しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「007 逆襲のトリガー」 アンソニー・ホロヴィッツ

2024年08月09日 | 読書
「007 逆襲のトリガー」 アンソニー・ホロヴィッツ  角川書店 
 TRIGGFR MORTIS         駒月雅子・訳

アンソニー・ホロヴィッツがイアン・フレミング財団から依頼を受けて書いた、ジェームズ・ボンドの小説。
  • 第一部 空高く 
  • 第二部 地下深く   2つに指令を受けての物語となる。
「空高く」は、ドイツのニュルブルクリンクである自動車レースで英国人ドライバー、ランシー・スミスの命をロシアが狙っていると言う。
ロシアのドライバー、ディミトロフがレースでランシー・スミスに追突する計画らしい。
それを阻止する為に、ジェームズ・ボンドのレースに出場して、ディミトロフに車をぶつける計画だ。
「地下深く」は韓国人の実業家、シン・ジェイソンが、アメリカが打ち上げようとしているロケットを失敗にさせようとしているらしい。
ボンドはアメリカに飛ぶ。




特にジェームズ・ボンドのファンではなく、小説は読んでいない。
映画は一通り見ているが、特に好きな人物でもない。
今回はアンソニー・ホロヴィッツが書いたという事で読んだのだが。
いきなり、カーレースに出走するなんてと驚いたが、これは元々はイアン・フレミングの案と言う事だった。
結構突拍子もない事をする。
ロケットに関しての方が、色々ボンドらしい感じがする。
生き埋めになった所からの脱出も、結構ドキドキしながら読めた。
地下鉄での活躍の方も凄かったが、これは無理だろうな。
でも、無理な事が可能になるのがジェームズ・ボンドだから、仕方がない。
そして、それぞれに助けてくれる女性がいるのは定番。
映画で見たボンドと違和感なかった気がする。
しかし、映画を見たのも随分前だ。
これはゴールドフィンガーのすぐ後の物語と言う事で、今までの事も幾つか書かれている。
ファンだと嬉しいのかな。

ジェフリー・ディーヴァーのボンドも読んだ。やはり作家で読んでしまう。
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