は登場して、もっとも卑劣な人物として書かれる。
毒島真理は警視庁捜査一課の麻生班所属の警部補。
年は麻生よりも2つ上。
昇進には興味がなく自ら現場に留まっている。
毒島は尋問力があり、検挙率は警視庁随一。
小柄で温和な顔立ちだが、1を言えば10返されるほど能弁で、だれも太刀打ち出来ない。
そして事件が起きる。
大手町ではサラリーマンが連続射殺され、出版社で爆破事件が起きる。
それぞれ犯人は逮捕されるが、毒島はその犯罪に裏がある事を突き止める。
毒島は面白いキャラクター。
この物語の1番の売りは毒島の性格なのだろう。
麻生班長他、同僚や被疑者にとっても、“優秀だが手に負えない人物”になっているのだが。
毒島が特別優秀と言うよりは、他に人が気が付かな過ぎのようだ。
犬養刑事も2年目の刑事として登場するが、何も活躍しない。
そして、毒島の考え方も、それほど軌道の逃しているとは思えない。
「教授」との対決は、まるで玉ねぎの皮を剥くように展開して行く。
それを推察するのも、それほど難しくないような気がする。
世の中で1番許せない犯罪は、他人を操り、自分は手を汚さずに罪を犯させ自分は楽しんで見ている事。
他の探偵や刑事物にも、そんな人物は登場して、もっとも卑劣な人物として書かれる。
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