しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「熱い砂 パリ~ダカール11000キロ」 岡嶋二人  

2006年12月01日 | 読書
1988年12月、パリ~ダカールラリーにパイオニア・プレス・チームとして同乗した著者の体験記。

もっとも過酷なレースとして知られている「パリダカ」。
砂漠を走る事くらいしか知らないが、これもモータースポーツのひとつなのだ。

この年、優勝したプジョー・チームの監督がジャン・トッドだったと、最後の方に名前が出て来て驚いた。
このレースの監督もしていたんだ。

とても興味深く読んだ。そして、無事に帰ってこられてよかった、と思えるほどの体験。
諸事情により、ラリーの体験というよりラリーにまつわる人々の話と言った方がいいかも知れないが、アフリカの人達の事もわかる。
アフリカの風景を見たくなる。写真でさえも雄大と感じられるが、実際に見たらまた全然感動の度合いが違うのだろう。
しかし、アフリカに行く事は絶対と言えるほどないだろうな。

来年、1月からのパリダカには、片山右京さんが参加されるとのこと。
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